概要
CV:水中雅章
迷宮(ダンジョン)から産まれ落ちるモンスターでありながら意思と知能を持つ異端児(ゼノス)の一員。20歳。
種族は蜥蜴人(リザードマン)で赤緋色の鱗と雄黄の瞳が特徴。
異端児のリーダー的存在で最古参メンバーの一人でもあり、グロスとレイとは長年の付き合い。
冒険者が落としていった長直刀と曲刀、そして胸当てを装備し磨いてきた野生の剣技を駆使して戦う。長らく異端児最強(冒険者でいうとLv.5位)だったが、最近現れた新人に追い抜かれたことを悔しく思っている。
人物像
厳つい見た目に反して陽気で取っつき易い性格をしており、人語もはっきりと発することができ、心を開いた人間には「〇〇っち」と呼び交友的に接する(例:ベルっち、リリっち)。
異端児の中では人類との共存と地上進出を願う穏健派でその筆頭でもあり、【ヘスティア・ファミリア】がウィーネを連れてきた時は、彼らがどのような人間か試すために戦闘を行い、ウィーネを庇う行動を起こした彼らが今迄の人間たちと違う事を感じ取り歓喜し、自ら歩み寄って団長であるベル・クラネルに握手を求め、それに応えて手を握ってもらい受け入れられた事で同胞達と共に盛大にもてなした。【ヘスティア・ファミリア】の事は人とモンスターの共生するための希望として期待しており、いつか地上に出て記憶の中にある日の出の景色を自身の目で見たいという想いを彼らに語った。
【イケロス・ファミリア】が起こした騒動で仲間が殺害、一部が拉致されたことで多くの同胞が過激派に傾いてしまった時は彼らを説得しようとするも叶わず、またリド自身も心の中では仲間にされた仕打ちを許すことが出来ず『リヴィラの街』を襲撃。討伐隊に扮して状況を確認しにきたベルと再会するも、最早人類との共存は不可能だと彼に語り、これ以上自分達に関らせないようベルを拒絶した。しかし、ディックス・ペルディクスの呪詛(カース)によって錯乱状態にされた時、「誰かを救うことに、人も『怪物』も関係ない」というベルの言葉を受け、自力で呪詛に抗い共にディックスを追い詰め、地上で人々に非難されると知りながらもウィーネを命がけで守ろうとしてくれたベルに心から感謝した。
地上からのダンジョン帰還作戦では【ヘスティア・ファミリア】やフェルズの力を借り仲間と共に行動を開始する。外伝『ソード・オラトリア』ではその裏側で起きた出来事が書かれ、『人造迷宮クノッソス』を移動中【ロキ・ファミリア】と遭遇。更に【闇派閥(イヴィルス)】からの奇襲を受けるが、フィン・ディムナが増援に来たことで難を逃れ、地上にてベルとアステリオスの決闘を見て決意を新たにしたフィンにクノッソス攻略の共闘を申し立てられ、その交渉にフェルズと共に応じた。人間たちとは別行動ながら『クノッソス』にあるモンスターを生み出す簡易苗花(プラント)の破壊や『精霊の分身(デミ・スピリット)』の討伐を行い、影ながら同胞達と共にオラリオの存亡を左右する戦いに貢献する。
現在は【ヘスティア・ファミリア】との出会いや【ロキ・ファミリア】がレイを保護を行うといった、少しずつではあるが大きく変わってきている自分たちの現状を嬉しく感じており、特にその切っ掛けとなっているベルに感謝しているが、同時に色々と迷惑をかけてしまっていると申し訳なく思っている。そのためベル達がダンジョンで危険に陥った時などは仲間を引き連れ救助に向かうなど、異端児事件で受けた恩に報いるために彼らの助力を行っている。
関連タグ
ラ・フォリア・リハヴァイン:『メモリア・フレーゼ』とコラボした『ストライク・ザ・ブラッド』におけるアイズと声が同じ王女様。コラボストーリーの中盤でリドと同じチームを組み、アイズの声真似でベルとレフィーヤをコキ使いながらリドに王族のなんたるかを教えた。その結果、リドは『王族は人の心を操るヤヴァイもの』だと誤った解釈をしてしまい、ラ・フォリアのことが怖くなってしまった・・・