概要
CV:喜多村英梨
Illust:虫麻呂
Cygames制作のソーシャルゲーム『神撃のバハムート』に登場するキャラクター。後に『グランブルーファンタジー』や『Shadowverse』、『ドラガリアロスト』にも登場した。
グランブルーファンタジーに登場するケルベロスについてはケルベロス(グラブル)を参照。
神撃のバハムート
ギリシャ神話に登場するモンスターケルベロスをモチーフにしたキャラクター。
ただし容姿は赤髪ツインテールの犬耳で露出度の高い衣装を着た、たいへんけしからんスタイルの美少女となっている。それ故か本作でも屈指の人気キャラであり、その証拠としてフィギュア化もされたほど。
ちなみにベースとなってる色についてはカードの進化段階で変化するが、基本的には赤である。
ケルベロスの象徴である残り2つの首は、両手にはめたパペットのようなもふもふした犬「ココ&ミミ」となっている。どちらも自我を持っており、飛んで行って攻撃したりする。
幼い頃は喧嘩の絶えないココとミミに振り回され泣きべそばかりかいていたケルベロスだが、主人公である「騎士」との出会いによって、2匹を支配する度胸を得た。
ちなみに、ケルベロスをデザインしたイラストレーター虫麻呂によると、ココ&ミミは氏が飼っている猫がモデルであり、ココ(左手)の方は「気弱な男の子」、ミミ(右手)の方は「強気な女の子」。またケルベロスがパペットを付けた女の子という案は、氏曰く「BOSSのアイデア」であるとのこと。
冥界の門番を役目としているが、非常にマイペースで仕事をほっぽり出して地上に遊びに行ったりするので、お目付役的なポジションに冥界の河の番人カローンがいる。
また、妹分的な存在としてオルトロスがいる。非常に慕われてはいるが、勢いにまかせて言いつけを忘れて暴走することがあるのが悩みのタネのようだ。
他にも、ケルベロスの後輩である新米冥界の番人ミントとも交流があり、冥界の中での人脈はかなり広い。
初登場のSSレア(最大進化でレジェンド)は恒常ガチャに入っているためバザー相場も安く入手しやすいが、以降のものは全て期間限定かつ最高レアリティのレジェンド(最大進化でSレジェンド)であるため、バザーで入手するには相応の覚悟がいる。
神撃のバハムートGENESIS
アニメ『神撃のバハムートGENESIS』では、アザゼルと共に“神の鍵”を奪った女を捜索している。 ココ&ミミを各地に転送し、情報収集を担当した。
続編である『神撃のバハムートVIRGINSOUL』では、王都でキャバ嬢をしている。
グランブルーファンタジー
Cygames繋がりでグランブルーファンタジーにも登場しており、ガチャでココ&ミミ(武器)を入手すると仲間になる。
Shadowverse
対戦型カードゲームとなる『Shadowverse』では、第1弾『クラシックカードパック』の頃からケルベロスとして登場。その後、第10弾『十禍絶傑』にて冥界の番犬・ケルベロスとして、第25弾『極天竜鳴』では冥焔の獄犬・ケルベロスとして再登場した他、リーダースキンとしても登場している。
ケルベロス
「冥界には入れないわん」
「この門は通さないわん」
「ってコトで、ココから先はだーめっ!死んでからまた来てね♪」
カード名 | ケルベロス |
---|---|
種類 | フォロワー |
クラス | ネクロマンサー |
レアリティ | レジェンド |
コスト | 5 |
進化前 | 攻撃力:3 体力:3 |
能力 | ファンファーレ ミミとココ1枚ずつを手札に加える。 |
進化後 | 攻撃力:5 体力:5 |
能力 | |
CV | 喜多村英梨 |
収録セット | クラシックカードパック 冥炎咆哮 時空転生 |
※ファンファーレ…手札からPPを支払って場に出したときに発動する能力。
ネクロマンサークラスのフォロワーとして登場。レアリティはレジェンド。
カードは、ケルベロス単体で見ると5コスト3/3の能力無し(いわゆるバニラ)であり、お世辞にも良いスペックとは言えない。しかしこのカードの真髄は、ファンファーレ能力で加えるトークンカードにある。
ファンファーレによって、「相手のリーダーか相手のフォロワー1体に2ダメージ」を持つスペルミミと、「自分のフォロワー1体を+2/+0する」を持つスペルココを1枚ずつ手札へ加えることができる。相手リーダーかフォロワーへの2点火力と自分のフォロワーの攻撃力を+2、つまりプレイした瞬間4点分の打点が確保される事になる。
