プロフィール
概要
アヤネはCygamesのスマートフォンRPG『プリンセスコネクト!Re:Dive』のキャラクター。
「ぷうきち」という、ぶっきらぼうな口調で喋るクマのぬいぐるみ(が付いた巨大鈍器)をいつも連れ歩いている家出少女。
訳あって【サレンディア救護院】に身を置いている。
無印版の北条綾音にあたる。
人物
明るく天真爛漫で、やんちゃな少女。
活発で面倒見がよく、同じく救護院に身を置いているクルミのことを思いやり、年上としてよくお姉ちゃん風を吹かせている。
しかし、同じ14歳であるシオリやツムギ等と比較してもかなり精神的に幼い部分が目立つ。クリスマスの時はまるで子供の様にはしゃいだり、9歳のミソギと大人気なく張り合っている他、時にいつも目下に見ているクルミに頼る事ある。なんだこの差は…。
なお立ち絵では分かりにくいが、身長に関してはミソギと比べると20cm大きい。
家族愛が人一倍強く、家族と認めた相手には常に気配りをし、それを守ろうと奮闘する。
一方でプリコネにおける世界の歪みに由来する言いようのない違和感から、両親に対して距離を取っている。孤児でも無いのに【サレンディア救護院】預かりになっているのはそのため。両親に対しては赤の他人のような感覚を抱く一方、その強い家族愛から両親を傷つけている自身に大きな負い目を感じており、活発な普段と比べて、その精神はかなり不安定になっている。その為に自身の半身とも言える「ぷうきち」には強く依存しており、「ぷうきち」を紛失したり、両親のことでショックを受けるなどすると、自分が悪い子だからなどと卑屈になったり、幼子のように泣きじゃくり弱々しくなる。
華奢な見た目だがかなりの怪力のようで、巨大ハンマーである「ぷうきち」を難なく振り回し、そのスイングはバッターのコーチを務められるほど。また感極まった時に「ぷうきち」を圧潰させかねないほどの強力なハグをし、公式4コマでは寝癖で「ぷうきち」をねじ切る勢いでねじっている。現状、彼女のそういったパワーは「ぷうきち」にしか向けられていないために実害はないが、主人公はアヤネの「ぷうきちフルスイング」の練習に度々巻き込まれており、ふっ飛ばされている。
主人公のことは、最初は同じ【サレンディア救護院】で生活する「家族」として愛していたが、次第に彼女の抱く「家族愛」は「恋愛」へと変化しており、その変化に戸惑っている。
普段のアヤネは自分自身でもぷうきちと同程度に活発に話すが、現実世界の北条綾音は自分ではほとんど喋る事が出来ず、主人公との会話は完全にぷうきちが行っている。
ぷうきち
アヤネが常に持ち歩いてる一抱えほどの巨大ハンマー(の先端に被せてある熊の上半身のぬいぐるみ)。
口は悪いがアヤネのことを第一に考えており、面倒見がよく気配りも出来る、男気溢れるクマ兄貴。アヤネを茶化したり、フォローすることも多い。
一見するとアヤネの腹話術かと思われるが、その範疇を明らかに逸脱する描写は枚挙に暇がない。明らかにアヤネの考えが及んでいない事をぷうきちが話すし、アヤネとぷうきちが離れ離れになった際にはぷうきちの出した大きな声でぷうきちを見つけ出す事になった。
2018年のクリスマスイベント『忘却のキャロル』では、チカと人格が入れ替わるという事態が起きており、独立した人格が存在している謎多き存在であることが明らかになっている。
アヤネ曰く「普段はぷうきちの考えていることを自分が腹話術で代わりに話しているが、ぷうきちには生命がある」とのこと。
また、父親の「ぷうすけ」、母親の「ぷうまま」も存在しているが、こちらも「ぷうきち」同様に個人として独立しているかは不明。
ストーリー
メインストーリー第1部3章にて、救護院がアヤネの「シャドウ」(人の姿をした特殊な魔物)に襲撃される事件が発生。それに関連してクリスマスバージョンのキャラクターストーリーでは、アヤネの「シャドウ」が本物のアヤネに代わって、彼女の両親の娘として溶け込んで生活していた事件も発生している。
何故アヤネのシャドウが現れたのか原因は不明。またシャドウはクリスマスバージョンのキャラクターストーリーで、王宮騎士団からダメージを受けたような描写もあり姿を消しているが、消息は不明。
