お~っほっほっほっ!
ボーン一家の恐ろしさ、これで分かってくれたかしら?
ひょっとして……?
- 『ロックマンDASH』及び『トロンにコブン』の登場人物。本稿で解説。
- 『ハーメルンのバイオリン弾き』の登場人物。→トロン・ボーン(ハーメルンのバイオリン弾き)
- 金管楽器についてはトロンボーンを参照のこと。
概要
CV:飯塚雅弓
シリーズの敵役となる空賊ボーン一家の長女。
14歳でありながらメカニックの天才で、その腕前はロール・キャスケットに匹敵する。
ロック・ヴォルナットに一度助けられた後は一目惚れしているが、自分でもその感情が何なのか分からず、ロックも気づいていない。
活動時には自らが開発したボーンメカを操縦して戦う他、コブン達の指揮をとる。
クロスオーバー作品ではグスタフという名称のメカを操縦して戦う事が多い。
シリーズの裏ヒロインに位置し、『namco×CAPCOM』や『MARVELvsCAPCOM2』等クロスオーバー作品にも出演している。
DASH2の前日譚を描いた「ロールちゃん危機一髪!」では、ロールを拉致してロックに「返してほしければ仲間になりなさい」としつこく持ち掛ける。幾多の罠やコブンたちを動員するもすべて切り抜けられ、ロールのために一生懸命戦うロックに怒り(嫉妬)を覚えていく。最終的に敗北するもまた現れることを告げながら撤退していった。
性格
目上の人間と話す時は「ですわ」口調で話すが、地は普通の女の子口調。自身が制作したコブンには時に優しく、時に厳しく接する。
一家の財政が逼迫しているため、ロールとは対照的にメカ開発には性能より費用を優先しており、
共同でロケットを制作する際はロールと口論になった。
当時はまだ馴染んでいない言葉だったが、今で言う「ツンデレ」である。
容姿
髪型は後ろ髪が扇形に広がった独特なもの。ピンク色のヘアバンドで額を出している。
研究・開発室では髪を下ろし、メガネをかけているが、pixivでその状態のイラスト投稿は少ない。
普段は中央に切れ込みの入ったピンクのワンピースを着用し、黒いストッキングを履いている。
そして黒いストッキングには前貼りのようにパーツがちょこんと貼られている。
パンツより面積の控えめなソレに心奪われる紳士達も少なくない。
ロックマンXDiVE
イベント「ダイブにコブン」にてロック・ヴォルナットと共にSランクキャラとして実装。同イベントステージで会話に登場している。
スキルは、『コブンたちを召喚して突進させる』、『一定時間グスタフに搭乗する』と言った物で原作を再現している。
後に固有DNAが実装されたことでEXスキルも含めればロール・キャスケットやクロスオーバー作品で共演した本家ロールちゃんのハロウィン仕様のようにランチャー系武器が得意武器になった。
クロスオーバー作品を除けば『トロンにコブン』以来のプレイアブルキャラ化という快挙で先に実装されたシエル、エールと並んで三人目の人間キャラとなる(厳密にはシエルを除いて二人とも旧人類ではないが)。
初の女性主人公のはずが…
スピンオフ作品である『トロンにコブン』では主役を務めるが、その後発売された『ロックマンゼクス』において、エールが「シリーズ初の女性主人公」の触れ込みでデビューしている。
クロスオーバー作品に多々出演している割に無かったことにされてないか。
ファンの間ではトロンを「シリーズ初の女性主人公」とし、エールを「シリーズ初の女性ロックマン」として区別する流れがある。
ちなみに本人ではないが両者は、2020年に『ロックマンXDiVE』で共演を果たすことになる。
小話
初期デザインは、リボンを着けたおさげ髪でワンピースを身に着けた魔法少女のようなデザインだった。 他にもエプロンドレスを身に着けたメイドさんのようなデザインだったり、猫耳と尻尾を身に着けたデザインだったり、ハイレグのレオタードを身に着けたデザインだったり、肌の露出が多めの衣装を身に着けたデザインだったり、多くのデザイン案を経て現在に至る。
※ちなみに、白衣を身に着けて眼鏡をつけた姿もデザイン案に上がっていた