概要
『Fate/Grand Order』における期間限定イベントシリーズ。
『コハエース』『帝都聖杯奇譚』出身サーヴァントが登場するが、公式側から「コラボ」という言葉が使われたことはない。これは後述のように『FGO』のスピンアウトという背景によるものと思われる。
世界観上の位置づけ
ファミ通ウェブサイトに掲載されたFGO5周年記念インタビューにおいて、「『FGO』の中でも“セイバーウォーズ”と“ぐだぐだシリーズ”は、世界が違うんです。それ以外はなんだかんだ言ってリンクしているのですが、このふたつだけは言ってしまうと、『FGO』のスピンアウト」ときのこの口から語られている。
2021年12月1日の竹箒日記であらためて本流にあたるFate世界とぐだぐだシリーズ世界との違いが述べられた。違う部分として『信長まわりの設定(天海含む)や卑弥呼、抑止の守護者、坂本龍馬とお竜さん』の関係が挙げられた。かつてお竜さんの設定について相談された際「Fateの世界設定とは違うものだけど、その関係性は美しいのでやっちゃってOK!」と許可を出したとのこと。
第6弾「ぐだぐだ龍馬危機一髪!」で仄めかされたお竜さんの正体についても、Fate側のそれは別個に存在するという。
また、柳生但馬守宗矩が生前に聞かされた信長とこっちの信長は別人であることを明言されている。
別の期間限定イベント「いざ鎌倉にさよならを ~Little Big Tengu~」では主人公がノッブをさして「そういえば、忘れられがちだけど、ノッブはぐだぐだ時空の人だから……かな?」と述べている。
ぐだぐだシリーズのイベントを経てカルデアに召喚されたノッブや沖田さんも原典の『帝都聖杯奇譚』における第三次聖杯戦争と複数の共通点のある聖杯戦争に参戦してはいる。
本流にあたるFGO本編で登場した事例は二つ。一つ目はアプリ版第1部終章であった『冠位時間神殿ソロモン』における「廃棄孔アンドロマリウス」で七つの特異点とは違う各微小特異点という名のイベント登場サーヴァント達のオールスターでの登場。
二つ目はArcade版の第6章『騎勲渇仰遠征ロスト・エルサレム』にて、以蔵が登場した。
ぐだぐだシリーズ作品
続き物となる期間限定イベントは複数有るが、現状6作とシリーズものとしては最多。ファンからは非公式に「ぐだぐだイベント」と総称されることもある。
3作目以降は毎回CMが制作され、そこで流れる楽曲のタイトルには数字が含まれる、という共通点がある。
イベント名 | テーマ楽曲名 |
---|---|
ぐだぐだ本能寺 | なし |
ぐだぐだ明治維新 | なし |
ぐだぐだ帝都聖杯奇譚 | 二者穿一 |
オール信長総進撃_ぐだぐだファイナル本能寺2019 | 参全世界 |
ぐだぐだ邪馬台国 | 明鏡肆水 |
ぐだぐだ龍馬危機一髪! | 伍越同舟 |