データ
身長 | 219cm |
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体重 | 116kg |
CV | 黒田勇樹 |
スーツアクター | 永瀬尚希 |
登場話 | 『劇場版 仮面ライダー剣 MISSING ACE』 |
(出典:『仮面ライダー剣 超全集』p.106、東映公式『仮面ライダー図鑑』より。)
概要
ジョーカーの亜種…または対極の存在とも言うべき、全身が白と赤で彩られたアンデッド。
ジョーカーを含む全てのアンデッドの封印(=バトルファイトの優勝者不在)という緊急事態にのみ活動をする特異な存在であると目され、アンデッドを再び開放してバトルファイトを再開させる役目を担っている。
手先より発する光弾「ヘルファイア」(テレビマガジン掲載)や左腕に生えた鋭利な爪での攻撃を得意とし、単純な戦闘力はジョーカーを上回るほど強力である(あのギラファアンデッドも仮面ライダーグレイブの正体に気付いた際は恐れていたほど)。
また、ジョーカーと同様にアルビローチと呼ばれる無数の怪人を生み出せ、配下として操ることもできる。
他にも上腕の鋭いトゲは敵を切り裂く武器になり、得物として大鎌「デスサイス」を持っているが、劇中未使用に終わっている(撮影用プロップは製作されており、『UNDEAD GREEN BLOOD』p.86といった書籍の写真や『仮面ライダー図鑑』などで確認可能)。
性格は人間と触れて「愛」を理解したジョーカーと異なり、「愛」について全く理解を示さず、人の心を平然と弄び、用済みになれば平然と殺してしまう残虐非道さの持ち主。
バトルファイトを再開させた真の目的も、自らの野望を達成させる為に過ぎず、殆どのアンデッドを開放し役目を果たした後は、バトルファイトの勝利者に与えられるとされる強大な力・巨大邪神『14』を手に入れ、地球の支配を目論んでいた。
詳細などは志村純一の項目を参照。
ちなみに、劇中では爆死したものの、ラウズカードは勿論存在しており、ジョーカーのラウズカードの色違いとなっている(劇中未登場だが、仮面ライダー図鑑でも紹介されている)。
TVシリーズではジョーカーが封印される事はなかった為、2体目のジョーカーたるアルビノジョーカーが出現する余地こそなかったものの、とある理由から2体目のジョーカーが生まれる事に……
余談
- アルビノジョーカーのデザインはジョーカーの鏡反射体(胸部・脚部が逆)になっているが、デザインした韮沢靖氏はアンデッドワークス『UGB』p.86にて「「これも同じにしておけばソフビ人形も発売されたかも…。」と今でも悔やんでいます」と言及している。しかし、2013年4月にリアルアクションヒーローシリーズにてアルビノジョーカーが販売された(勿論、鏡反射体の設定も忠実に再現)。→関連リンク
- ジョーカーの緑は「アンデッドを殺す者」としての意味合いがあることに対して、アルビノジョーカーの赤は「人を殺す者」という意味合いを持っている(『UGB』p.86)。
- トランプのジョーカーは1セットに2枚入っているが、このアルビノジョーカーの立ち位置はその予備にあたる白黒のジョーカーのカードだと思われる(TVシリーズでも「ダブルジョーカー」という意味深なワードが登場していた)。ただし、2枚のジョーカーでカラーのジョーカーには主に赤が使用されている為、実はカラーの立ち位置(つまりは真のジョーカー)である可能性も否定できない。実際、アルビノジョーカーは、前述の通り「愛」に理解を示さないが為に、相手が人間だろうがアンデッドであろうが容赦無く傷つけ、殺す事に躊躇が無く、そういった意味では正に「最凶のジョーカー」と呼ぶに相応しい存在である。
関連タグ
仮面ライダー剣 アンデッド(仮面ライダー剣) MISSING_ACE
栗原天音:本編では利用していた彼女に仮面ライダージオウでは引導を渡されることになった
外部リンク
アルビノジョーカー 仮面ライダー図鑑(こちらはラウズカード)