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石北本線の編集履歴

2022-09-17 11:37:40 バージョン

石北本線

せきほくほんせん

石北本線とは、JR北海道の路線のひとつ。

概要

JR宗谷本線新旭川駅から分岐し、釧網本線網走駅までを結ぶ全長234.0kmの路線。全線単線非電化。


上川と白滝の間に聳える石北峠が難所であったため、網走地域の鉄道路線はまず十勝方面(池田駅)から陸別、足寄を経由して野付牛(現在の北見)、網走に至るルートが開通、続いて名寄から興部、紋別を経由して遠軽に至って北見に抜けるルートが開通した後、現在の旭川から上川と白滝を経由して遠軽に繋がるルートが開通した。それぞれ後年池北線、名寄本線と呼ばれる路線で、国鉄末期に特定地方交通線指定され廃止(池北線は三セク化され北海道ちほく高原鉄道となったがやはり廃止)されている。

この経緯から、遠軽駅でスイッチバックする形をとっている。

また遠軽と北見の間に位置する常紋トンネルもなかなかの難工事となったが、このトンネルは当時許されていた網走監獄の囚人に重労働を課し、多数の囚人の犠牲の元に建設されたという経緯があり、未だに心霊の噂が絶えない場所となっている。周辺に慰霊碑が立っている。


起点の新旭川駅からは、普通・快速列車は2駅隣の旭川駅まで、特急列車は旭川駅(2往復)・札幌駅(2往復)まで乗り入れている。そのほか、普通列車は運行系統が上川駅遠軽駅で分けられている。


上川~遠軽間を通しで運転する列車は特急オホーツク」・「大雪」計4往復、特別快速きたみ」1往復、普通列車1往復のみと非常に少ない。


冬場にはタマネギを運ぶ貨物列車の運行もあり、特に後者は「玉ねぎ列車」と呼ばれ、特に北見網走近辺の道民や鉄道ファンにとっての冬の風物詩のひとつとして親しまれている。

なお上川~白滝間は、在来線の定期旅客列車が運行する路線としては、JR最長の駅間になっている。


停車駅一覧

  • ●:停車 ▲:一部列車が停車 |:通過
  • 駅番号で( )になっているものは、駅番号設定後に駅から格下げされた信号場

駅番号駅名普通特快きたみ特急乗り換え路線備考
A28旭川
  1. 函館本線
  2. 富良野線
A29旭川四条
A30新旭川宗谷本線(名寄方面)
A31南永山
A32東旭川
A34桜岡
A35当麻
A37伊香牛
A38愛別
A39中愛別
A40愛山
A41安足間
A43上川
中越信号場
上越信号場
奥白滝信号場
A45白滝
(A47)下白滝信号場
A48丸瀬布
A49瀬戸瀬
A50遠軽
A51安国
A53生田原
(A54)金華信号場
A55西留辺蘂
A56留辺蘂
A57相内
A58東相内
A59西北見
A60北見
A61柏陽
A62愛し野
A63端野
A64緋牛内
A65美幌
A66西女満別
A67女満別
A68呼人
A69網走釧網本線

旅客列車使用車両


関連項目

JR北海道 日本国有鉄道 宗谷本線 釧網本線 北海道ちほく高原鉄道

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