シュララ
しゅらら
CV:若本規夫
概要
アニメ第159話Bパートで初登場(7代目OPにも数秒間だけ登場している)。
シュララ軍団のリーダーであり、かつてドロロ(当時はゼロロ)と任務を遂行したこともあるという「伝説のアサシン」(ただし初登場回では彼のことをすっかり忘れていた)。頭には「ケロメット]」と呼ばれる仮面を被っており、素顔は不明。
一人称は「私」であり、時々「ぶっはっはっはっはっは〜!!」という高笑いをする。
体色は体の右半分が紫、左半分が緑。瞳は右が水色、左が黄色のオッドアイ。
額と腹部のマークは青い円形と横長の長方形を合わせたような図形の中央に黒い縦長の長方形が横に3つ並んだようなマークに変わり、右手にランス、左手に盾を持ち、尻尾の先端も尖っていた。ケロメットの外見は顔の右半分にあたる部分が銀色、左半分が金色で、両目の上には角があり、両耳に当たる部分は斧のようになっている。
圧倒的なカリスマ性を持っており、部下たちも(一部を除いて)特別彼を慕っているというわけではないが、彼の命令にきちんと従うといった「理想の上司」として見ている模様。
また捨てられていたヌイイに命を吹き込んだり、他の部下たちを能力を見てスカウトしたあたり
、彼自身も部下のことを相当頼りにしている様子。
そのため自身が直接戦うことは滅多になく、後述するが自分以外(つまり部下全員)がいないくなった際は彼自身がケロロ小隊と戦っている。
その一方で自分の命令に従わない部下に対しては冷然と切り捨てる面も持っており、一部の刺客たちがケロロ小隊に敗れ「足を洗いたい」と言った際は、ケロメットの能力によって彼らを無理やり蝋人形にし巨大ロボに変えてしまった。
なおアニメ第203話において、左手の盾は単に攻撃を防ぐだけでなく、ギロロの銃撃やタママのタママインパクトのようなビーム系攻撃をその表面で受けて溜めた上で跳ね返すことが可能であることが判明。ケロロ小隊をピンチに追いやった。
「ケロロランド vol.7」の読者投稿で表紙に描かれたキャラクター。「あの頃ケロロ軍曹」には参戦していない。
仮面の下の素顔
以下、シュララ軍団編のネタバレを含みます。
シュララ「プルルちゃ~ん!? いや間違いない~」
シュララ「君はプルルちゃんだ! まさか、まさかこんなところで巡り会うなんてぇ~!」
プルル「えっ?」
ケロロ「ゲロッ、プルルちゃんのこと知ってんの!?」
シュララ「知ってる… 知ってる… 知ってるとも~!」
シュララ「ずぅ~っとずぅ~っと、ずぅ~っと前からねぇ~」
正体
彼はケロロ達の幼年訓練所時代の同級生だった人物であり、本名は「シララ」。
同じく同級生だったプルルに対して想いを寄せていたが、ケロロのやんちゃな性格によりプルルとのひと時を邪魔され、それによりケロロに恨みを覚えた。そしてあるときに「ケロメット」を見つけ、それを被った時から「シュララ」と改名しケロロへの仕返しを決意した。
シュララ軍団を結成したのもその仕返しのためであり、そう考えると、非常に執念深い性格であるといえる。
以上の外見もシララとしてのものであり、仮面の下の素顔は額に赤、腹部に黄色の角が丸い星マーク、耳にあたる部分は盛り上がっており、数字の3のような形をした口をしている。
ちなみに声優は桑島法子。
なお「ケロメット」と言われていた仮面の正体は「大昔から宇宙の星々を食い荒らしていたプラネット・イーター」(クルル調べ)であり、憑りついた相手とともに星から星へと渡り歩き、うまそうだと思った星を食べるという恐ろしいものであった。
憑りつかれた者は我を失う様子であり、完全に憑りつかれた(巨大化した)際は完全に気を失う模様。そして巨大化の時に攻撃を与えた際は相手のエネルギーを吸収して大きくなる。
その影響かは不明だが、姿は憑りつかれた時のままになる様子であり、彼の場合は幼年期の体のままで止まっていた。
ケロメットが巨大化した際は、ケロロ小隊がグレートケロンとゴッドケロンを使いシララを救出。それ以降は改心し、ケロン星に帰って本来のシララとして再び幼年訓練所からやり直すことを決意した。