ジャッジくん
名前の通り、ナワバリバトルなどでどちらが勝利したかを判定する審判キャラ。
一瞬でどちらが勝ったかを見抜くことが出来る抜群の眼力の持ち主。
普段はイカスツリーの近くで優雅に昼寝をしている。
つなぎの服に見えるそれは全て毛の模様であり、つまり普段ジャッジくんは素っ裸。
なお、海洋生物がモチーフとされている本作の中で、唯一の哺乳類である。
ちなみに海外のフェスでは「イヌ対ネコ」というものもがあり、哺乳類は絶滅したはずなのに、シオカラーズ二人が動物について語り合うシュールな光景が見られた。
イカ達と言葉が通じるかは不明だが、脳内に直接語り掛ける事でコミュニケーションを取っている。台詞は全て「に゛っ!」となっており、そこに()付けで彼の意思が表示されている。
彼に話しかけると、わりと的確なアドバイスをくれる。
ちなみにフェス中は他のイカ達と共に踊っている姿も見れる。もちろんその最中でもちゃんとアドバイスをくれる。
また、ナワバリバトルで勝利して「チョーシ」を上げてから話し掛けると、いつものアドバイスの前にチョーシの上がり具合に応じておカネをくれる。チョーシは4時間おきのステージ変更でリセットされるので注意。
また、ラストフェス「アオリvsホタル」の後はチョーシを上げて貰えるお小遣いの他にプレゼントがあるようだが…?
大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL
ラスボスを上回る最高ランクのLEGEND級スピリットとして登場。ちなみに同作出典で同ランクなのはシオカラーズのみ。
能力は「切りふだもう一回」。最後の切りふだを使用した後に必ずもう一度切りふだスタンバイ状態になる驚異の能力。彼の専売特許でもある。
更にステージ「タチウオパーキング」では審判を務めており、優勢になっているプレイヤーの色の旗を上げてジャッジしている。
関連イラスト
関連項目
ネタバレ
実は唯一の哺乳類というのは例えではなく本当の意味で唯一の存在である。
(もしかしたら鼠などの小動物はいるのかもしれないが、少なくともインクリングたちには猫の存在を知らないようだ)
海面上昇によって人類を含むほとんどの地上生物が絶滅し、その後海洋生物が地上へと進出し進化した。『軟体世紀』と呼ばれる時代の幕開けである。そして地上に上がった海洋生物たちは独自に文明を築き上げていき今のSplatoonの世界となったのだ。
人類が滅亡する直前、ジャッジくんが人類と共に海の底へと沈むことを哀れに思った飼い主は、彼を未来へ生かそうとコールドスリープしたのである。
かくして人類の化石が見つかる程の遥かな未来にジャッジくんは目覚めた。既に彼以外の(フェスネタはともかくとして)猫は存在せず、人類ももういない。彼の飼い主が言っていたように本当にこれが彼にとって幸せなのだろうか…。
だが、賑やかなハイカラシティでたくさんのインクリングたちに囲まれているジャッジくんは、少なくとも一人ぼっちではないようだ。
ジャッジくんの謎
ジャッジくんの出自は上記の通りだが、それでも謎が多い存在である。
ミステリーファイルの2000年前のナワバリバトルの記録にジャッジくんと思わしき猫が描かれている。更に100年前のオクタリアンとの大ナワバリバトルの写真にも若き日のアタリメ司令と思わしき人物ならぬイカ物と一緒に写っている。
猫の寿命はどんなに長くても生きても20年位だと考えると辻褄が合わない。
これはどういう事なのか?
ミステリーファイルをよく見ると2000年前の絵とアタリメ司令と一緒に写っている写真のジャッジくんは文字通りふつうの猫の姿をしている。かと思えば彼の飼い主の手記にある写真や大ナワバリバトル勝利の写真には普段のデフォルメされた姿になっている。この違いは彼の謎を解く鍵となるのか?それとも単に開発チームの意思疎通不足化なのか?
発掘されたジャッジくんの飼い主の手記によるとコールドスリープは一万年以上目覚めないとある。逆にいうと一万年を過ぎれば目覚めるということだ。ミステリーファイルからしてその頃に目覚めて活動していた可能性が高いのだ。
コールドスリープの副作用など何らかの理由で不老になったのか、普段は自らコールドスリープをしていて歴史の節々に目覚めているのか、それとも……。
のちに、コールドスリープを行うにあたって博士から「不死の薬」を与えられた事が分かった。
なお、続編では彼と同じ猫である「コジャッジくん」が登場し、唯一の哺乳類ではなくなったようだが…?
更には、意外なキャラクターとの関係がスタッフのインタビューから明かされた。