概要
超新星の一角にして元王下七武海の1人である北の海出身の海賊トラファルガー・ローが船長を務める海賊団。船員のほぼ全員がつなぎを着用している。
母船に潜水艦を採用している作中でも非常に珍しい海賊団で、艦内は医療器具が充実しているが、これは船長のローが医師であるからだと思われる。
ちなみにワポル一行(ブリキング海賊団)は一応潜水艦を用いていたが海賊を行う前も後も海軍にあまり相手にされておらず、麦わらの一味も潜水機関「シャークサブマージ」を搭載しているがあくまで補助役。
マリンフォード頂上戦争では海中から静観していたようだが、戦争の終盤、クロコダイルやバギーなどを介して運ばれてきたモンキー・D・ルフィとジンベエを引き受け、2人はこの艦内でローによる手術を受け九死に一生を得た。
新世界編に入り、パンクハザードで麦わらの一味と海賊同盟を結ぶが、新世界においてはローとは元より別行動を取っており、船員達は自分らが麦わらと同盟を組んでいたことは後から新聞で知ったとのこと。
組織構成
少数精鋭の海賊団だが人数はゾウ編の段階で全21人と、麦わらの一味より多い。
ちなみに女性もいるほか、中には船長とも麦わらとも少し距離をとっているものもいるが、その点についてはローも「ウチはドライ」と特に問題視してはいない。
ワノ国編まではロー単体で八面六臂の活躍をしていたため、船員の見せ場は精々リアクション担当になりがちで、少数精鋭というより船長一強という印象を持つ読者も多かった。
しかしその後、海戦に強いことが判明。戦闘員が無能力者であることや潜水艦の利を生かして、海中から敵船を攻撃して沈める戦法をとっており、特にメンバーに能力者が多い相手ほど有利になると自負している。
現在判明しているメンバーの名前は(魚類を除いた)海の生き物に関連しているものが多い(唯一の例外がジャンバール)。
今後全員のプロフィールが明かされるのを期待しよう。
船長
- “死の外科医”トラファルガー・ロー
航海士
操舵手(?)
白い仮面の男性。名前はワノ国編後に判明した。
役職不明
- イッカク(CV:高橋花林)
紅一点。「女になる病」の影響を受けるかどうかは不明。
- ウニ(CV:城岡祐介)
- クリオネ(CV:荒井聡太)
余談
- 名前の由来
当初は船長のローにとっての大恩人であるコラさんのトレードマーク兼ドンキホーテファミリーにおける位置づけが「ハート」であったことに由来していると考えられていた。
実際、作中でドフラミンゴもローとの対決時に「いつまでもハートの座につかねェ癖して『ハートの海賊団』とは、コラソンを殺したおれへの当てつけか!?」などと言っている。
だが後に小説で、海賊団が結成されるまでに感じた『愛や優しさ、仲間への信頼』が込められた『心』という言葉から、とロー自身により明かされている。
また船の名前については、ポーラー(Polar)は「極地の」と言う意味の単語、タング(Tang)はカラフルな熱帯魚の一種で、鮮やかな黄色のイエロータングなどが有名。
おそらく潜水艦のデザインもこの熱帯魚がモチーフになっていると思われる。
- 海賊旗
デザインはウイルスに似ており、「死の外科医」と関係していると思われる。
また、マークはスマイルであり、ドフラミンゴのものと似ているが、打消し線がない。コラさんは、ローが将来思い出した場合、笑顔を思い出してほしいと考えていたため、由来になっている可能性がある。
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