戦闘ヘリとは
元はUH-1汎用ヘリコプターに、僚機を援護するための武装を追加したもの。
戦闘ヘリや軍用ヘリコプターを中心に描いた戦場のイラストなどに付けられるタグ。
攻撃ヘリ・対戦車ヘリとも呼ばれ、英語ではガンシップとも呼ばれる。
敵から見れば非常に厄介な兵器である。
地面すれすれで飛ばれればAWACSでも発見出来ず、
地形によってはレーダーロストする事が多い、
と非常に厄介。
飛行音も、
『地形に沿って飛ぶ』、
『林や建築物等を遮蔽物にする』
とほとんど聞こえず、
携行型地対空ミサイルが発達した現在であっても、歩兵にとっては死神同然である。
着地同然の超低空飛行ゆえミサイルが使えなかった為、
移動し続けるヘリを照準レーザーで捉え続け、
そのままレーザー誘導爆弾で撃破したという話もある。
(湾岸戦争でF-15Eがイラク軍ヘリコプターを「撃墜」している)
しかし、元々がヘリコプターなので被弾に弱いという弱点も抱えている。
(滞空するだけでもエンジン出力の多くを使っているため)
AH-64 の場合は、
『12.7㎜の直撃か、23㎜砲弾片の数発分に耐える程度』(メーカー)
とされている。
これは『空を飛ぶもの』全般に共通する問題だが、
防弾については非常に心許ないものと言えるだろう。