特に「アグロネクロ」と呼ばれる速攻デッキにて、ゴーストを連続で出せるスペルファントムハウルとのコンボが猛威をふるった。ゴーストは疾走(場に出たターンでも攻撃できる)能力を持つため、ミミはもとよりココの+2/+0バフも効率よく打点に変換する事ができる。
ココとミミ、ファントムハウルを使ったコンボは、進化を含めて最大11点もの火力を出す事が可能。合計6PPでこの量の打点を出せるのは初期環境では珍しく、当時の環境ではよく警戒されていた。
能力もさることながらミミとココのコスト1であることが特に強力で、ケルベロスさえ出せば以降は様々な状況に応じてミミとココを使うことが可能。また、スペルなので使うと墓場を即座に1つ増やすことができる。これは墓場を増やすことで能力が強化される「ネクロマンス」能力を持つカードが多いネクロマンサークラスには重要な事である。
その汎用性から、長い間様々なネクロマンサーデッキに3積みされることが多かったが、レジェンドなので初心者の内は中々集められないことが難点と言えば難点だった。
その他
2016年12月29日に実装された、Shadowverse初となる構築済みデッキの一つ『冥炎咆哮』にて、ケルベロスのイラスト違いバージョンが収録された。
イラストは神撃のバハムートの「ヘルウォードケルベロス」の1段階目と4段階目。進化後にあたる4段階目のイラストは当記事のメインイラストとベースは同じものである。
また、これにより上記のレジェンド故の集めづらさも改善された。
2017年6月16日に開催されたイベント「1st Anniversary 人気カード投票」にて、10枚のネクロマンサーのカードの中にピックアップされた。
その10枚の中で見事1位を獲得し、リーダースキンとしての実装が決定。その後、第7弾カードパック『時空転生』で入手できるリーダースキン付きカードとして実装された。
リーダースキン付きカードとは、リーダースキン・カードスリーブ・エンブレム付きの新イラストカードのこと。ただし排出率は通常のレジェンドよりもさらに低いため、入手にはかなりの根気が必要。
カード・スリーブ・エンブレムのイラストは、神撃のバハムートの「ニューイヤーケルベロス」の1段階目と4段階目が使用されている。
冥界の番犬・ケルベロス
イラストは神撃のバハムートの「ハウリング・ケルベロス」が使用されている。
「面白そうな相手だワン!」
「相手にとって不足なしだワン!」
「さぁ、張り切ってやっつけちゃうわよ♪」
カード名 | 冥界の番犬・ケルベロス |
---|---|
種類 | フォロワー |
クラス | ネクロマンサー |
レアリティ | レジェンド |
コスト | 5 |
進化前 | 攻撃力:3 体力:3 |
能力 | ファンファーレ 番犬の右腕・ミミ1体と番犬の左腕・ココ1体を出す。 |
進化後 | 攻撃力:3 体力:3 |
能力 | 進化時 自分の他のフォロワーすべては「ラストワード ランダムな相手のフォロワー1体に1ダメージ」を持つ。 |
CV | 喜多村英梨 |
収録セット | 十禍絶傑 |
※ファンファーレ…手札からPPを支払って場に出したときに発動する能力。
※ラストワード…場から破壊されたときに発動する能力。
フォロワーカードとしてリメイクされた「ミミ」「ココ」をファンファーレ能力で呼び出せる。更に進化することで、他の味方フォロワーに厄介なラストワード能力を付与させることが可能。
基本ステータスは元と同じく5コスト3/3とコストに対して低めだが、1枚で強力な盤面を作る事ができる優秀なカード。
同じく10弾で再登場した冥河の渡し守・カローンはいわゆる「デザイナーズコンボ」となっており、そちらの能力で手札に加えつつ進化する事で、冥界の番犬・ケルベロスを0コストでプレイする事ができる。
冥焔の獄犬・ケルベロス
イラストは描き下ろしであり、今までとは異なるデザインの衣装を着用している。
同時期にはオルトロスとカローンも同時に三度目のリメイク版が登場しており、冥河の流葬・カローンのイラスト違いバージョンにはサマー仕様のケルベロス達が描かれている。
あー、ツイてない。いえ、逆にツイてるのかしら?
