データ
機体名 | キメラドラゴン |
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番号 |
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所属 | |
分類 | キメラ型 |
全長 | 18.0m |
全高 | 8.5m |
重量 | 64.6t |
最高速度 | M1.2 |
乗員人数 | 無人 |
装備 |
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合体要員
詳細
ネオゼネバス帝国が導入したキメラブロックスは無人運用を視野に入れたゾイドであったが、ゾイドとしての凶暴性が自律システムを侵食し、味方にも見境なく手を出す事案も発生していた。また、その中で他のゾイドを取り込むことさえあったという。
そんなキメラブロックス群のうち、上記4体の合体要員が共和国軍の合体ブロックスゾイド・マトリクスドラゴンに対抗するために合体・自己進化した形態がこのキメラドラゴンでシルエットはキメラ型というよりはドラゴン型である。
マトリクスドラゴンと同様に大型ゾイドに比肩するパワーを持つ一方、無理に出力を高めた反動からゾイドコアの寿命は極端に短いという。恐らくはレブラプターと同様に早期退役が多かったと思われる。
必殺技「ヘルズゲート」は頭部のマグネイズスピアと顎部のエクスシザースで敵を突き上げる攻撃で、ゲームなどでは特攻技として描写されている。
アニメでは
ゾイドフューザーズ
第18話に登場。チーム・ブラックインパクト所属のラスターニの兄レナートが導入した無人ゾイドで、合体時の大きさがバトルストーリーの物より大型になっている。
戦術AIの正確さと反応速度でマッハストームのライガーゼロファルコンとコマンドストライカーを翻弄するが、キメラドラゴンに組み込まれていたスーパーマグネトロンチャージャーが戦闘中に機能不全を起こし暴走、コロシアムから逃げ出してしまう。
コマンドストライカーやブルーシティ治安局を一蹴した上にRDのゼロファルコンを人間には不可能な速さで分離と合体を繰り返す正確な戦術で翻弄したが、AIとしての正確さを逆手に取られ、分離して自らを囮にしたライガーゼロに気を取られた隙に、ジェットファルコンに背後からバスタークローで刺されたところを、ストライクレーザークローを受け機能停止した。
暴走事件の黒幕曰くこのキメラはこれでも試作品に過ぎなかったようで、後にレーザーストームとシザーストームの開発・製造に繋がったと思われる。
なお、この一件でキメラドラゴンを導入した張本人であるレナートはチーム・ブラックインパクトのオーナーを降り、ラスターニに経営権が渡った(ゾイドでAIでなく人との絆で動かすのが本望であるのも証明しようとした)。
余談
ゲーム媒体では無人機の設定を再現するのが困難であるためか、有人操縦可能な機体となっている。
特に『ゾイドVS』シリーズでは、機動性は高くないが同型の武器を二重に装着でき、火力を底上げできるなど、優秀なゾイドの一体となっている。おすすめはケーニッヒウルフのデュアルスナイパーライフル二挺。
キットについては、上記の合体要員の単品売りに加え、4種セットのキメラドラゴンもEZ版とFZ版の2種が発売された(成型色に若干の違いあり)。合体時の余剰パーツが少なく、大型のパーツが多いので、カスタムの幅が広い。
(こちらはwebコミック『ZOIDS妄想戦記』に登場した「キメラゴジュラス」)
関連タグ
ロードゲイル…共通した装備が多い。