ドスジャギィとは「モンスターハンター」シリーズに登場するモンスターの一種である。
概要
『モンスターハンター3(トライ)』(MH3)で序盤に出現する狗竜の親玉。
紫色の体毛と尻尾の両面にそれぞれ棘を持つ中型の鳥竜種。
俺の名前を言ってみろ!!とはおそらく関係…なくはないかもしれない。
別称の「狗竜」は『モンスターハンターポータブル 3rd』(MHP3)になってから定義された。
頭に付いた大きな襟巻は「王者のエリマキ」と呼ばれ、大きい襟巻程その権威の象徴となっている。
この襟巻を失うとボスの権威を失うのだが、たまに風で顔を隠してしまう。…邪魔なのでは?
おそらくMH3で最初に戦うボスモンスター。決して手強い部類ではないが、
見た目が前作までのドスランポス系に似ているため、
同じような動きだろうと予想して余裕ぶっているとかなり痛い目にあう初見殺し。
部位破壊や疲労状態、罠にかかる、縄張りで眠って体力回復など、
完全に大型モンスター扱いで、特に鳴き声で大量のジャギィやジャギィノスを呼び出し、
圧倒的な物量作戦を仕掛けてくるので、油断すると大ダメージを受けてしまうことも。
見た目や仲間呼びなどアノ人と同じく子分には恵まれている模様。
ドスジャギィ達狗竜族のテーマ曲は「孤島の簒奪者たち」(簒奪(さんだつ)。
…たとえ孤島じゃなくても。砂原でも水没林でも凍土でも火山でも渓流でも。
[nicovideo:nm8775721]
ジャギィ装備
思わせぶりな名前をしておきながら、MHP2Gのババコンガ装備のような姿ではない。
ランポス系が東洋風の防具なら、ジャギィ系は西洋風の防具。
序盤には嬉しい「攻撃力UP(小)」や「気絶確率半減」などスキルは優秀。
下位・上位ともに活躍できるが炎耐性が低いので注意。
噛ませ犬
ドスランポス系と違ってゲームのパッケージや生態ムービーにも多く出演。
さらに専用のBGMまであるなど、意外とスタッフからは優遇されている。
しかし生態ムービーでの扱いは基本的に噛ませ犬なイメージが強い。
MH3のOPムービーではアプトノスの群れを部下を引き連れて捕まえようとしていたが、
突如リオレウスが乱入してアプトノスを横取り、部下共々応戦するも火炎で押し負け、
さらに海中からラギアクルスまで出現したため結局餌を取れずじまいだった。
そしてボルボロスの生態ムービーでも登場。砂原の沼地で給水していたアプトノスを
狙ったが土砂竜の縄張りとは知らなかったため、その後ボルボロスにキツイ制裁を受けている。
MH3Gでも勿論続投しているが、やはりOPムービーでハンター達と交戦中、
空から乱入したリオレウス亜種に奇襲を受けて負けている。
更に村上位のあるクエストでは何とイビルジョーに一撃で倒され捕食されてしまう。
しかもイビルジョーの攻撃で倒されたドスジャギィは討伐されたことになっているため、ちゃんと素材が剥ぎ取れる。
犬=狗竜とはよく言ったものだが、子分達と違って不憫すぎるのは気のせいだろうか。
尚、特徴的な鳴き声が一部でネタとして流行ってたりする。
仲間を呼ぶ時の声。アッアッオーーウ!
タックルする時の声も人気。ヘェーイ!
そのおかげでツイッターのドスジャギィbotはほとんど鳴き声しか話さないものとなっている。
しかし5000人以上にフォローされているので、botとしての人気は非常に高いようだ。
走竜下目モンスター派生
走竜下目
└狗竜
├┬ジャギィ───ドスジャギィ
│└ジャギィノス