第2部では主人公が【サレンディア救護院】に匿われていたところを【レイジ・レギオン】のアゾールドとカリザに強襲されるも、【リトルリリカル】の残していた落とし穴にクルミと協力してカリザを落とすことに成功し、その上で身動きの取れないカリザを二人でボコボコにした。
イベント『ミサトサマーエール! 夢追う真夏のナイン』ではビーチベースボールのコーチとして主人公によって連れてこられたバッターコーチとして登場。
部員達に「ぷうきちフルスイング」を伝授した。最初は戸惑っていた部員たちだが次第に浸透していった。
同イベントに収録されたミニゲームでは最初から使用できるプレイヤーキャラに抜擢された。余談だが他のプレイヤーキャラは隠しキャラである上全員男性となっている。
TVアニメ版では、第1シリーズではオープニングフィルムと最終話エンディングフィルムでのワンカット出演にとどまったが、第2シリーズ(シーズン2)第7話にて、クルミと共に出没した。
これに合わせて、ぷうきちの喋る所は、ぷうきちが両手と全体を上下に動かす描写を見せている。
スキル
通常
ユニオンバースト | ぷうきちフルスイング | 敵単体に物理大ダメージ+大きくノックバック+スタン |
---|---|---|
ぷうきちサイクロンアーチ | 範囲の敵に物理特大ダメージ+大きくノックバック+スタン | |
スキル | ぷうきちブレイク | 範囲の敵に物理小ダメージ+スタン |
ぷうきちブレイク+ | ↑が中ダメージ+単体に物理大ダメージ+行動速度小ダウン | |
ぷうきちハリケーン | 範囲内の敵に物理小ダメージ+物理防御力小ダウン | |
EXスキル | プリティスラッガー | 物理攻撃力中アップ |
プリティスラッガー+ | 物理攻撃力中アップ+魔法防御力小アップ |
クリスマス
ユニオンバースト | ぷうきちサンタストーム | 敵単体に物理特大ダメージ+反動ダメージ |
---|---|---|
スキル | ぷうきちエール | 自分の物理攻撃力大アップ |
ぷうきちエール+ | 自分の物理攻撃力特大アップ+行動速度大アップ | |
ぷうきちラッシュ | 敵単体に物理中ダメージ+小さくノックバック | |
EXスキル | ホーリーナイトスラッガー | 物理攻撃力中アップ |
ホーリーナイトスラッガー+ | 物理攻撃力大アップ |
エクスプローラー
ユニオンバースト | ぷうきちアドベンチャー | 範囲内の敵全てに物理大ダメージ+範囲内の味方全ての物理攻撃力を特大アップ |
---|---|---|
スキル | ぷうきちチョッピング | 範囲内の敵全てに物理大ダメージ |
ぷうきちエンブレイス | 範囲内の味方全ての物理攻撃力と物理クリティカルを大アップ | |
EXスキル | ブレイブフルジャーニー | 物理攻撃力中アップ |
ブレイブフルジャーニー+ | 物理攻撃力大アップ |
キャラステータス
通常
【物理】
前衛で、戦場をかき乱す、くまっ子。
ユニオンバーストで、相手を思い切り吹き飛ばすと同時にスタンと大ダメージを与えることで敵陣形を大きく乱す。
ユニオンバーストが特徴的。説明文に「吹き飛ばす」と書かれてる系統のスキルなのだが、その吹き飛ばし幅が非常に大きく、画面の端まで一気に吹っ飛んでいく。同時にスタンも付与するため、ワンタンク編成相手には効果絶大。
ノックバック耐性を持たないボスも少なくなく、任意で使うことにより危険な行動をキャンセルさせられる点が非常に優秀。
単体火力キャラではないが、これを見込んでクランバトルに採用されることもあった。
また、スキル2つが小範囲攻撃であり、うち一つがスタン効果付き。アタッカーなので火力もそこそこあり、タンクが多い編成相手でも足止めしながら削りを入れてくれる優秀なキャラクター。
更にアタッカーとしては硬い部類に入り、ノゾミやクルミのサポートがあれば範囲アタッカー一人くらいなら悠々と耐えて攻め続けられる。
この三人は奇しくもクリスマスイベント『忘却のキャロル』で集っている。
後発キャラの為実装当時は女神の秘石でしかメモリーピースを手に入れられなかったが後にアリーナコインで交換できるようになった。
2019年4月30日には専用装備「偉大なクマ王ぷうきち」が実装。
ぷうきちブレイクの範囲攻撃のダメージ量がアップし、それと別に単体ダメージと行動速度ダウン効果が付いた。相手への妨害性能が強化されるため、アリーナでアヤネをよく使うのであれば装備させたい一品である。
