概要
CV:かないみか
627話Bパート『アンパンマンとオオカミおばけ』(関東地区では2001年9月14日に放送)で初登場。ちびオオカミと表記される事もあるが、全部平仮名が正しい明記である。
オオカミ森に住むオオカミの男の子。とても恥ずかしがり屋で心優しい性格。本当はいっぱい友達がほしいと思っているが、後述する変身能力のせいで迷惑がかかるという考えから、いつも一人ぼっちで距離を置いている。
普段は小さなオオカミの姿であるが、満月(あるいはそれに似た作り物の巨大電球etc)を見ると巨大化してしまい、オオカミおばけ(イラスト後ろの姿、CVは山寺宏一)に変身する。
変身すると、理性を失い狂暴化してしまい、周りの土地を破壊してしまう。しかし直前に親しくしていた相手には反応することがあり、反射的に助けることがある。
本人はこの体質を嫌っており、満月の夜はアイマスクをつけてやり過ごしているが、ばいきんまんの悪戯でアイマスクを取られ偽物の満月を見せられて、強制変身させられるというケースが多い。ちびおおかみが、何故オオカミおばけに変身する体質になってしまったのかは不明である。
なお丸顔のアンパンマンやロールパンナを見ても怖がる様子がない。この事はネット上でもよく突っ込まれているが、これはアンパンマン達の顔が楕円形、全身のシルエットが丸ではないので、ちびおおかみ自身が満月を連想しないのが理由である。ただしサッカーボールやバタコさんがクッキーを作った時に使用した全卵。どんぶりまんトリオの丼蓋は満月を連想してしまうためか、怖がる様子がある。
登場時から、ケモノ要素&変身ギャップが大きいキャラクターなので、アンパンマンの主な視聴者である子供だけでなく、ケモノ好きの大人、絵師からも人気の高いキャラクターである。
その反面、変身後の姿に恐怖心を覚えてしまうので、トラウマを持つ視聴者も少なからずいる。
関連イラスト
関連タグ
メロンパンナ:中の人つながり。例外を除き競演する機会がない。
オオカビさん:同じ作品に登場するキャラクターの1人で、彼も満月を見ると変身する狼男である。ただし、彼は作中では1回しか登場していない。
孫悟空、孫悟飯、ベジータ、サイヤ人:作品、変身する獣(狼ではなく猿)は違うが、満月を見ると巨大化して変身し理性を失うという共通点を持つ。尻尾が生えていない状態でないと変身は出来ない。