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まえばり

まえばり

前貼り、前張り、前バリ(まえばり)は股間に貼り付けて性器を覆い隠す物体の総称。映画のベッドシーンなどで使われる。 また、漫画、アニメ、ゲーム、その他イラストレーションなどにおいては性器に対する修正の代価的な表現として用いられる。 そのため萌え要素あるいはフェティシズムの一つとなることがある。
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まえばりとは何か編集

まえばりとは、性器、特に女性器を覆い隠す目的の布や紙の総称である。女性用の前貼りだけではなく、男性用も存在するが、男性はペニスを持つため、布で股間を覆い隠しにくいという問題があり、あまり使用されることは無い。しかし、ふたなりはまえばりを使用することは多い。


ふたなりは、意識しない射精である遺精によって精液を漏らしてしまうことがあるが、その精液を膣に入れないために前貼りを使うことが多い。ふたなり用の下着とペニスソックスを使っていれば、ペニスを下着の外には出せるが、念のために前貼りを使うことが推奨されている。ふたなりは睡眠時は夢精対策にコンドームを付けて就寝することが多いが、ゴムが外れた時のために前貼りが使われることは多い。

また、水泳中はふたなり用水着と共に前貼りが使われることがある。


前貼りがショーツと違う点はその着用法と形状であり、ショーツは腰に履くものであるためウェスト部分に布地が存在するが、前貼りは女性器に直接着けるものであるため、ウェスト部分が存在しない。


下着を履いていれば、前貼りが無くても性器を隠すことはできるため、前貼りを使う時はノーパンであることが多く、前貼りはノーパンでもボトムレスになることを防ぐものである。


はいてない、しかし、貼っている


しかし、ハイレグスーパーハイレグ水着レオタードの場合は、意図せずに股布ずらしとなって、マンチラしてしまう危険性があるため、前貼りを併用することも多々ある。


また、ショーツのラインが衣服に現れないため、おしゃれ目的のために使う場合もあるし、時には前貼り自体を見せパンにする場合もある。


なお、金属やプラスティックでできているものは、前貼りではなくCストリングもしくはIバックと呼ぶことが一般的である。

Cストリングは、前貼りほどには肌に密着しないが、弾性で装着するため、前貼りのように粘着テープを必要としないメリットが存在する。


前貼りの問題点編集

陰毛と愛液の処理編集

ショーツはウェスト部分の布で腰に固定するが、前貼りはウェスト部分が存在しないため、粘着テープなどで女性器に直接貼り付けて固定する。

そのため、着け外しの度にテープを交換する手間がかかるし、剃毛しておかないと、外す際に陰毛が巻き込まれてしまう問題がある。


また、何らかの原因で愛液が漏れてしまうと、前貼りが透けてしまうため、タンポンなどを使用することで、愛液がの外に漏れないようにする工夫が必要となる。


クリトリスが大きい場合の問題点編集

男性はおちんちんが存在するために前貼りを上手く使えない。

それと同様に、女性も女の子のおちんちんであるクリトリスが前貼りの邪魔をすることがある。

クリトリスが大きな女性の場合は、前貼りを貼ってからクリトリスが勃起すると、女性器に貼り付けた前貼りがズレてしまう。

この場合は、クリトリスを勃起させてから前貼りを貼り付けることになるが、今度はクリトリスの勃起が収まってしまうと前貼りがズレてしまう。

この問題への解決策は、前貼りの着用中はクリトリスの勃起を維持させるしか存在しないが、性具のへの挿入は、前貼りに荷重がかかるため、前貼りが剥がれ落ちる原因となりやすい。


クリトリスが勃起しなくても、陰核亀頭クリトリス包皮から露出する、露茎のクリトリスと、クリトリスが勃起していない時は包茎であっても、勃起すると陰核亀頭が包皮から飛び出す、仮性包茎のクリトリスならば、クリトリスの勃起は比較的維持しやすい。

前貼りのクリトリスと接触する部分の生地を粗い生地にしたり、陰核亀頭の特に鈴口を刺激するような棘をつけることによって、陰核亀頭を刺激してクリトリスの勃起を維持させられる。


しかし、勃起しても陰核亀頭が包皮から露出しない、真性包茎のクリトリスは、陰核亀頭を直接刺激できないので、勃起の維持が困難である。

そのため、クリトリスリングクリピアスなどを使用して、クリトリスへの刺激を加えて勃起を維持することになる。


とはいえ、クリトリスが包茎であっても、露茎であっても、クリトリスの勃起を維持すると愛液が漏れやすくなるという問題が残ってしまう。


放尿の際の問題編集

放尿する際には、前貼りを取り外す必要性があり、粘着テープを無駄にしてしまうことになる。

前貼りをつけたまま放尿が可能だと、放尿の際に着脱の必要が無いのだが、前貼りがおしっこで濡れてしまう問題があるため、前貼りには耐水性と乾燥の早さが求められる。


ニプレスと前貼りを着けていればR-18にならない場合があるが、着衣放尿もR-18にならない

場合もある。

そのため前貼りを貼った状態での放尿もまた、R-18にならない場合がある。


前貼りとニプレスの組み合わせはI字バランスY字バランス等で立ったままスタイリッシュに放尿をする、水芸には最適の衣装である。


前貼りを着けたまま放尿しても、前貼りにおしっこがかからない2重構造の前貼りも存在する。

この前貼りは尿道口の周りに穴の開いた前貼りの上に、更にシール状の前貼りを重ねることで、放尿の際には、上側のシールのみを剥がして、尿道口を前貼りから露出させることを可能にしたものである。

