プロフィール
血統背景
母シェリルは言わずと知れたメジロ牧場の基礎牝馬である。兄は1982年の天皇賞(秋)を制し種牡馬としてメジロマックイーンを送り出したメジロティターン、姉はメジロライアンと1988年の日経賞を制したメジロフルマーの母メジロチェイサーというド良血馬である。90世代のメジロ軍団の中で最も期待されていたのが本馬だった。この年のメジロ牧場の牡馬にはアメリカの著名人の名前が付けられていた。マックイーン、ライアン、パーマー、そして1993年の中山大障害(春)を制したグッテン… 「ルイス」の名は当時の陸上競技の世界王者カール・ルイスから名づけられたものであった。
まさかの不幸
メジロ牧場の期待を背負ったが育成中に腰を故障してしまった。腰ふらを患ってしまったのは競走馬としては致命的だったがなんとかデビューにはこぎ着けた。
戦績
(馬齢表記は旧年齢表記)
4歳時(2戦未勝利)
デビュー戦は1990年3月3日に中山競馬場で行われたダート1800mの新馬戦だった。16頭立て6番人気で3着とまずまずの結果だった。折返しの新馬戦(芝1800m)では1番人気に押されたものの4着に終わり現役生活に幕を下ろした。
引退後
事実上「血統だけ」で種牡馬入りした。血統は良くてもそれだけで優勝劣敗の世界を乗り切れるほど甘くはなく1995年を最後に種牡馬からも引退した。産駒の大半は地方競馬でデビューしたが、そのうちの一頭モルフェシャネルはホッカイドウ競馬からJRAに移籍した初戦を勝利しクイーンカップ、フラワーカップ、4歳牝馬特別(現フローラステークス)に出走した。
関連項目
メジロ牧場の同期馬
関連タグ