流浪の戦士レイナ
るろうのせんしれいな
※『クイーンズブレイドリベリオン』に関しては【幻影の戦士マリア】を参照。
プロフィール
概要
レイナは、世界中をさすらう冒険者。ヴァンス伯爵の次女。エリナの実姉。
クローデットは、母親が違う姉。しかしクローデットは伯爵の庶子(妾の子)なのでヴァンス家の継承権第一位を持つ。
元々は貴族として何不自由ない生活を過ごしていた。
しかし、そんな生活に嫌気が指していた事と、リスティに襲撃されたことをきっかけに継承権を捨て旅に出ることにした。
クイーンズブレイドの参加理由は、自分の力量を試す為である。
冒険の最初のうちは慣れない事に戸惑っていたが(アニメ一期では非常に弱く、演じていた川澄綾子氏も思わず『ここまで戦闘能力が低いなんて・・・』と驚きの声を上げていた)、女だてらに各地の村などを悩ます山賊やモンスターの退治などをしている内に、次第に実力を付けていった。
そして、中盤以降ではそれなりに知名度も得てきた。
乳母日傘で育ったのもあり、序盤は冒険者をナメてるとしか思えない言動も見受けられた。
しかし度重なる敗北と屈辱、そして仲間たちとの出会いも経て現実的な考えを持つようになり、持ち前の正義感と折れぬ心に磨きがかかり人間的に大きく成長を遂げた。
何度転んでも立ち上がり、弱いものに手を差し伸べる優しさと強大な敵に立ち向かう勇気を兼ね備えた心こそが、レイナの本当の強さなのである。
アニメ版ではエキドナに剣術の稽古をつけてもらい【ドラゴンテイル】という剣技を生み出し、更に【サンダードラゴンテイル】という強化技を生み出した。
愛用のロングソードをユーミルに【エヴィンデルの剣】に強化してもらい、多くの戦士達との戦闘を潜り抜ける。
容姿
金髪をショートカットにして、モミアゲを三つ編みにしている。
ビキニアーマーではなくただのプレートで出来た鎧を装備している。背中も守護するために逆三角のプレートを革ベルトで直接素肌に巻き付けている。もはや寒そうとか言うレベルではない。
なお、その下には黒の皮パンツを履いている。
右利きで、左手の籠手には巴状の盾を巻き付けておりこれで攻撃を受け流す(漫画版では盾で相手を殴打する場面もある)。
クイーンズブレイドリベリオンではセミロングヘアになっている。⇒流浪の戦士レイナ(アンリミテッド)
人間関係
多くの作品で主役なので、関連する人物は非常に多岐にわたる。以下は作品媒体を2つ以上跨いで関連する人物に関して記載する。
・クローデット
異母姉であり、尊敬する人物。ただし、クローデットからはコンプレックスを抱かれ、出奔したことにより「責任を放棄した愚妹」と思われていた。リベリオンでは完全に敵対。
・エリナ
妹。基本的には仲が良いがあまりにシスコンすぎるエリナに引き気味。小説版ではフィオを脅したため静かな怒りをぶつけていたが、ワータイガーとなったマリアとの戦いで共闘し和解する。
・リスティ
実質的な相方。アニメ・吉川版・Hide&Seekにおいては長い事行動を共にしており、H&S作者から「いくら何でもアニメ版とこのマンガのリスティはレイナを好きすぎだ」と言われていたほどの仲良しぶり。
世界屈指の貴族たるレイナと最下層に等しいリスティが出会ったことにより物語が動き出した。
小説版及びアンリミではライバルであり、あまり一緒に写る機会が無い。
・カトレア
尊敬する母の親友なだけあって、大多数の作品で剣を教わっている。
・ユーミル
前掲の通り武器の強化イベントに欠かせない人物。基本的に好印象を抱かれており、レイナもその技量に敬意を表している。
・トモエ
アニメ版のもう1人の主人公とも言っていい人。互いに素直な優等生同士なので、アンリミ以外では高い評価をしあっている。
・メローナ
どの作品でも敵対。アニメ版および吉川版では最初の敵であり、冒険の恐ろしさをその身にしっかりと刻み込んだ。
・メナス
アニメ版及び小説版では彼女に捕らえられ、洗脳されてしまう。
・アイリ
小説版では最後まで完全な敵同士であるが、その生まれに憐憫を抱いていた。
アニメ版では終盤で和解している。
・アルドラ
ラスボス(一部媒体では母の仇)なので基本的に敵対している。
その他
公式のBAD END集、完全敗北本「ヴァンキッシュド・クイーンズ」では遺跡に潜む巨猿の討伐を引き受けるが、なすすべ無く敗北。
レイナの豊満な身体に発情した巨猿にそのまま子を作るためのつがいにされてしまうというある意味女戦士としてお約束な姿が収録されている。