データ
- 身長:2.2m
- 体重:500kg
- 別名:黄金怪人
- 出身地:北之湖
概要
第7話「打倒!人体侵入作戦」に登場。
太陽光を利用した最新式の銃「ソルガン」の開発妨害と、開発者である大倉博士の抹殺が目的。開発チームの一員であり、博士の助手である岡山俊夫を仮死状態にして乗り移り、彼の肉体を実質的な人質としても利用した。
金色のボディで太陽の光を反射させて相手の眼を眩ませ、口から毒ガス(光弾のようにも見える)を発射する不意討ち戦法を得意としている。
洗脳された俊夫は大倉研究所に現れ博士を襲ったものの、SGMに妨害されたためUFOから発せられた光を浴びて怪獣化。しかし大倉博士が構えたナイフに怯み、更に鏡京太郎がそれを受け取って投げつけた事で、ナイフが足に刺さってダメージを負い逃亡。研究所の屋上でミラーマンとの戦いになる。
格闘戦ではミラーマンに圧倒されてしまうが、俊夫を殺さないでくれという俊夫の母の懇願を思い出したミラーマンはなかなか止めを刺せず、その隙に毒ガス攻撃で反撃に転じる。更に上空へ飛来したUFOも援護射撃を行ったが、二回目の毒ガス攻撃はディフェンスミラーに阻まれてしまう。
最終的にミラーハレーションで眼を眩ませられたゴールドサタンは屋上から落下し絶命。UFOもミラー・アイビームで撃墜された。
人間の姿に戻った俊夫は全治二ヶ月の骨折こそ負ったものの一命をとりとめた。
黄金怪人ゴールドサタン(二代目)
- 身長:43m
- 体重:5万6千t
- 出身地:異次元
第12話「出たッ!シルバークロス」に登場。
地球侵略用精密機械の資材集めのため、3ヶ月前に交通事故で死亡した「新宿ローズ」という女性窃盗犯を蘇生させて操り、更に誘拐した吉川技師長に「物質移送マシーン」を製造させてダイヤモンドを盗ませていた。初代との違いは体に金色の斑点のような模様がついている点。
初代よりも明らかに戦闘能力が高く、目や胸からは怪光線を発射し、瞬間移動や分身といった超能力を使用する。また、身体を切断されても再生してしまう。
京太郎によって新宿ローズが倒された後、人質にしていた吉川を救出するため異次元空間に乗り込んできたミラーマンと対戦。
スライサーHで体を上下に両断されても瞬時に再生し、ミラーナイフを瞬間移動で回避。更に分身しながらの怪光線一斉攻撃でミラーマンを気絶させ、異次元空間を使った攪乱戦法で奇襲を仕掛けるなど終始圧倒するが、最期はミラーマンの新技にして最強の必殺技「シルバークロス」を受け、緑色の体液を吐きながら絶命した。
癘鬼(ゴールドサタン2006)
- 別名:鬼邪仙
- 身長:43m
- 体重:5万t
大和再興を企む男・矢尻に手を貸していた魔導師・轡(演:北岡龍貴)の正体。
人間体でも薙刀を振るってミラーマンREFLEXを苦戦させたが、ミラーナイフ(半円の短剣)を突き刺された事で巨大化、人鬼としての本性を現す。
既存のゴールドサタンとはデザインが大きく異なり、頭部が小さくなったほか、目のような文様を象った金色の装甲らしきものを全身に巻きつけていたり、左腕に鋭利な刃のついた手甲(盾)を装備しているのが特徴。
本作のラスボス的な存在であり、最強の邪仙と呼ばれている。
手甲を利用してミラーマンREFLEXの古代剣やミラーナイフを防ぎ、その隙にパンチや頭突き攻撃を仕掛けたり、古代剣を奪い取るなどして圧倒するが、再起したミラーマンREFLEXの猛攻で古代剣を奪い返され、最期は首を斬り落されて爆死した。
ミラーマン2D
第6話から人間態で登場し、第9話で正体を表す。
人間態の時はパンクロッカー風の女性の姿で、インベーダーとしてはシルクハット風の頭部とニューギニアの民族衣装風のマスクを持ち、その下に原点に似た雰囲気の本来の顔がある。
1人称は「僕(やつがれ)」で事あるごとに「腹を切って詫びたい」と自責する。また諺を好んで使うが、それは様々な諺を混ぜて誤用したものである。
25年前の大封印以前に3次元世界に侵入していた八鬼の一人で、年賀ハガキで新たに侵入したインベーダーたちの隠匿を主導したが、目論見が露見しハガキを書かせた漫画家を処分しにかかる。
堅牢な体と怪力に任せた戦法をとる。
余談
ゴールドサタン(初代)の戦闘シーンは、等身大かつ日中屋外での戦闘という珍しいシチュエーションだが、画面には青いフィルターがかけられており、不気味な雰囲気が演出されていた。
テレビ番組『TVチャンピオン』の「悪役怪獣・怪人王選手権」ではゴールドサタン(二代目)の死に方が出題されたことがある。回答者は劇中の死に様をほぼ完璧に再現していた。
関連項目
オスカー像:デザイン上のモチーフ