概要
初出は『Wizardry Bane of the Cosmic Forge』(1990年)。
プレイヤーが操作する冒険者のキャラクターを作成する際、選択可能な種族の一つ。
ゲームシステムの大幅な変更が為されたシナリオ#5に対し、さらに抜本的な改革によってほぼ別の新作となった『BCF』の新要素の一つ(#5までの5種族に、BCFからはラウルフを含む6種族が加わり11種族になった)。
以来複数のファンタジー作品に、プレイヤーキャラクター、NPC、エネミーなどとして起用されている。
登場作品
- Wizardry
- Wizardry外伝
- 『Ⅲ闇の聖典』
- 『Ⅳ胎魔の鼓動』
- 『DIMGUIL』
- 『神撃のバハムート』
同期デビューのフェルパー(felpurr)に較べると、起用率はやや低め。
また「(マスコット枠としての)イヌ型種族」のポジションにドワーフ(ととモノ)やノーム(生命の楔)、「友好的なコボルド」が起用される例もある。
特徴
頭部は犬で体型と体格は人間(ヒューマン)と同じ、全身が毛皮で覆われている。
森林で暮らし、気高く優しい気質を具え、(土地柄にもよるが)人間とも友好的な関係を築いていることが多い。
特性値については信仰心と生命力に秀でており、僧侶としての優れた資質を持つ。
また作品によっては「毛皮による冷気耐性」「鋭い牙による格闘攻撃へのボーナス」「レンジャー職への適正」などが設定されている。