概要
第二次大陸間戦争により勃興したネオゼネバス帝国が、当時圧倒的な格闘能力を誇ったゴジュラスギガを撃破する為に開発したセイスモサウルス型の超大型ゾイドである。
格闘能力に特化し超重装甲で身を固めるゴジュラスギガに対して、接近される前に撃破することをコンセプトに開発を行った結果、最強の射撃能力を持ったゾイドとして完成した。
元々はホエールキングやデスザウラーをリニューアルしたゾイドを開発する計画が持ち上がっていたが、ゴジュラスギガがクック要塞でデスザウラーを撃破したという事実を受けてさらに打倒ゴジュラスギガを命題に掲げた結果から、「長距離砲撃型デスザウラー」の構想が採用され、本機の開発へとスピンオフした経緯がある。
ベースとなる野生体は、ゼネバス砲の使用に耐えられる個体を求めた結果、ホエールキングやデスザウラーなどの野生体よりも抜きんでて優れた耐久性とエネルギー伝達力を持ったゾイドコアを持つセイスモサウルス型が選ばれた。
兵装
- 超集束荷電粒子砲:通称「ゼネバス砲」。セイスモサウルスの主兵装であり、改良された荷電粒子吸収能力と全長53.5mの長大な機体全体を砲身とするエネルギーの一点集中によって、従来の大型荷電粒子砲を著しく上回る威力と射程を実現することに成功。
- レーダーの範囲外からもゴジュラスギガを攻撃が可能だが、その長距離ゆえにセイスモサウルス自身目標付近に潜伏させた電子戦ゾイドから送られてくる「標的の位置情報」によって補助する必要がある。バトルストーリーではディメトロプテラ完成後、この長距離砲撃能力が封じられる事もあった。
- 2連装レーザー機銃:首から尻尾にかけて計31門設置された機銃。ここから荷電粒子砲を通すことも可能で、雨の如き弾幕によって小型機を撃破たらしめる。
- 地対空8連装ビーム砲:通称「セイスモ8連砲」。
- 2連銃座式ビーム砲:背部に2基装備、砲手が搭乗する銃座となっている。
- 加重力衝撃テイル、キラーバイトファング:格闘能力も決して低くはなく、流石にゴジュラスギガには劣るものの、ライガーゼロのような大型ゾイドを軽く打ち倒せるほどの攻撃力を持つ。
- 荷電粒子吸入ファン:高出力の荷電粒子砲を持つ機体の共通弱点として普遍的だが、本機の場合は搭載場所を腹部にしており、多数のレーザー砲によってカバーされているために敵から狙われ難いものとなっている。
- BLOXマウント:9か所設置しており、各形態への合体・強化が容易に行える。
- 装甲:防御性能も非常に高く、合体後のアルティメットセイスモではゴジュラスギガのバスターキャノンを防いで見せた。
その圧倒的な強さについて
ゾイドのインフレは仕方ないことではあるが、セイスモサウルスはそのあまりの強さが昭和ゾイドファンから批判されがちであった。
元々ゴジュラスギガを接近前に荷電粒子砲で処理するために開発されたにもかかわらず、接近戦でもエースパイロットの乗るライガーを一方的に蹂躙できる強さを持ち、ゴジュラスギガにもブロックスゾイドと合体形態になれば優位となる。
更に弱点の荷電粒子吸入ファンが腹に配置され、攻撃されにくく、そもそも接近さえ許してくれない火力オバケなので、攻略は不可能に近い。
一応後々遠距離砲撃には味方の補助がいるという弱点が明らかになるが、兵器は連係運用が基本なので、合ってないような弱点である。
しかし、後々明らかになった性能表での評価では
・格闘力はアイアンコングと同じ
・防御力はデスザウラーより一歩劣る
・敏捷性は普通
と意外にもあまり盛った性能ではないことが明らかになった。
つまり戦い方次第では普通に撃破できる機体であったのだ。裏を返せばアイアンコングやデスザウラーも戦い方次第で最新鋭のゾイドに食らいつけるということでもあった。
