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ミナ・ルサージュの編集履歴

2022-07-11 22:22:44 バージョン

ミナ・ルサージュ

みなるさーじゅ

『勇者パーティーを追放されたビーストテイマー』に登場するキャラクター。

概要

長い髪をしている少女で職業神官

勇者パーティーの一員で、回復を担当している。


キャラクター像

勇者の仲間になる為の教育を受けていたうえ、自我というものがまったく育っておらず、言うなれば使命を果たすための人形。そのため、世界を救う事が自分の使命とは言うものの、自分自身の考えではなく、「与えられた役割」の域を出ない。

仲間の一人アッガスが言うには、メンバーの問題点をそれぞれ挙げられたことがあるものの、例えばアリオスなら「短気で浅慮」と評されつつも「策略を多数用いれる知能を持つ」とう要素を持ち、リーンなら「わがままで何も考えていない」と評されつつも「力への執着が人一倍強い」など様々な長所とも言える側面がある一方、ミナに関しては「盲目的に神を信じて自分で物事を見ない」と評されたこの一言だけで全てを説明できてしまう。


そのため、機械的な効率性を重視するような冷たい合理性を抱えていった。そのため、使命を果たすことが全てであり、人間を見る目もまた、他人に対しても自分自身に対しても心情を読み取ることがなく、判断基準が「それしかない」と言える。当然、使命の遂行を妨げる人物に対しては冷淡な態度を取っている。


したがって、レインを追放した動機についても同様で、「使命を果たすための力が足りないという測定結果」でしかなかった。のちに、勇者専用装備である『宝具』の調達にレインの力が必要だとわかった時も、「冒険者ギルドで聞き込みをする」という合理的な方法を提案し、依頼を受ける気のないレインを説得した言葉に至るまで「あくまでも世界を救うために必要」というものであった。


人間というものを知らない彼女にとっては、仲間の間違いを正すことなど到底できない。レインの代わりとなるメンバー募集で全員を失格と判定したアリオスに対しても合理的に「基準が厳しいのではないか」と進言するのだが、コミュニケーション力のない彼女はアリオスに睨まれただけで竦み上がり、恐怖のあまり自分の意見を撤回して、アリオスの言葉が正しいという自己暗示をかけて身を守るのが精一杯であった。


大きい使命に立ち向かうにはあまりにも弱い人格であり、その人生における窮地に陥っても神に祈るのみで、どのような道を歩めばよいのか、自分で考えるという選択さえ知らないままである。


戦闘力

あらゆる傷も癒やし、死んだ者さえも蘇生することができる。また、リーン程でもないが上級に位する攻撃魔法をこなしている他、鑑定魔法を使用している。

しかし後衛であるため接近戦では不利であり、魔法を無効化する手段を持つ敵との相性は悪い。


魔法

  • ホーリーフレア

白い光を放つ上級の攻撃魔法。魔物を100匹纏めて吹き飛ばせる威力を有している。

名前や詠唱らしき文言である「集え、浄化の光!」から光属性攻撃魔法と思われる。

勇者パーティー一行とレイン一行の対決で、リーンの上級魔法と共にタニアに放ったが、両方ともタニアの超高等技術『マテリアルキャンセラー』で無効化された。


  • ジャッジメントアロー

聖なる光の矢を放つ攻撃魔法。こちらもホーリーフレア同様光属性の攻撃魔法と思われる。

リーンのレッドクリムゾンと同時にタニアに放ったが、結果は同上であった。


レイン達が回収した『真実の盾』を本物かどうかを確かめる為に使用。

言うまでもなく本物であるが、数日かけて迷いの森にある自分達が探し求めるも手に入らなかった宝具の一つをたった二日で手にしたことから「偽物ではないか」とアリオスの疑い深さにレインも呆れていた。


人間関係

勇者パーティー

勇者パーティーのリーダー格。

使命を果たすレールに乗っかっているだけのミナは、彼が「勇者である」という理由で盲目的に従っており、アリオスという人間については関心がない。しかし人格の弱さから、理不尽なことに対して合理的に返すことができず、彼から理不尽な怒りが向かえば恐怖のあまり同調する。アリオスにとっては、まこと都合のよい存在。


勇者パーティーの仲間。

時折彼女を窘めているものの、それは使命を果たすことしか目が向かないため、使命と無関係なリーンの感情的判断を不要なものと位置づけている節がある。リーンが致命的な危険に見舞われた事件ではリーンという人間に対して一切関心を向けていなかった。

同じ魔法を得意とする彼女とは、表向きの協調性は割と良い方。


レイン達一行

勇者パーティーの元一員。

使命を果たす人員として基準に満たないという考えで追放し、使命を果たすのに必要とわかれば無理矢理にでも協力させた相手。一連の判断からは、長期的な人間関係という観点がすっぽりと抜け落ちている。

レインにとって勇者パーティーの事は到底受け入れがたいものであるが、レインも魔物の襲撃で両親や故郷を失ったという事情からやむなく勇者パーティーの依頼を引き受けていた。

……が、結果的にレインはとある双子の精霊族を救えた上に、契約して仲間に加わる(ひいては、その契約がレインの命を救った)という勇者パーティーにとっては皮肉な結果となった。


自分達が追放したレインの仲間である竜族の少女で、リーンと共にミナが戦った相手。

彼女に攻撃魔法を尽く消されて戦意喪失、さらには自分達も使えない超級魔法を使った時はプライドをかなぐり捨ててリーンと共に抱き合って命乞いをしてしまう


関連タグ

勇者パーティーを追放されたビーストテイマー

悪女…と呼べるほどの自我は彼女にはない。

人形(ロボット機械):自分の知識や他者からの命令通りにしか行動できない点がまさにそれである。


関連キャラクター

ヒルデ:『主人公を追放した勇者パーティの一員であるヒーラー繋がり』で、更に神に仕える職業(ただし、ミナは神官でヒルデは僧侶と少し異なる)でありながら悪事を働く勇者をはじめとする仲間の悪事や悪行を咎めないという共通点がある。更にヒルデの場合は、勇者によって不幸な目に遭う一般人を嘲笑う、「(自分が所属している教会で祀っている)神霊タイゴンの愛は無限だ」という教えを広めているが、実際は回復魔法で怪我や病を治す見返りとして貧しい者からも大金をむしり取る生臭坊主のような事をしている。勇者が主人公への逆恨みと私利私欲で魔王軍に寝返って王国を滅ぼそうとした時は『神は間違った人間を勇者に選ぶはずがない』という思考で勇者の味方を続ける、勇者からは信頼されており進言や忠言も素直に聞き入れてもらえるといった相違点がある。

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