スーパープリンセスピーチ
すーぱーぷりんせすぴーち
眩しい笑顔も♪
溢れる涙も♪
時には怒った顔も♪
武器にしたっていいじゃない♪
※TVCMより引用。
概要
さらわれ役だったヒロイン・ピーチ姫が初めて主役となるゲーム。今作は立場が逆転し、クッパ軍団にさらわれたマリオ達をピーチが助けに行くというストーリー。
喜怒哀楽の4つのきぶんと、キノじいから受け取った不思議な傘『カッサー』を使ったカッサーアクションを駆使するのが冒険の鍵となる。
そのためか、伝説のスタフィーっぽい動きやステージの作り、それっぽい敵が登場する。
キャラクター
主要キャラクター
ピーチ
本作品の主人公。クッパ軍団にさらわれたマリオ達を助けるためにカッサーと共に冒険に出る。
カッサー
ピーチをサポートする謎の傘。ホバリングや武器として使用したり、ボートやレールにぶら下がって乗り物としての役割も果たす。
クッパ軍団
まいどお馴染みの悪の大魔王。キドアイラックの杖を手に入れてマリオ達を捕縛する。キドアイラック島の別荘にてピーチを待ち構える。
クッパの配下の一人であり、ハンマーブロス軍団の隊長。ザコ敵を束ねるリーダー格。終盤ではクッパとの戦闘前のボスとして登場し、キドアイラックの杖でパワーアップしてピーチに襲い掛かる。
クッパの配下の一人。本作ではブロス隊長の口から従来の設定である「元キノコ王国の住人」という事実を明かされており、これを利用してマリオ達を誘拐する作戦に入っている。作中ではクッパを除いて唯一「喜」「怒」「哀」の3つの気分のパターンが登場している。
ボスキャラクター
ランタッタ平野のボス。体力が減ると「怒」の力でパワーアップする。
モーリの森の守護者であるフクロウのボス。頭が弱点で、タマゴを産んで攻撃してくる。体力が減ると「喜」の力でパワーアップし、空中戦になる。
ヒュードロ屋敷のボス。カンテラを全て明るくすればダメージを与えられるが、体力が減ると「哀」の涙でカンテラの火を消してくる。
ムカム火山のボス。本作ではかなり巨大な姿で、ダメージを与えたり、ひっくり返すと怒って突進してくる。体力が減ると毒の霧を噴出してくる。
スイスイビーチのボス。口が弱点だが、手がなくなるまでは弱点をあらわにしない。体力が減ると「楽」の力で回復しようとしてくる。
シクシク氷山のボス。巨大な氷の竜で、突進攻撃を得意とする。正体は小さな妖精で、体力が減るとその姿になり飛び回る。
スカイ・ザ・ルンルンのボス。名前の通りでかいカメックでルイージを捕らえている。
終盤のボスにしては割と弱く、気分によるパワーアップも「哀」の力で泣きじゃくるなど結構情けないボス。
その他
マリオ達同様多数のキノピオが捕まえられ、キドアイラック島に連れ帰られる。いわゆる本作の収集要素の1つで全員を助け出さないとクッパに挑むことができない。
度重なるクッパ軍団の侵略からキノコ王国を救ってきた、マリオシリーズの双子の主人公。今回はクッパ軍団の策略により捕らわれの身となる。
ルイージの方はブロス隊長からは「緑のオッサン」と呼ばれているなど、あまり知られていない模様。
スターフィッシュ
サングラスをかけた星型のキャラクターで、特定のステージにしか現れない隠しキャラ。ダメージを与えようとしても素早く逃げてしまう。
どこかの国の王子サマという噂があるとのこと…。
余談
ピーチが主役と聞いてあのハッカーインターナショナルが出した『ミスピーチワールド』を思い出した方もいると思われる。
だが、本家任天堂がまさかのピーチが主役のゲームを後年に出すとはハッカーインターナショナルも思ってはいなかったであろう。
ちなみに、カッサー自身は、実は人間の男の子であり、魔法使いによって傘の姿に変えられてしまった姿である。
しかし、エンディングになっても傘のままの姿であり、おじいさんの回想も放置されたまま、発売されてから15年以上も任天堂に放置されてしまっている。
今のところスーパープリンセスピーチの続編があるかは未定だが、その場合この設定はどうなってしまうのだろうか……。
因みに喜怒哀楽をネタにしている本作だが、これをネタにしたゲームはこれが初ではなく、かつてMSX2で発売された「ウシャス」が初である(勿論これは任天堂作品ではない)。
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