しかし、何も見えない地平線の彼方から超強力なビーム兵器が一方的に飛んでくると言う恐怖は共和国およびゾイドファンに刻み込まれ、未だにやりすぎという声は少なくない。
兵器的に見れば、非常に理にかなった設計をしており、昭和古参ファンが標榜するリアルミリタリーを突き詰めた非常に硬派なゾイドであるはずなのだが…
商品の発売時期も悪かった。ゴジュラスギガの発売日が2002年9月28日、セイスモサウルスの発売日は2003年07月31日。久々の共和国製大型ゾイドで、人気が高いゴジュラスの後継機としてファンから支持されていたゴジュラスギガの最強時代を1年も経たせずに終わらせてしまった。これにより一部の共和国ファンからは「ライガー系を売る為にゴジュラスをヤラレ役にした、タカラトミーの悪しき商業主義の象徴」と嫌われてしまった。
古参ファンの中には、弱点を配置したせいで荷電粒子以外も吸い込んで故障しそうだとか、曲射が出来ない光学兵器では惑星の球面に阻まれ攻撃射程が短くなるのではないかとか、何とか弱点を見いだそうとする者もいる。しかし、技術力の高い帝国がそれらの問題を解決していないとは考えにくく、実戦では圧倒的な活躍をしている。
格闘戦機は時代遅れとなり、敵に気付かれずに遠距離から火力で殲滅するという戦術に変遷するのは戦争のリアルであり、それはゾイド世界にも当然当てはまることを示した機体であった。ちなみに、現実主義の戦法で批判されたゾイドは他に超重爆撃機ギルベイダーや無人キメラブロックスなどがいる。いずれも帝国製の高性能ゾイドであり、ゾイドシリーズが単純な合理性ではなく、生物としてのリアル感や不条理さのバランスを求められる非常に難しいシリーズという事をメーカー側に示した機体であるといえる。
繰り返すが、硬派なリアルミリタリーを標榜するならより強力な火力戦に移行するのは自然な流れであり、過度に批判された悲劇的ゾイドといえる。
ウルトラザウルスとの比較
同じ雷竜型の超巨大ゾイドとして、ウルトラザウルスとはよく比較される。
共和国軍に所属するウルトラザウルスは実弾兵器が主兵装であり、帝国軍所属のセイスモサウルスはレーザー兵器が主兵装である。また、ウルトラザウルスはフレームが剥き出しの無骨な外見をしているが、セイスモサウルスは超重装甲で身を固めた洗練された外見をしている。
単純な強さはセイスモサウルスが勝るが、ウルトラザウルスは新バトルストーリーでは特別仕様の一機のみ生存し、特別仕様のウルトラザウルスはセイスモサウルスより明らかに凶悪な火力を誇る。
共に戦略兵器としての側面も持ち、一機だけでも戦局を左右するレベルの凶悪なゾイドであるが、セイスモサウルスは何機も存在し、ウルトラザウルスはただ一機のみ生存した。
また、技術力の面で勝る帝国は作中最強クラスの火力を安定して行使可能なセイスモを作り上げたが、共和国のウルトラザウルスは全ての能力を犠牲にして火力に心血を注ぎ攻撃回数にも限界がある不安定さを露呈している。
やはり、兵器としての完成度まで含めればセイスモサウルスに軍配が上がるだろう。
セイスモサウルスRSS
『ゾイドフューザーズ』に登場した超大型個体。
ゲーム作品などではこのカラーリング版を「 セイスモサウルスRSS」と個別に表記している事があり、「RSS」は「リヒター・スケール・スペシャル」の略称。
全体的なカラーリングがより悪役らしい黒や紫の系統に変更され、加えてアニメ版のデスザウラーやデススティンガーと同様、アニメ版ゾイドにおけるボスのお約束からか本機もまたバトルストーリー版の10倍以上のスケールに描写されたまさに超弩級巨大要塞というべきゾイドになっている。
