概略
特に少年漫画などでは定番であり、以前は敵だったキャラが、後に味方に加わるというパターンは多い。
日露戦争において、降伏したステッセル将軍と乃木将軍が水師営にて会見を行った際に、乃木将軍はステッセル将軍に帯剣を許し、降将の名誉のために報道撮影を拒否するなど礼節を持って接しており、会見の席上で互いの奮闘を称え合った。このエピソードから生まれたことわざだと言われている。
両氏の友情はその後も続き、終戦後にステッセル将軍が敗戦責任を追及され死刑宣告を受けた際には乃木将軍が助命運動を行っており、乃木将軍が亡くなった際にはステッセル将軍が名を伏せて多額の弔慰金を送っている。
こちらは【敵同士が同じ境遇になること。また利害の一致から反目しつつ協力すること】を指すため、本項目の言葉よりもより打算的、かつ双方とも追い詰められた状況にあるときに使われやすい。
なお「昨日の友は今日の敵」と、順序を逆にして使われる場合もある。
関連タグ
めざせポケモンマスター:二番の歌詞にこのことわざが登場する