★6
「私とぷうきちは最高のペアスラッガーだよ☆」
2020年8月6日、『★6才能開花』によってアヤネに『★6』が実装された。
ユニオンバーストが「ぷうきちフルスイング」から「ぷうきちサイクロンアーチ」に変化し、セットボーナスによってHP・物理攻撃力・物理防御力・魔法防御力・TP上昇が大きく上昇する。
ユニオンバーストが単体から前方範囲全体に変化したことで前方の敵を纏めて吹っ飛ばすことが可能となった。
ちなみに彼女は後発実装キャラにおける★6実装第1号となった。
2021年3月現在初期実装でないキャラで★6が実装されているのは彼女とキョウカの2人だけである。
クリスマス
【物理】
前衛で、敵をなぎ倒していく聖女のくまっ子。
ユニオンバーストはHPを消費するが威力は絶大。スキルで物理攻撃力を上げ、さらにダメージアップ。
クルミやチカより半月遅れて登場した、クリスマスバージョンとなるサンタ衣装のアヤネ。
範囲攻撃を得意とする通常版から一転、単体攻撃型に切り替え、エリコに並ぶ物理攻撃力を得た。物理攻撃力が上昇した代わりにHPや魔法防御力がやや低くなったが、アタッカーとしてはまずまずの水準を維持している。
攻撃スキルであるぷうきちラッシュは倍率こそ控え目だが、自己バフスキルのぷうきちエールの倍率がかなり高く、倍率不足を補ってくれる。
ユニオンバーストは一般的な特大ダメージ系の約1.5倍という超絶威力を誇り、才能開化した上で防御力を限界まで下げた相手に当てた場合、20万を超えるダメージを余裕で叩き出す。
しかし、こんな強力なユニオンバーストにデメリットがないわけがなく、某吸血鬼のように反動ダメージを受けてしまう。反動は自身の攻撃力/防御力に依存するため、開化してないor物理デバフを受けていると反動で即死なんてことも…。
また、某吸血鬼と同様に反動ダメージはクリティカルする場合があるため、そうなると戦闘不能になる可能性が飛躍的に高まってしまう。
反動は才能開花である程度抑えられるため、クリスマスアヤネを使用する際は火力を高める意味でも女神の秘石を優先的に回しておきたい。
ユニオンバーストが非常に強力なため単純な火力要員としての活躍が期待できそうだが、アリーナでいざ使ってみるとノックバック頻度が余りにも多いせいでタンクへの火力が分散し、リカバリーされてしまう。
そのためアリーナでは、他のノックバック持ちと組みタンク二人をこぞってノックバックさせ、裏の前衛アタッカーを畳み掛ける使い方が基本になる。
クランバトルでは相手が一体しかいないのでその火力を存分に発揮できるが、HP管理はしっかりしておこう。
2019年12月11日に他の忘却のキャロル組と一緒に専用装備が実装。名前は「クリスマス王ぷうきち」。
ぷうきちエールの攻撃バフ量が上昇したほか、行動速度大アップ効果が付いたため、バフが重複しやすくなった。
また、専用装備のステータスにHP吸収が付与されているため、反動ダメージのリカバリーが効きやすくなるなど恩恵が大きい。クリスマスアヤネを運用する際は、なるべく専用装備を付けて最大まで強化したいところである。
2020年2月現在、専用含め最大まで強化することで☆5ではエリコ(両スキン)に次ぐ攻撃力を叩き出すようになった。
余談だが、アヤネのクリスマス衣装は無印版でカードとして既に登場している。
水着タマキなどにも似た事例があるが、あちらの★3イラストのベースは無印版の流用であるのに対して、クリスマスアヤネの★3イラストは無印版に描かれた衣装を用いた新規描き下ろしになっている。
エクスプローラー
【物理】
前衛で、相棒と困難を越え猛進するアヤネ隊員。
群る敵を二つの範囲攻撃で一気に捉え、周囲の味方の物理攻撃力とクリティカルアップで冒険を阻む壁を打ち崩す。
イベント『マホマホミラクルジャーニー 旅する少女と最果ての大樹』に合わせて登場した、探検隊姿のアヤネ。
マホの実装より、半月遅れで実装された。
関連イラスト
関連項目
木之下ゆゆ…あんさんぶるガールズ!(メインシナリオライターがプリコネRと同じ日日日氏)のキャラクター。ぬいぐるみが手放せないキャラ繋がり。
平安残酷物語…同作者のライトノベル。シャドウの元となったと見られる存在が登場する。