- 同じ竜脚類型であるウルトラザウルスにも一部が似てはいるが、ウルトラザウルスが指揮能力と積載能力に長けていたのに対し、セイスモサウルスは火力など純粋な戦闘能力に特化しているのが特徴である。
第23話ではアルファ・リヒター本人が搭乗しなくても起動しており、最終話では彼以外のRSS社員が搭乗していたことから少なくともリヒター一人の専用機ではないらしい。
ゴジュラスギガすら見下ろせるほどの巨体を誇り、小銃の一撃が擦るだけでゴジュラスギガを落とせるという理不尽なまでの火力を持つ。
- この「お披露目」のシーンは、アニメ第一作におけるギュンター・プロイツェンがデスザウラーを一般に初公開した場面と若干の類似性が見られる。
シザーストーム、レーザーストーム、スティルアーマーもセイスモサウルスに合わせて巨大化しており、ソードレールキャノンが超巨大なビーム砲に変化していた。
- 『ゾイドバーサス』においても、ソードレールキャノンなどの各種武装の描写はアニメ版のものが活かされていた。
ちなみに、FZ版以前に発売されたEZ版の箱裏にも、近似したカラーのセイスモサウルスがバリエーションとして掲載されている。
ストーリー
バトルストーリー
ZAC2106年に初登場。ゴジュラスギガの活躍で共和国軍に奪われたクック要塞奪還戦が初陣。
並の攻撃では傷一つ付けられず、圧倒的な戦闘能力を誇っていたゴジュラスギガに対し、電子戦用ゾイドと連携し超長距離からの狙撃を行い、一撃でゴジュラスギガの超重装甲を打ち破る火力のアウトレンジ戦法とアルティメットセイスモ等の合体形態の戦力を以て攻め寄せるへリック共和国軍を撃破、中央大陸から駆逐することに成功する。
しかし、中央大陸を追われた共和国軍は東方大陸に逃げ延び、そこで荷電粒子砲による攻撃を全て吸収して無効化してしまう凱龍輝や、グランチャーとの通信を妨害するディメトロプテラを開発し、再び中央大陸に帰還。重狙撃ゾイドとしての役割を無効化された事で、最終的に共和国軍の首都奪回を許してしまい、セイスモサウルスはゴジュラスギガと凱龍輝の連携により撃破されてしまったという。
ゾイドフューザーズ
本作のラスボスとして登場。
世界征服を企む悪の組織リヒター・スケールを統べるボスのアルファ・リヒターが、その切り札として生み出した最終兵器。
元々アルファは惑星全土を支配するにあたって、全ゾイドを支配できるリーダーたる「究極のゾイド」を作り出していた。
協力者のピアーズ博士と共に、ライガーゼロ及びバーサークフューラーをモデルに様々なバトルデータを収集し続け、候補として生まれたのが、分離機構を持つ「凱龍輝」、エナジーシステム搭載の「エナジーライガー」だった。
しかし、エナジーライガーは時折制御不能となる欠陥が発見されて候補から除外。
凱龍輝はアルファの息子・リュックが独断で持ち出して以降新たなバトルデータを生み出し始め、RDもまた新たなユニゾン体・ライガーゼロファルコンを発現させた。
元々究極のゾイド候補だったエナジーライガーと凱龍輝、それらに匹敵するゼロファルコンのバトルデータを収集し始め、「セイスモサウルス」の開発が始まった。
ベニエス高原での凱龍輝デストロイとアイアンコングのバトルを最後に全てのバトルデータの収集が終了し、リヒタースケールのセイスモサウルスが完成し、アルファは究極のゾイドをセイスモに選んだ。
様々な工作によって、物語後半よりブルーシティの新市長として強権を振りかざすようになったアルファは、式典会場に現れたガミーのゴジュラスギガの前で初めてセイスモを使役し、2連装レーザーの一撃で、ブルーシティの守護神と謳われるゴジュラスギガを戦闘不能に陥れ、その力を誇示し新たな守護神を名乗る。
