概要
佐賀県西部の主要都市であり、武雄温泉でも知られている武雄市の中心駅である。
構内には武雄市観光案内所がある。
2022年9月23日に、西九州新幹線が乗り入れ予定。
西九州新幹線は、新鳥栖駅(予定)~武雄温泉駅の建設が未着工のため、当駅が当面の間、西九州新幹線の始発駅となる。
そのため、当駅にて、リレーかもめ号(博多駅~武雄温泉駅)と西九州新幹線(武雄温泉駅~長崎駅)の対面乗り換えを行う。
過去にはフリーゲージトレインを導入し、当駅にて軌間を変更し在来線と新幹線を直通運転することも計画されていたが、試験の結果『開発が困難』とされ、フル規格での全線開業を目指すことになった。
略歴
1895年5月5日、九州鉄道長崎線の終着駅『武雄駅』として開業。
1897年7月10日に、長崎線が早岐駅まで延伸し、中間駅になる。
1907年7月1日、国有化。国鉄の駅になる。
1934年12月1日、肥前山口駅から、肥前鹿島駅・諫早駅方面の新線(→長崎本線)が開業したため、所属路線が佐世保線に変更される。
1975年6月19日、橋上駅化し、『武雄温泉駅』に改名する。
1979年4月16日、駅に窓口ができる。
1987年4月1日、国鉄民営化。JR九州の駅となる。
2008年2月17日、高架化。2・3番線の使用を開始する。1番線は、2009年12月5日に完成。
2022年9月23日、西九州新幹線開業。
駅構造
単式・島式の複合2面3線の地上駅。
基本的に2番線が使用され、1番線は行き違いがある列車が使用する。3番線は使用休止中。
2022年9月23日に西九州新幹線が開業し、3番線の反対側に10番線(リレーかもめ用)・11番線(西九州新幹線用)の島式ホームと、全線開業時に使用予定の12番線の使用も開始される。
乗り場 | 路線 | 種別 | 方面 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 佐世保線 | 普通、特急みどり・ハウステンボス | 下り早岐・佐世保方面、上り鳥栖・博多方面 | |
2 | 佐世保線 | 普通、特急みどり・ハウステンボス | 下り早岐・佐世保方面、上り鳥栖・博多方面 | |
3 | 使用休止中 | |||
10 | 佐世保線・長崎本線 | 特急リレーかもめ | 博多方面 | 2022年9月23日より |
11 | 西九州新幹線 | かもめ | 長崎方面 | 同上 |
12 | 西九州新幹線 | 同上 |
利用状況
2019年度の1日平均乗車人員は1700人。
博多駅方面への特急利用客が多い。
隣の駅
(未着工区間) - 武雄温泉駅 - 嬉野温泉駅