概要
スプラトゥーン2より登場した子猫。
ジャッジくんとともに、ナワバリバトルでどっちが勝ったかを判定する審判キャラ。
ジャッジくんによく似た風貌で、つぶらな瞳が特徴的。ジャッジくんのポジションを虎視眈々と狙っているらしい。
スプラトゥーン2
普段はハイカラスクエアのデカ・タワーの横で、昼寝しているジャッジくんのお腹の上に座っている。
話しかけるとアドバイスをくれたりする。台詞はジャッジくんが「に゛っ!」となっているのに対して、コジャッジくんは「…」となっており、そこに()付けで彼の意思が表示される。この()の部分はジャッジくんと同じくイカたちの脳内へ直接語りかけているのだが、子猫の割には貫禄のある語り方をする。
初代スプラトゥーンでは、ジャッジくんが「この世界の唯一の哺乳類」とされていたが、コジャッジくんの登場により唯一ではなくなった。
出自に関してはゲーム中で明確な説明はないものの、ヒーローモードで手に入るミステリーファイル27に、それらしき内容が記されている。
記録されているのは、胚らしき原始的な細胞、胎芽のような生命体、そしてコジャッジくんの3枚の写真。さらに、「このカプセルが開いた先の未来 お前は一人かもしれない そのときは カプセルを再起動するのだ」という、ジャッジくんの飼主だった博士が彼に向けたと思われるメッセージと、ジャッジくんと細胞の入ったカプセルの図が添えられている。
そしてミステリーファイル26では、上記のカプセルが写された写真とともに、「カラマリ研究室の映像記録 5628番: 歴史的遺産として厳重に管理されている旧世界の棺桶のような装置」「先日 掃除の際にまちがえてコンセントが抜かれてしまう出来事があったが 驚いたことに未だ装置は動いている」という記述がされており、カプセルが再起動されたことが窺える。
これらの資料から、コジャッジくんの正体は、ジャッジくんがコールドスリープしていた“カプセル”と称される機械から、培養によって生み出された彼のクローンであることが明かされている。
だが、本人は自分がクローンとして生まれたことに強いコンプレックスを抱いており、それがジャッジくんのポジションを狙う要因となっている。
故に、相関図でもジャッジくんに対して「生まれたときから模造品である俺の気持ちがお前に理解できようか?」と問いかけている(が、当のジャッジくんからの印象は「?」になっているため、何を思われているか不明)。
なお、ジャッジくんはかつての主人だった博士から不死薬を投与されており、すでに1万2000年以上を生きている不老不死の存在だが、コジャッジくんの方も不老不死なのかどうかは不明。ジャッジくんと違って不老不死でない可能性がある。
スプラトゥーン3
スプラトゥーン3でも引き続き登場。本作では少し汚れて毛が茶色くなり、毛もトゲトゲした感じになった。やさぐれて毛づくろいをしなくなったのが原因らしい、とアートブック内で記述されている。
ジャッジくんとは違い、バンカラ街で直接話しかけることはできなくなっているものの、陣取大戦ナワバトラーの対戦相手になってくれる。
さらに、ヒーローモードクリア後もある変化が……?
本作のヒーローモードのミステリーファイル23には、コジャッジくんのものと思しき手記が登場している。「目指せ 判定権の奪取!」と書かれているため、相変わらずジャッジくんのポジションを狙っているようである。手記にはジャッジくんの行動パターンや弱点などをメモしているようだが、ジャッジくんの弱点は発見できていない模様。
本作のアートブックでは、まるで海賊のアイパッチのように眼帯をつけ、救命胴衣を身に着けたコジャッジくんのイラストが掲載されている。ちなみにその眼帯にはあのマークが描かれているのだが、これは一体…… ?
関連イラスト
関連タグ
ブラッド・ファルコン、羅刹丸:同じくクローンとして生まれ、オリジナルと取って代わろうとする存在