概要
手羽先高校の生徒である、東山有、若宮千春、美濃周子の3人が所属しているチーム。
幼い日に一緒にReバースで遊んだ藤堂圭ともう一度会うため、東山有が結成させたという設定になっている。
後に第38話でこのチームが結成する話が描かれた。詳しくは上の動画を見てほしい。
3人の共通点として、スポーツが趣味である点がある。
ミニアニメでは、有が趣味を披露している(第24話)。カードイラストでは趣味を披露している3人を見ることが出来る。
メンバー
CV:西尾夕香
CV:西本りみ
CV:進藤あまね
カードゲームでは
カードゲームでの『Go Go しちゅー's!』では、比較的バランスの良い構築になっている。初心者でも入りやすい構築であり、これからReバースを始めようとする人でもうってつけのデッキである。
単体除去で相手の攻撃を妨害する『お休みの時間 千春』、ドローカードである『私服の周子』を備え持ち、相手のスパークを止めるキャンセルも『天才中学生? 周子』があるので、比較的バランスよくデッキを組みやすい。
切り札は『Reバースプレイヤー 有』。メンバーにある『Go Go しちゅー's!』のキャラに応じてATKが増える効果を持ち、Reバースカード『目指せ全国大会!』を組み合わせると、最大でATK9に到達する。さらに、リタイアが6枚になっている時には、なんとメンバーのサポートなしで攻撃可能(本来のルールではメンバーをレストしないと攻撃できない)ので、最大4回攻撃も可能である。そのため、逆転要素も備え持つ。
この他にも、メンバーに存在していればATKと条件付きでDEFも増える『Reバースプレイヤー 千春』も存在している。
ただ、普通に組もうとすると、短所はないが長所もない、つまり、器用貧乏なところが目立つため、環境に合わせて、様々なカードを追加する必要がある。トライアルスタートデッキやティーチングデッキのカードを使い、攻撃を守るためのブロッカーや、妨害するための単体除去を増やすのも得策かもしれない。但し、ほとんどは『Go Go しちゅー's!』属性のカードがないので、その属性の本領発揮を条件としている効果持ちのキャラとの相性に注意すること。
初期環境では、『ガルパピコ』のPoppin'Partyより若干少ないが、そちらの場合は限定カードを用いることが多く、構築に苦労することが多いため、こちらの場合は、限定カードを集めなくても十分に強いデッキという利点があった。『Reバース』を選択した場合のネオスタンダード構築では、他の構築がいろいろと癖が強いということもあり、このデッキの方がバランスが良いということも、使用者が多かったという理由があるだろう。環境の変化とインフレによって、このデッキも環境から姿を見せることは少なくなってしまったが、それでも強力なデッキであるため、大会でも結果を残した事例がある。
『Reバース vol.2』では、前述の『Reバースプレイヤー 有』よりもATKは劣るが、ブロッカー不可の攻撃をすることが出来る『Reバースパーティー! 有』や、コストが重い代わりに、相手のメンバーを2枚減らして攻撃を一気に妨害できる『多面ファイト 千春』などの追加により、環境に応じたデッキの構築が可能になった。
但し、代わりに高いDEFを持つ、優秀なカードは前述の『Reバースパーティー! 有』しか追加されなかったため、今度は平均値が低いDEFで悩まされることになってしまった。そのため、『Reバースパーティー! 有』のReコンボの発動のために必要な『りばあすな日々のはじまり』や、『Reバースプレイヤー 千春』を採用しないと、低いDEFで悩まされやすい。高いDEFを持つ『トReニティ』に対して、こちらは高いATKで攻める、つまり、攻めこそが最大の防御という感じだろうか。
大会の入賞履歴は、『WGP2021春 3rd STAGE』では、第9地区Bで準優勝した他、第7地区で4位に入賞している。また、『新春Reバース祭2022』では、『2デッキカップ』でついに優勝する結果になった(もう一つのデッキは環境入りしているデッキの一つである『ガルパ☆ピコ』の『Morfonica』)(参考)。
