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演:小倉一郎

概要

第7話と第8話で登場。身長:198cm、体重:118kg。

フクロウの特質を備えたオルフェノク

防護服を着たフクロウのような姿をしており、顔にはガスマスクの意匠がある。その為か、神経に作用する毒ガスと鉤爪を戦力としており、フクロウ同様に暗視も可能。背中にはフクロウの翼の意匠も確認できる。

吐き気を催す恩師とはまさにコイツのことで、海堂直也の音大時代の恩師である山手音楽大学の教授であったが、実はバイクに細工をして海堂に大けがを負わせて音楽の道を断つ(具体的には横転した海堂の手を車で押しつぶすというもの)など、自分より音楽の才能のあるものに対しては、様々な手を使って音楽の道を断とうと企む。しかもただ殺すだけではつまらないので、生き地獄を味わわせてやろうと考えるサディストである。イマジンヤミーがいたら即座に契約相手や宿主にされてそうな程自己中心的な人物。なお、海堂を潰した時点でオルフェノクに覚醒していたのかは不明。

また、海堂はこれらの事実を知らず、終始、(海堂にしては珍しく)畏まった態度で接していた。というのも音大生が殺された際にギターが弾けなくなっていた海堂が犯人として疑われ、(海堂が露悪的な態度を取ったせいで悪化した)諍いの仲裁をするなど海堂の前では人格者としての顔を崩さなかったのと、事件解決後に木場と結花が真相を海堂に教えなかった為。

海堂に憧れるギタリスト志望の黒田和彦(演:山本一輝)を連れ戻してくれと彼の母親に依頼されて啓太郎と共に音大を訪れていた乾巧ことファイズと戦闘になるも、毒ガスを煙幕にして逃走。

黒田和彦もまた海堂に目を掛けられるだけの才能があり、彼のバイクにも細工をしようとしたところ、長田結花に見つかり、始末しようと動くが彼女がオルフェノクとは知らないまま襲いかかり、その強さに流石に分が悪くなり撤退。最期は多くの人の夢を奪い続けたことに怒りを覚えた木場が変身したホースオルフェノクによって体育館で始末された。

劇場版ではスマートブレイン社員の変身する一般オルフェノクの一体として別個体が登場。

漫画版仮面ライダー913では

人間体は元流星塾生の男性・梅本。同じく元流星塾生の佐伯を使徒再生させた後サイドバッシャーに乗りかつての仲間を襲撃。駆けつけた仮面ライダーカイザの『カイザスラッシュ』で瞬殺された。

備考

演ずる小倉一郎氏はこれ以前には『ウルトラマンティガ』にてヤオ・ナバン博士を、555出演後は『仮面ライダーウィザード』にて達郎の育った孤児院の園長役を務めた。いずれも音大教授とは異なる人格者ばかりである。