概要
ネオゼネバス帝国のゾイド、エナジーライガーに対抗するべく誕生したヘリック共和国軍のゾイド。
ライガーゼロが隼型ブロックスゾイド・ジェットファルコンと合体した高速戦闘形態。現時点では、ライガーゼロの換装形態の中で最強の戦闘力を誇るとされる。
ライガーゼロフェニックスに搭載されていたフェニックスシステムと同様に連結した両機体のゾイドコアの共振から来る本体性能の強化を目的とした設計。
ジェットファルコンのパーツのうち、バスタークロー(バーサークフューラーに搭載されていた攻防一体型万能兵器の可変式改良型)が装着された。
このバスタークローをウイング状に変形させ、そこからのマグネッサーシステムと背部のブースター(ジェットファルコンの脚部)を併用させることで、さらなる高速走行と飛行が可能となっている。
活躍
バトルストーリーでは首都奪還戦でレイ・グレックの乗る機体が登場。
ヴォルフ・ムーロアが自ら駆るエナジーライガーとの激戦の末にゾイドコアを貫き勝利した。
その後エナジーライガーのエナジーチャージャーが暴走を起こした際、周囲への被害を食い止めるべく機体同士を連結して余剰エネルギーを虚空へと開放する。
この一連の戦いがバトルストーリー最後の戦いである。
このシーンはポップアップキットでも再現されており、エナジーライガーとジェットファルコンをチューブで連結してエアーを送り込むと空気の力でバスタークローがリフトアップする。
B-CASでの戦闘が公式に記録されているのはレイ・グレッグの個体のみである。戦後は、残念ながら絶滅または絶滅危惧となったらしい。
ライガーゼロファルコンRD
アニメ『ゾイドフューザーズ』で後半の主役機として登場したものをこう呼称する事もある。
古代の遺跡で石化して眠っていたジェットファルコンと合体して誕生した。
墜落するホエールキングを一体で支えられるほどの恐ろしい出力を誇る(ただし暴走したゴジュラスギガには単独では相手にならなかった)。
凱龍輝の通常型荷電粒子砲をも上回る強力なビーム砲、360°カバー可能な球形の回転型Eシールド、ザンスマッシャーにエネルギーを通して強化したストライクレーザークロー、非常に強力な必殺技の「ストライクレーザーランス」の他、ゼロフェニックスから引き続いて「ダイビングレーザークロー」も使用する。
最終決戦においては仲間の力を集め、セイスモサウルスのゼネバス砲を切り裂きながら突破、そのまま撃破した。
ファイヤーフェニックスとの関連性は不明だが、フェニックスの化身の少女フェニスが石化していたジェットファルコンにRDらを導きファルコンを復活させ、最終決戦でも巨大なオーラが現れたなど何らかの縁はあると思われる。ライガーゼロやバーサークフューラー、凱龍輝をも怯ませるほどのソニックブームも共通している。また、ユニゾンの際にライガーゼロを意図的に宙に舞わせるほどの気流の渦を起こすこともできる。
関連タグ
ゾイド ライオン ハヤブサ 哺乳類 鳥 ネコ ぬこ 合体 レオ ファルコン
エナジーファルコン(構想上の兄弟機)
バルファルク:同じハヤブサがモチーフであり、共通点も多い