概要
サトイモ科の植物で野菜として栽培される。地下茎が肥大化した塊茎(芋)や葉柄(ズイキ、ハスイモ)を食べる。
主に畑で栽培されるが、南西諸島では水田で栽培しタイモ(田芋)と呼ぶ。
タロイモとしては寒冷な気候に耐えられる方だが、岩手県、秋田県以南の東北地方が安定して栽培できる北限である。
東北の厳寒期には保存の難しかったサトイモを、冬が来る前に消費してしまう(種芋を除く)のが芋煮会の始まりという説もある。
水芭蕉、ザゼンソウ、アンスリウム、ショウブ、コンニャクなどもサトイモ科の植物である。
サトイモの料理
衣かつぎ、煮っころがし、時雨煮、芋煮、炊き込みご飯、里芋コロッケ、里芋餅など。