転生したらスライムだった件(アニメ)

てんせいしたらすらいむだったけん

転生したらスライムだった件のアニメ版。

概要

2018年3月9日にアニメ化決定が報じられ、同日12時にアニメの公式サイトがオープンし、ティザーPVが解禁された。

リムル、ヴェルドラ、シズのキャラクタービジュアルや制作スタッフ、放送時期が秋であることも併せて発表されている。

制作会社については、同じなろう系の『ナイツ&マジック』を手掛けたエイトビットである。

放送局はTOKYOMX、tvk、BS11、毎日放送。

その他、ニコニコ動画、AbemaTVなどの動画サイトでも配信された。

アニメの出来に関して伏瀬曰く「これ以上のいいものは望めません」とされている。

2019年3月17日、第2期の制作が決定したことが発表された。

当初は大まかに2020年に放送予定とされていたが、2020年1月末に正式な時期が同年10月からに確定。

同年3月の続報にて、『転スラ日記』のアニメ化決定と共に、第2期は第1部と第2部の分割2クール制を採り、2020年10月から2021年6月にかけて第2期第1部→転スラ日記→第2期第2部という連続9ヶ月放送となることを発表した。

放送局に関してはとちぎテレビ、群馬テレビほかが追加された一方で、tvkが外されてしまった。

なお、とちぎテレビ・群馬テレビおよびBS11等では2020年4月より第1期の放送（BS11では再放送に当たる）も決定（→実施）しているために第1期からそのまま第2期に繋いでいく15ヶ月連続放送になる予定だったのだが、第1期「再」放送期間中であった同年5月28日に新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の影響により、第2部第1期は2021年1月期、第2部第2期は2021年7月期に（『転スラ日記』は2021年4月期）、それぞれ延期することを発表している。

余談ながら、第2部第1期放送開始直前にはアニマックスなどが放送局に追加されている。

2020年3月の情報解禁と共にアニメ公式サイトはポータルサイトへリニューアルしている。

内容は漫画版をベースとしつつ部分的に書籍版の描写・展開も取り入れている。キャラの背景や心理をしっかりと描いている分、1話辺りの進行ペースは最近のアニメとしては遅めの部類。

全23+1+1話。本編は23話までであり、第24話はシズとディアブロの邂逅を、作者の伏瀬書き下ろしで描いた「外伝:黒と仮面」、第24.5話は｢閑話｣と銘打たれ、ヴェルドラとイフリートの視点で今までの出来事を振り返る総集編「ヴェルドラ日記」であった。

なお、閑話は急遽制作されたものだったりする。

一方2期は全体的に書籍版を取捨選択・再解釈した構成となっている。製作期間から放映時期と漫画版の連載範囲が被っている又は追い越してしまっている為であり、メディアミックスとしての在り方による違いの結果仕方ない点ではある。この為漫画版の構成・解釈を至上とする層からの評判は良くない。

第24.9話（ヒナタ視点での1期振り返り）＋第25話～第48話+第36.5話（閑話：ヴェルドラ日記2）の全1+24+1話。

後述の劇場版を睨んでか、2022年4月からBS11でアンコール放送が実施されているほか、日本テレビ系列全27局に加えてフジテレビ系列局約2局、テレビ朝日系列局約1局でも放送されているそうである。なお、この度の放送に関しては、第24.5話（閑話：ヴェルドラ日記）の放送は見送られた。

2022年11月9日、第3期の製作決定が明らかにされた

劇場版

第2期最終回放送後、劇場版化決定を発表。2022年11月25日に公開予定。

2022年3月に正式タイトルが

『劇場版転生したらスライムだった件紅蓮の絆編』

であると発表された。完全新規キャラが登場するなど、オリジナルストーリーとなることが判明している（ストーリー原案は原作者の伏瀬が担当）。

制作スタッフ

原作	川上泰樹 / 伏瀬 / みっつばー
監督	菊地康仁（第1期）中山敦史（第2期）
副監督	中山敦史（第1期）
シリーズ構成	筆安一幸
キャラクターデザイン	江畑諒真
モンスターデザイン	岸田隆宏
美術監督	佐藤歩
美術設定	藤瀬智康 / 佐藤正浩
色彩設計	斉藤麻記
撮影監督	佐藤洋
グラフィックデザイナー	生原雄次
編集	神宮司由美
音響監督	明田川仁
音楽	Elements Garden
音楽制作	ランティス（バンダイナムコミュージックライブ）
アニメーション制作	エイトビット