これらの3つのデッキは、異なる特徴があり、採用しているカードも違っている。例えば『朝のひととき 周子』をスタートキャラ(ゲーム開始時にエントリーに置かれるキャラのことで、エネルギー(またはパートナーカード)をレストすることでメンバーに確実に置ける)にしているデッキもあれば、『全力!Reバースフェス 有』や『全力!Reバースフェス 千春』が存在しているコスト1のキャラもあり、後攻でコスト2のキャラをスタートキャラにしても、場合によってはメンバーを2枚用意することが出来るという理想から、『朝のひととき 周子』を採用しないデッキもある。また、切り札も、『Reバースパーティー! 有』を採用しているデッキもあれば、リタイア参照除去のReバースを指定したReコンボを持つ『Reバースプレイヤー 有』を使ったデッキまでも存在している。
備考
『Go Go しちゅー's!』を演じた声優は、『Reバース for you』に参戦している作品である『ガルパ☆ピコ』(『BanG_Dream!』及び『ガールズバンドパーティ』のミニアニメ)のキャラを務めている共通点がある。
但し、ミニアニメ『りばあす』の放送開始当初、広町七深(西尾夕香)や倉田ましろ(進藤あまね)が所属している『Morfonica』の存在が発表されていなかった(判明されたのは3月1日で、ガルパへの本格実装は3月16日)。また、牛込りみ以外は、放送当初、ガルパ☆ピコには登場していなかった(後に2期である『BanG Dream! ガルパ☆ピコ ~大盛り~』で登場した)。
なお、バンドリ以外だと、メンバーが2名以上共演している有名な作品では『アサルトリリィ』(若宮千春→二川二水、美濃周子→丹羽灯莉、東山有を担当する西尾夕香は未出演)が存在している。
トReニティの関係について
有の幼馴染である圭が所属している『トReニティ』とは、(主に有と圭の関係もあって)一緒に共演することがある(⁂(アステリズム)やヴィーナスも登場した話を除いても第2話や第7話(但し、千春は未登場)がある)。
また、何故か中の人に関連する共通点が多い。
- リーダーである有と圭の声優は、音楽三部作の主人公。
- リーダー以外の二名(千春と周子、京と雪)は、『アサルトリリィ Last Bullet』のリリィ(それぞれ二水、灯莉、雨嘉、梅)を演じている。なお、それ以外だと、駒形豊の中の人も瑤の声優を担当している。
- 『Go Go しちゅー's!』と『トReニティ』のキャラは、それぞれ『バンドリ』『スタァライト』の声優が担当しているが、その内、苦労人になることが多い千春と京のみ、中の人が同じキャラの所属が異なる(千春→Poppin'Partyの牛込りみ、京→シークフェルト音楽学院の夢大路栞。それ以外は、それぞれMorfonica、聖翔音楽学園のキャラを担当している)。
主題歌について
第26話以降、第32話や第37話を除いて、主題歌が各チームの曲になっていて、『Go Go しちゅー's』も主題歌が用意されている。曲名は『笑顔でGo Go Go!!!』。以下の話のエンディングで使用されている。
- 第26話『2分で分かる?? Reバース』
- 第30話『トリック オア Reバース!』
- 第35話『放課後全力疾走!』
- 第38話『君とまた、会うために』
- 第39話『Reバースしないと出られない部屋』
- 第43話『カンナとクルミのお気に入り』
- 第50話『有 vs グレート-O-カーン(前編)』
- 第51話『有 vs グレート-O-カーン(後編)』
この曲がエンディングで使用された話は8話とかなり多く、特に第38話&第39話と第50話&第51話に至っては、2回連続でその曲が使用されている。
但し、第43話は、『Go Go しちゅー's』のキャラが誰一人も登場していない(登場しているのはtwinkle♡wayだけ。なお、アイキャッチは何故か美濃周子が担当している)のに、何故か『笑顔でGo Go Go!!!』が使われている。
関連タグ
⁂(アステリズム):同じ高校のチームであるため、一緒に共演することがある(第8話、第11話、第37話、第50話、第51話など)。