その後、アルファによるZiファイター取り締まり施策に反抗するRDやブレードなどのZiファイター達「レジスタンス」を根絶やしにすべく、リヒター自らが乗り込み、ユニゾン専用の超巨大シザーストーム・レーザーストームとのユニゾンで「アルティメットセイスモ」となって、レジスタンスの潜むエメラルドハーバーへ出撃。
その巨大な体躯とゼネバス砲を始めとした圧倒的な火力、およびマービスの乗るスティルアーマーとのユニゾン体「ベルセルクセイスモ」といった形態を使い分けてRD達を容赦なく攻め立てた。
やがてRDが一人になるまで追い詰めるも、勝ち誇るリヒターの身勝手な理屈に憤ったRDの精神に呼応して限界以上の性能を発揮したライガーゼロファルコンの突撃を受けて爆発四散、リヒターの野望とともに滅び去った。
また、ゼネバス帝国の名を持つ「ゼネバス砲」をアルファが呼称していたことについて、アニメ放送当時は本作の舞台や設定に関する公式側からの説明が限定的だったこともあって、一部のゾイドファンから疑問視されていた。
- まず、本作『フューザーズ』は「バトルストーリーに準拠した東方大陸でのストーリーであり、前作までの世界観とは関係がない」という公式設定がある。紀年はバトルストーリーと同じ「ZAC」であったり、Ziユニゾンと大戦中に使われたB-CASに関係がある、RDのライガーゼロがバトルストーリーの大戦を生き延びた希少個体などで、アニメ本編では語られていないものの、公式的書籍ではそれが語られている。即ち、アニメ前作までの世界観とは全く違う世界であり、古代ゾイド人やゾイドイヴ、ゾイドバトル連盟、アルティメットXなどが存在しない、バトルストーリーの世界である。
- さらに、ゲーム版「ゾイドサーガフューザーズ」では、セイスモサウルスを製作するにあたって「Zi-Arms」社の社長クラウンの秘書・ラミアからセイスモサウルスのデータを受け取っていたという公式的な描写がある。そのため、彼らと繋がりのあるアルファは当然ながらゼネバス帝国に関しても知っていたのだろう。
- アニメ放送当時のファンによる考察では、セイスモサウルスを発見・開発する際のデータを解析していた際に、ネオゼネバス帝国についての歴史が解析班によって判明し、アルファが気に入ったというものもあった。
- 『ゾイドジェネシス』では、バイオティラノのバイオ粒子砲が武帝ジーンⅠ世にちなんで「ジーン砲」と名付けられようとしたが、ジーンが拒否したために「神の雷」と命名されている。
バリエーション
本項ではチェンジマイズ及びユニゾンを「合体」と記載する。登場時期の都合で表記が一定していないためである。
ブルーセイスモサウルス
イベント・改造コンテスト限定品として登場した、青いカラーのセイスモサウルス。
PS2ソフト『ゾイドタクティクス』にも登場するが、カラーリング以外で特に大きな変化はない。
アルティメットセイスモ
シザーストームおよびレーザーストームと合体した重武装形態。媒体によっては重装備タイプと呼ばれることもある。
機動力は低下するが、格闘、射撃すべての攻撃力が上昇する基本形態の一つであり、『ゾイドフューザーズ』ではセイスモサウルスRSSのユニゾンの形態としてベルセルクセイスモと共に登場。
ベルセルクセイスモ
スティルアーマーと合体した格闘戦形態。
ゴジュラスギガとの白兵戦という最悪のケースを鑑みて考案された。
『ゾイドフューザーズ』ではシザーストームとレーザーストームが倒された後にユニゾンをしており、ラスボスの最終形態の扱いであった。
アルティメットセイスモ砲撃戦仕様
一部雑誌などで紹介されていた合体バリエーションの一つ。
