オニザル怪人
おにざるかいじん
オニザル怪人とは、仮面ライダーBLACKに登場するゴルゴム怪人の名称である。
CV/丸山詠二
概要
『仮面ライダーBLACK』第19話「息づまる地獄の罠」に登場する猿をモチーフとした改造人間。
ちなみにオニザルとは架空の猿の名前であって、決して妖怪の猿鬼とは関係ない。
仮面ライダーBLACKの暗殺を企む剣聖ビルゲニアの補佐を担当しており、BLACKのマルチアイ以上の暗視能力と聴力を兼ね備えており、また、猿の怪人だけは在り空中殺法や身軽な動きで敵を翻弄して背後からの掌底攻撃や鋭い鍵爪を用いた引っ掻き攻撃で奇襲する得意とする。
また、人間の男性や小猿(どことなく映画『グレムリン』に登場するストライプに似てなくも無い)に変身する能力を持ち、特に後者は鞄に入り込むほどに小さい為、ある程度体の大きさを変える事ができるようだ。
その事からヒョウ怪人などと同じく奇襲戦法に特化した暗殺者向きの怪人だと推測される。
その他、長い尻尾からミサイルの様に300本もの毛を飛ばして攻撃することができるとされているが、同時にこの尻尾ことが弱点でここを捕まれると途端に弱体化してしまう。
ゴルゴメスの実で作られた酒を好物しているらしい。
一度目の襲撃の際はその素早い動きで南光太郎=仮面ライダーBLACKを自身のホームグランドともいうべき雑木林へと誘い込み、戦いを有利に運ぶが『ライダーセンサー』で動きを看破された事で撃退されてしまう。
その後、黒松教授に化けたビルゲニアに誘い出された光太郎を小猿に化けた状態で鞄の中から襲撃し倉庫内で激闘を繰り広げるが、最後は弱点である長い尻尾を掴まれて振り回されて大幅に弱体化した所へ『ライダーパンチ』と『ライダーキック』を立て続けに喰らい爆散、消滅した。