とはいえ、この前貼りでもつけたまま放尿すると、恥丘が閉じたまま放尿することになるため、尿がふとももに垂れ易くなる問題もある。

前述の通り、クリトリスを勃起させてから前貼りをつけている場合は、クリトリスが勃起することで尿道口が開くため、この問題は幾分か緩和されるが、そうでない場合は、結局は前貼りをおしっこで濡らしてしまいやすい。

2重構造の面積の部分を大きくして、放尿の際にワレメを開いたり、クリトリスを勃起させることができる構造にしたものもあるが、2重構造の面積を大きくすると前貼り自体が剥がれ易くなってしまうという問題もある。


前貼りの形状やサイズ編集

前貼りは、目的に応じて様々な形やサイズがあり、以下にそれを説明する。


アナルまで隠すための前貼り編集

女性器だけでは無くアナルまで隠す場合は、前後に長い大きな面積の前貼りを使うことが多い。

しかし、アナルの周りの陰毛も剃る必要がある上、お尻の隆起の隙間に前貼りを張らなければいけないため、前貼りの形状や粘着力に工夫が必要となる。

アナルの周りは前貼りを貼れる面積が小さいため、粘着力を確保するのが難しい上に、歩く際などにはお尻の膨らみがズレるため、特にヒップのサイズが大きな場合は前貼りもずれやすい。


この問題を解消するために、アナルビーズが付属した前貼りが使用されることもある。

この前貼りは女性器の側は粘着テープで固定して、臀部はアナルビーズをアナルに挿入して固定するものである。

アナルビーズを挿入する前には腸内洗浄などが必要になるが、前貼りを粘着テープではなくアナルビーズで強力に固定することで、激しい動きをしても前貼りがズレる危険性がなくなる上に、粘着テープの交換が少なくて済むメリットがある。

このタイプの前貼りには、粘着テープの使用量をさらに減らすため、前貼りの女性器側を前述のクリリングやクリピアスを使って固定するタイプのものも存在し、放尿の際に粘着テープの張替えを行わないで済むメリットもある。

なお、現実的ではないかもしれないが、ぴったりと前貼りを貼って剥がれなくなってしまい、放尿がしたいのにできない状態になるイラストも存在する。


女性器のみを隠す前貼り編集

女性器のみを隠す前貼りは、前述のものよりもサイズの小さな前貼りであり、モザイクへの対策や見せパンとしてのファッションとして使用される場合もある。

見せパンの前貼りは派手なデザインのものが多く、中には宝石やビーズなどで装飾が施されているものも存在する。


女性器のみを隠すことが目的の場合は、アナルを覆い隠す必要はないだけではなく、クリトリスの包皮も、性器ではなく皮膚とされているため、陰核亀頭よりも上側を前貼りで隠す必要も無い

(更に、輪チラしていてもニプレスを貼っていればR-18にならないこともあるように、前貼りを貼ってさえいれば、クリトリスの包皮がクリチラしていてもR-18にならない可能性もある。)


そのため、真性包茎のクリトリスと、包皮が余り気味で、勃起しても包皮を剥かなければ陰核亀頭を露出させられない仮性包茎のクリトリスならば、クリトリスの先端の包茎輪までを全て露出させることができる。

よって、前貼りをV字型やY字型、I字型、O字型、蝶型など、様々な形に作ることができる。

また、隠す面積が小さい前貼りはブレにくいというメリットがある上、前貼り自体が足の動きの邪魔をすることも少ない。


この前貼りのデメリットは、サイズを極小化すると、放尿の際に穴を作る2重構造にできなくなってしまうことであるが、サイズが小さな前貼りは着用に必要な粘着テープも少ないため、前貼りの交換は然程面倒にはならない。


また、危険日などに相手にアナルセックスを促す目的で、敢えて膣のみを隠して、それ以外の女性器を全て露出するような前貼りも存在する。

アナル中出しをする場合はアナルから漏れた精液が膣に入ると妊娠してしまうため、膣を覆う前貼りを避妊のために使う場合も多い。


衣類の下に貼る前貼り編集

衣類の下に貼る前貼りは、水着やレオタードの下につけることが多く、万が一の場合に性器が露出した時にそれを覆い隠す最後の壁となるものである。

前貼りを貼っていれば、女性器の露出は防げるが、前貼り自体の露出を防ぐことはできない。

そのため、露出した前貼りが目立たないように地肌の色と同じような色の前貼りが良く使用される。


前貼りへの規制編集

地球の反対側のブラジルでは、有名なリオのカーニバルで、近年女性ダンサー露出エスカレートする傾向にあり、極端な例では下半身の局部に“大きい絆創膏”を貼っただけの、いわば前貼り状態のダンサーすら登場し、当局が布の面積に下限を設ける動きがある。


余談編集

  • 俳優・松坂桃李は映画『娼年』への出演を機に、不織布マスクを局部に当ててそれをテーピングで巻くという「松坂式」なるものを発案。磯村勇斗曰く、「むちゃくちゃ簡単にできるし便利だから、業界内で広まっている。」と語っていた。

前貼りを使用しているキャラクター編集


関連タグ編集

pixiv内で検索を行う場合、以下にあるように表記ゆれが非常に激しいので注意が必要。


前貼り マエバリ 前張り 前バリ

絆創膏 Iバック Cストリング アンダーショーツ ストラップレスショーツ

ニプレス - 用。本来はスポーツの場で用いる。


関連外部リンク編集

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