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スーパーフォーミュラの編集履歴

2022-03-10 09:41:59 バージョン

スーパーフォーミュラ

すーぱーふぉーみゅら

スーパーフォーミュラとは、日本一速い男を決める自動車レースである。正式名称は「全日本スーパーフォーミュラ選手権」。

概要

日本の四輪モータースポーツ界ではSUPER GTと並ぶトップカテゴリだが、1台のマシンを2人のドライバーで共有するSUPER GTに対し、1人1台のフォーミュラカーレースというのが最大の違いである。


元祖は1973年に誕生した全日本F2000選手権。これが規定の変遷に合わせて全日本F2選手権(1978年)~全日本F3000選手権(1987年)~フォーミュラ・ニッポン(1996年)と改名し、2013年に名付けられたのがスーパーフォーミュラとなる。


アジア圏内にスーパーフォーミュラに匹敵する規模のレースは無いため、欧州のF1・北米のインディカーと並び、「アジアのトップフォーミュラ」として紹介されることもある。

欧米人からすれば遠い島国のレースだが、F1/F2を離れたドライバーやこれからF1に乗る若手ドライバーの需要が高く、ビッグネームが参戦することも珍しくない。またKCMGやモトパークのような海外チームのフル参戦もある。

ただ海外開催は企画されていたものの実現できず、改称時からずっと日本のサーキットのみで開催されている。


全日本F3選手権も2020年に「スーパーフォーミュラ・ライツ」へと改称され、直下カテゴリとしての立場を明確にしている。


マシン

シャシー(車体)はフォーミュラカーレースではもはやお馴染み、イタリアのダラーラ社のワンメイク供給である。2019年からF1に倣って頭部保護デバイス「HALO」が取り付けられている。

TEAM INPUL CABINカラーリバリー


最大の特徴は、レース中5度の使用が許されている「オーバーテイクボタン」が使用されると、ロールバーのライトがピコピコ光り、観戦者に知らせる機能がついている点である。また点灯しているライトの数で、残りボタン使用数が分かるようになっている。

他のレースには全く存在しない、この選手権オリジナルの仕様で、フォーミュラ・ニッポン時代から長らく採用され続けている。


タイヤはヨコハマタイヤのワンメイク供給で、ソフト・ハードの2スペックが用意される。


エンジンはSUPER GTのGT500クラスと基本設計を共有する、2.0L直列4気筒ターボエンジン。トヨタホンダの2社で供給を行っているが、政治的な事情もあり、SUPER GTと同じメーカーのエンジンとドライバーを採用することになる。

日産など他陣営のチームに関してはトヨタ・ホンダのどちらからかエンジン供給を受けることになるが、その場合は供給元の意向が強くされたドライバー選定になってしまうことがほとんどである。この点はファンから非難されることもままある。


FN09 #20-2

なお2013年のみ、フォーミュラ・ニッポン時代の米国スウィフト・エンジニアリング製シャシー+V8自然吸気エンジンが採用されていた。


Pixivでは

2015年に痛車として初めてチャンピオンとなった、INGING(山口カローラ)のマスコットキャラクター・山口美羽にまつわる作品が多い(メイン画像)。


関連項目

カーレース F1 FIA-F2 インディカー

中嶋一貴 小林可夢偉 佐藤琢磨

旧名称時代の参戦ドライバー

立川祐路 脇阪寿一 井口卓人

星野一義 中嶋悟 鈴木亜久里

ミハエル・シューマッハ…全日本F3000時代にスポット参戦した。

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