概要
元はUH-1汎用ヘリコプターに、僚機を援護するための武装を追加したもの。攻撃ヘリ・対戦車ヘリとも呼ばれ、英語ではガンシップとも呼ばれる。
敵から見れば非常に厄介な兵器である。地面すれすれで飛ばれればAWACSでも発見出来ず、地形によってはレーダーロストする事が多い、と非常に厄介。
飛行音も、『地形に沿って飛ぶ』、『林や建築物等を遮蔽物にする』とほとんど聞こえず、携行型地対空ミサイルが発達した現在であっても、歩兵にとっては死神同然である。
しかし、元々がヘリコプターなので被弾に弱いという弱点も抱えている(滞空するだけでもエンジン出力の多くを使っているため)。
AH-64を例に上げると、『12.7㎜の直撃か、23㎜砲弾片の数発分に耐える程度』(メーカー)とされている。
これは『空を飛ぶもの』全般に共通する問題だが、防弾については非常に心許ないものと言えるだろう。
各国の主な戦闘ヘリ
開発国 | |
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アメリカ | AH-1(通称コブラ),AH-1W,AH-64(通称アパッチ) |
ロシア | Mi-24(通称ハインド),Mi-28,Ka-50,Ka-52 |
ドイツ | PAH-2 |
フランス | EC 665 |
イタリア | A129 |
中国 | 武直-10 |
南アフリカ共和国 | AH-2 |