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パニック(神話怪人)の編集履歴

2022-11-13 17:16:51 バージョン

パニック(神話怪人)

ぱにっく

パニックとは、『仮面ライダーX』第2話「走れクルーザー!Xライダー‼」に登場する神話怪人。

「GOD総指令…ご安心ください。作戦は上々。やがて人間どもは笛の力によらずとも、殺人を犯してくれるでしょう!」

CV/ 山下啓介

人間態(八百吉)/佐藤京一

スーツアクター/岡田勝

概要

家畜の半獣神パンをモチーフとしたGOD機関所属の改造人間。


普段は街で百屋を営む人の良い八百吉という名の男性の姿を隠れ蓑として町に潜伏しており、笛を吹いてその音色を聴いたものを催眠状態にして自在に操る能力で人間を操り暴徒へと仕立て上げ、日本国民を殺人鬼に変えてしまう『1億総殺人鬼計画』の実行を総司令より言い渡されている。


その手始めに実験を兼ねてとある町の住人を操り、親を亡くし1人寂しくフルートを吹いていたススム少年の回りで事を起こし、その罪を彼に擦り付けて住人達に彼を殺害させようと企てていた卑劣漢。


しかし、計画は偶然現場に立ち寄った神敬介ことXライダーの存在によって破たんし始め、住人達のすぐ近くで笛を使うという作戦ミスを犯し、そこを神敬介に妨害されたことで、一連の真相を衆目に晒す最悪の結果を招いた。

住人達にバレたため、衆目の前で怪人としての姿を現し、変身したXライダーと戦う。


最期は『クルーザーアタック』を受け青色の液体と化して消滅した。


ただ、住人がススム少年をただ殺すのではなくリンチにしようと言い出した時、煽るどころかむしろ信じられないというようなリアクションをしており、逃げたススムを追いかける住人に混ざらず立ち尽くしている。

その後、「(この住人達には)もう使う必要がない」と言っていた笛を取り出し隠れもせずに洗脳をかけるなどしている上、そもそもゴッド総帥からは「住民をけしかけてXを殺せ」と言われているのに全く実行しないなど作戦ミスではなく意図的な作戦放棄にも見える。

さらに、ススムを人質に取って「近寄ったらこの子を殺す」と言いつつも、Xが一切躊躇せずに突っ込んでくるのに殺す素振りはおろか改めて警告もせずに応戦しており、半端な倫理観に目覚めていたと思われる。



能力

パンフルートに似た形状の笛の音色で集団催眠をかける事ができ、この能力を使って住人を殺人鬼に変えることが出来る。


また、頭部の2本の角から人間を消滅させるミサイルを発射して攻撃するほか、笛に仕込まれた毒針を飛ばして敵を攻撃することも可能。


余談

登場した第2話と同時に撮影されたエンディング映像の冒頭にネプチューンと一緒にトンネルから出現しているので、1話に限り本編に先行して登場した事になる。


派生作品

映画『五人ライダー対キングダーク』でも18大怪人軍団の一人として復活を遂げたものの、決戦時に仮面ライダー1号により鉄腕アトラスの小地球で殴られてしまう。その後形勢逆転とばかりに1号ライダーを絞め殺そうとしたが駆け付けたXライダーに妨害され、最後は1号にブン投げられて倒された挙句上から落下してきたコウモリフランケンの自爆に巻き込まれ消し飛んだ。


関連項目

神話怪人 GOD機関 パーン サテュロス 仮面ライダーX


ミエゴン:同じように罪の無い子供が迫害される原因を作った怪獣。しかしこちらは単純にあちこちで被害を出しただけで、迫害自体は一般市民の勘違いによるものである。


山羊仲間

ヤギ怪人 ゴートオルフェノク カプリコーンアンデッド カプリコーン・ゾディアーツ ヤギインベス 仮面ライダーレター

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