地上散歩から帰ってきたら、こんなのに出くわすなんて。
いい気分が台無しだけど、仕事に出てたって言えるわね。
それじゃ、ご苦労様。 ツイてなかったわね、アナタ。
カード名 | 冥焔の獄犬・ケルベロス |
---|---|
種類 | フォロワー |
クラス | ネクロマンサー |
レアリティ | レジェンド |
コスト | 2 |
進化前 | 攻撃力:2 体力:2 |
能力 | ファンファーレ 葬送 したなら、番犬の右腕・ミミ1枚と番犬の左腕・ココ1枚を手札に加える。「このバトル中、破壊されたときラストワード を持っていた自分のカード」が5枚以上なら、手札に加えるのではなく、場に出す。それらとこれは突進 を持つ。10枚以上なら、突進 ではなく疾走 を持つ。 |
進化後 | 攻撃力:4 体力:4 |
能力 | |
CV | 喜多村英梨 |
収録セット | 極天竜鳴 |
※ファンファーレ…手札からPPを支払って場に出たときに発動する能力。
※葬送…自分の場に空きがあり、自分の手札にフォロワーがあるなら、手札のフォロワー1枚を場に出す能力。そのフォロワーは能力を全て失ったあと、破壊される。
※ラストワード…場から破壊されたときに発動する能力。
※突進…場に出たターンでもフォロワーを攻撃できる能力。
※疾走…場に出たターンでも攻撃できる能力。
コストは2へと大幅にダウン。葬送とラストワードに関する能力を持っており、それらの要素をかけ合わせる事が可能。
ラストワードに関するカードは忌まわしき再誕などがローテーション落ちしたものの、葬送する事で冥界の番犬・ケルベロスの頃からあったフォロワー版「ミミ」と「ココ」を手札に加えたり場に出せるため、主にそちらで稼ぐ事になるかもしれない。ランダムではあるが大腕の沙汰を用いれば使い回す事もできる。
余談
ファントムハウル関連
上記のケルベロスとのコンボによるファントムハウルの活躍が運営に評価されたのか、主なネクロマンサークラスの使い手であるルナが後に他作品にコラボ出演した際は、ファントムハウルの名がルナの必殺技スキルとして使用される事が多い。
上記の解説の通りミミとココ、ファントムハウルによるコンボは初期環境においては強力だったが、このコンボの通称を「ココミミハウル」とするか「ミミココハウル」とするかは、ユーザーによって意見が割れる事が多い。
なおニンテンドースイッチ版となる『シャドウバース チャンピオンズバトル』における公式Twitterでは、このコンボを「ミミココハウル」として紹介した。
イラスト関連
当記事神撃のバハムートの項目にもある通りケルベロスのイラストは大変扇情的なものとなってるが、上記『チャンピオンズバトル』の発売を控えた2020年10月28日におけるアップデートにて、ケルベロス(を含む多数)のイラストが一部修正された。
修正前は下半身がビキニ風だったが、修正後はショートパンツ風の衣装になっている。このデザインは、後にリリースされた紙製TCG版となる『Shadowverse EVOLVE』におけるケルベロスにも適用された。
なおキャラのデザインに関しては、それ以前にもリーダースキンや冥界の番犬・ケルベロスのイラストの衣装が上記の内容の変更を受けていた。
ドラガリアロスト
炎を操る冥界の門番。自由奔放な性格で、仕事を放り出して遊ぶこともしばしば。
両手にはめたパペットのような犬の名前はココとミミ。
それぞれ意識を持ち、会話をしたり、宙を舞いながら攻撃したりする。
任天堂とCygamesが共同開発したゲーム『ドラガリアロスト』にも参戦。
デザインはナイツオブグローリーに出演したときと同じものが使用された。
今作ではそちらと同様ドラゴンとして参戦している。
レアリティ | ★5ドラゴン |
---|---|
属性 | 火 |
CV | 喜多村英梨 |
スキル:ラヴァ・ダムネーション | ターゲットとその周囲の敵に火属性のダメージを与え、「火傷」状態にする。また、攻撃力を5%、防御力を5%ダウンさせる。 |
関連イラスト
関連タグ
神撃のバハムートGENESIS 神撃のバハムートVIRGINSOUL
フェンリル(神撃のバハムート) / フェンリル(グラブル)…同じくイヌ科の女の子。
サンダルフォン(グラブル):グラブルにおける最終上限フェイトエピソードで遭遇。神バハでもGBVSコラボで期間限定配布されていたこともあり……。
ダイワスカーレット(ウマ娘)…同じCygamesによるキャラ。大きなツインテールが共通。