CV:井上喜久子
人物
「ナイトオブラウンズ」の一員で、「ナイトオブフォー」の地位に就く女性。
皇帝となったルルーシュに対し、ビスマルク・ヴァルトシュタインやモニカ・クルシェフスキーと共に反旗を翻すが、枢木スザクの乗るランスロット・アルビオンに機体を破壊され、戦死した。
瞬殺だった…。
登場したのが22話のこのシーンのみであり、しかもランスロット・アルビオンの初お披露目の回でもあったために完全に噛ませ犬以外の何者でもなかった。
帝国最強の騎士の1人とは何だったのか・・・。
フォローするのであれば、ランスロット・アルビオンは世界に二機しか存在しない第9世代のKMFであり、ドロテアの機体とは覆せない性能差があったということである。
外伝漫画「双貌のオズO2」によれば専用機の名は「パロミデス」である。
余談
R2本編の22話で唐突に登場した彼女だが、R2製作時には、元々いない存在だったことが、14年後のロストストーリーズ生放送にて語られた。
制作時、スザクに瞬殺される役は「モニカ」と「ノネット」であった。絵コンテ段階まではそのように進み、実際にその画で収録が行われたが、この時ノネットに声を当てたのは、井上喜久子氏であった。(ゲームで声を当てた新井里美氏は、22話で出番がなく、ほんの一瞬の登場であったため、井上氏が代役を務めた。)
しかし、収録後、一瞬とは言え自身が担当した役を演じられなかった新井氏は、そのことを非常に残念に思い、それを知った谷口監督が急遽、キャラを変えるように指示を出した。
以上の経緯から、急遽代役(やられ代役?)で誕生したキャラであり、他のラウンズのような制服姿の設定が無かったのも、以上の理由であることが語られた。
まさかのノネットの身代わりでの誕生経緯に、あの扱いも納得である。モニカ以上に認知度がないため、不憫なことこの上ない。
それから14年後――――
ロストストーリーズにて、ようやく専用機が公開され、ナイトオブフォーとしての彼女は日の目を見ることになった。