概要
オンラインゲームやテーブルトークRPG(TRPG)などにおいて、プレイヤーが操作しないキャラクターを指す。
対義語はPC(プレイヤーキャラクター/Player Character)
敵キャラクターを含むかどうかは作品による。
RPGやシミュレーションRPGなどでは「プレイヤーが操作できない、一時的に加わる味方」を指す場合が多い。
ただしシミュレーションRPGでは、NPCが倒した敵の経験値・資金などは入手できない場合が多く、泥棒扱いされることがある。
また、倒されるとゲームオーバーにする性質を持っているにも関わらず、敵に捕らわれたり敵のほうに突っ込んでいく引っ掻き回し役のNPCも多い。
対戦格闘ゲーム等の対戦ゲームで、対戦相手がマッチングされない場合に登場するCPU操作キャラもNPCに分類されることがある。また、作品によってはボスキャラクターも含めプレイヤーが使えないキャラクターであるNPC専用キャラクターも存在するが家庭用版ではプレイヤーキャラクターとして使用可能になる場合もある。
レースゲームでもNPC専用車種も存在し、NPC専用車種はモブキャラクターにあたるアザーカー、クラウンビクトリアなど警察車両、プレイヤーが使用することはできない車、車自体はプレイヤーも使用可能だがプレイヤーが使用することができないNPC仕様の車・・・と種類は様々。
(ただしアザーカーはゲームによっては所定の条件を満たすと使用可能になるゲームもある。警察車両は作品(ニード・フォー・スピード ホットパースートなど)によってはプレイヤーが使用できるゲームもある。首都高バトルXに至ってはプレイヤー仕様とはデザインが異なるNPC専用デザインのカスタムカーがあったりプレイヤー側はカスタムカーしか使えない車種(AE86など)も存在する。)
NPCの隠れ需要
主役、パーティーキャラ、操作できるキャラクターほどではないものの、コアなファンを得るNPCも増えている。
ゲームを主役の視点ではなく、第三者の視点で眺める人も多い為、グラフィックが何度も使いまわされ、名前すら付けられているような村人、町人に愛着を持つ人も多いらしい(発言、民族衣装に世界観が表れていることが多いため)。