プロフィール
概要
腰まで伸ばした金髪を細く長いリボンで束ねた髪型が特徴の女性で、主人公レイン・シュラウドや先代勇者アリオス・オーランドとその協力者モニカ・エクレールと同じく、初代勇者の末裔の一人。
元々は『金色の刃』の異名を持つAランクの冒険者であったが、先代の勇者であったアリオスが度重なる素行不良と、レイン一行を陥れようと行ったある凶行が決定打となって資格を剥奪された事に伴い、国王・アルガス・ヴァン・ロールリーズの選定で新しい勇者として指名され、魔王軍討伐に身を投じる事になった。
キャラクター像
性格
明るく社交的で、まっすぐで、困っている人を見つけたら、助けずにはいられない性格で、勇者に指名される前から『弱きを助け、悪をくじく』をモットーに活動し、勇者に選ばれた後も自分の立場に胡座をかく事もなく、誰であろうとも別け隔てなく公平に接する等、前勇者アリオスとはまるで正反対な、まさに勇者に相応しい清廉潔白を地で行く人格者。
戦闘力
劇中初登場時は勇者になったばかりでまだ実力は成長途上であるとの事だが、勇者の末裔の一人だけあって、20歳という若さでAランクに辿り着けるだけの武芸の才能、初代勇者の血を引く者のみが有する成長の限界が存在しない特殊性質「限界突破」の持ち主であり、アリオスが使用していたものと同じ魔法を使用する場面がある。
レイン一行との関係
勇者に選ばれる以前からレインと彼の仲間達の活躍を聞いており、始めて直接対面した際には立場をかなぐり捨ててサインを求める程、非常にリスペクトしている。
そんな飾りっ気のない純粋で社交的且つ良識的な彼女の言動を見たレインからも、「前勇者のことをよく知っているから、シフォンの行動が、とんでもなく偉いことのように思える」と評され、すぐに意気投合する。
一方、前勇者の数々の悪行を知るカナデ達は『勇者』という立場そのものに対して懐疑的に見ていた為、当初は半信半疑に思われていたが、シフォン率いる新勇者パーティーとの合同による依頼をきっかけに彼女の人柄を知り、信頼を置く様になる。
以降、レイン一行と非常に友好的な関係を築き、協力関係を結ぶ事となる。
人間関係
(新)勇者パーティー
新勇者パーティーの一員であるヒーラー。
新勇者パーティーの一員である戦士。
一時期、レインやシフォンらと敵対するある人物に捕らわれて、成り変わられていた。
レインのパーティー
シフォンがリスペクトしているビーストテイマー。
ある依頼をきっかけに友人となり、以降様々な局面において協力したり、力を借りたりしている。
旧勇者パーティー
前勇者パーティーの一員であった魔法使い。
新代の勇者であるシフォンの事を認めず、「紛い物」呼ばわりして罵倒した。
前勇者パーティーの一員であった神官。
リーンの一件から、前勇者パーティーを危険分子と見た王国から、前勇者と共に討伐するよう依頼を受けるが、シフォン自身は彼女と話し合う事で、生きて更生させようと考えており、一時はレインらと共に和解できるまでに至ったが、直後に起きた騒動によって彼女が贖罪の為に自らを犠牲にした事で、生きて更生させようとしたシフォンの想いは叶わなかった。