シザーストーム・レーザーストーム・スティルアーマーの射撃武装の内、クレセントレーザー以外を全て有する重砲撃形態で、あらゆる距離での砲撃に対応する。
アルティメットセイスモ格闘戦仕様
一部雑誌などで紹介されていた合体バリエーションの一つ。
下記のベルセルクセイスモと同じく格闘戦を重視した形態。
セイスモドラゴン
FZ版のキットで紹介されているキメラドラゴンとの合体形態。
世界征服モデル
電撃ホビーマガジンに掲載されたイラストが初出。
「ゼネバス砲」よりも更に大型の荷電粒子砲、通称「世界征服砲」を装備したタイプで、ある意味ではウルトラザウルスの「ザ・デストロイヤー」を意識したバリエーションとも言える。
この装備の搭載によって背中に荷電粒子強制吸入ファンを二個追加されており、尻尾・背中・頭部にかけてまっすぐに伸びた長大な荷電粒子砲が据え付けられている改良プラン。なお、ゼネバス砲はこの「世界征服砲」用のレーザーサイトに変更されている。
あまりに突拍子もないプランだった事もあり、開発はされていない。
余談
- セイスモサウルスは、帝国の合理的な設計を象徴する高性能ゾイドであり、逆にライバルのゴジュラスギガは生き物としての生命力や闘争心を象徴する共和国らしい設計と言える。
- 企画されていたバイオゾイドの一種のバイオディプロドクスは、セイスモサウルスを意識したデザインとコンセプトアートの構図となっていた。
- 全6作あるゾイドアニメシリーズにおけるストーリーのラスボスゾイドはだいたいティラノサウルスやギガノトサウルスといった大型肉食恐竜がモチーフだったのに対し、現時点ではこのセイスモのみが唯一草食恐竜(竜脚類)をモチーフとしているラスボスとなっている。というか創作物で恐竜のキャラクターがラスボス扱いされるケースはあれど大方が肉食恐竜あるいはゴジラ立ちの怪獣で竜脚類型のラスボス自体が希少である。
- また、歴代のアニメにおけるラスボスたちは古代文明を滅ぼした怪物、オーパーツ、地上では遙か昔に失われた技術が発展した超技術、神話の怪物、原始時代に恐竜を滅ぼした怪物と、「過去の遺物」という背景を共通して持っている(グレーゾーンな事例もあるが)のに対し、セイスモサウルスは「現代の力で生まれた唯一のラスボス」でもある。
- とはいえ、リヒタースケールがセイスモサウルスにバトルデータをフィードバックする過程で、古代の眠りから蘇ったジェットファルコンとZiユニゾンしたゼロのデータも取り入れられている。そういった意味では、「古代」と「現代」のゾイドのバトルデータから生まれたかなり特殊な存在ともいえる。
- その戦闘態勢もアルティメットでは「敵に側面を向けて構える」というものだが、これは戦闘機能を擁した軍艦の姿勢を意識したものと考えられる。この姿勢によって、全身にある機銃・砲門を最大活用でき、場合によっては一点集中での超火力を可能にするなど、非常に合理的な戦い方を見せた。
- またモチーフの方のセイスモサウルスは現在ではディプロドクスであるのが分かり、存在が抹消された。
関連タグ
ホエールキング・デスザウラー・・・モチーフこそ違えど、元来の計画から言えば、これらのゾイドの後継機といえる。アニメ仕様であればカラーリングはデスザウラーを強く意識しているものといえよう。
バイオティラノ・マザーバイオ ・・・ラスボス仲間。同じくカラーリングは違えどカラーリング(前者はRSS、後者は通常個体)や粒子砲を搭載している点が共通している。
ウルトラザウルス・・・竜脚類仲間。こちらは空母に近い性質を持つが、共通点と対照的な点も少なくなく、まるでゴジュラスとデスザウラーの関係を思わせる部分もある。また、近年、モデルの「種」の消失の可能性があるという点でも似ている。