概要
TVアニメ『惑星ロボ ダンガードA』第27話より登場した。
漫画版には登場しない。
いわゆる『美形悪役』として番組の人気を牽引した。
人物
CV:山田俊司
ドップラー総統が手塩にかけて育ててきた青年将校で、ドップラー軍団の精鋭部隊である『ハーケン特別攻撃隊』を任されている。
『ハーケン特別攻撃隊』には彼ら専用の戦闘機が配されており、ハーケン自身もこれに搭乗し作戦を指揮する。また自らがメカサタン(ドップラー軍団が使用するロボット兵器)を操縦することもある。白兵戦ではムチを使う。
当初は冷酷非情で尊大な自信家として描かれていたが、第45話では捕虜にした霧野リサに夭逝した母の面影を見出し、故意に脱出させる。
これ以来、ドップラー総統に対する盲目的な崇拝が揺らぎはじめ、部下を救うためにジャスダムに一時休戦を申し入れるなどの行動をとるようになる。
ジャスダムとの共存を主張するトニーに対し、ドップラー総統はハーケン特別攻撃隊全員に自爆特攻を強いるという対応をとる。
だがその結果、ドップラー軍団の宇宙船プラネスターが機能停止に陥り、乗員はトニーの要請を受けたジャスダムに救出され、正気を失った総統にとどめを刺したトニー・ハーケンは、プラネスターとともに炎と消えた。
もしかしたら、既に死亡退場が決まっていたキャプテン・ダンに代わる要素として、主人公のライバルキャラとして生まれたのかも知れない。
関連タグ
ドップラー総統:上司。
花形満:巨人の星の主人公である星飛雄馬生涯のライバルにして、後に義兄となる。恐らくトニー・ハーケンの元ネタと言える。
シャア・アズナブル:ガンダムシリーズの名ライバルキャラにして、ファーストガンダムの陰の主人公。此方はファーストガンダム時代では父を暗殺したザビ家に復讐せんと暗躍する。