スペック
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概要
第二次大陸間戦争末期に登場した、ハヤブサ型の大型の飛行ブロックスゾイド。複雑な背景のもとにあるゾイドの一体でもある。
BZ版(バトルストーリー)とFZ版(ゾイドフューザーズ)ではカラーリングが異なり、前者が黒とグレーを基調にした落ち着いた配色なのに対し、後者は金と銀を基調にした派手なカラーリングになっている。
特徴
本体に小型ながらエナジーチャージャーを搭載しており、強力な機体出力を持つ。そのため、重武装ながら超低空をマッハ3で飛行可能としており、マグネッサーウィングを兼ねたバスタークローによって重ゾイドをも撃破可能な恐るべき戦闘力を秘めている。
キットには説明されていないが、バスタークローにはバーサークフューラーの物と同様にビームキャノンやEシールド発生装置を備えている設定があり、バトルストーリーではエナジーライガーのエネルギーを解放する為に使用している他、アニメ『ゾイドフューザーズ』では単体でもライガーゼロファルコンの状態でもビーム砲として使用している。
本機はライガーゼロとの合体(Ziユニゾン)によってライガーゼロファルコンとなる。なお、エナジーライガーとのリンク機構自体は残っており、もしこの2機が合体すれば、現行のあらゆるゾイドを上回る怪物ゾイドが誕生すると言われている。
劇中での活躍
バトルストーリー
元々は、ZOITECがネオゼネバス帝国のエナジーライガーとの合体を前提に開発した機体であったが、強力なブロックスを求めるネオゼネバス帝国が同社に対し軍事進攻をも見据えた恫喝を行った事に同社が反発。
本機をヘリック共和国に提供し、共和国軍の開発陣との共同でライガーゼロ用の「B-CAS」に再調整した経緯がある。
ZAC2109年に行われた旧共和国首都近辺での戦いにおいて活躍。エナジーライガーの猛攻によってフェニックスを破壊されたライガーゼロの元へ飛来し、ライガーゼロファルコンへと合体した。エナジーライガーが暴走した際はジェットファルコンとバイパスを接続することで過剰エネルギーの強制排出を行った。
ネオゼネバスとの決戦までに完成した機体は10機にも満たないごく少数で、「B-CAS」として合体運用が公式に記録されているのはレイ・グレックの搭乗機体のみとされる。戦後はほとんどの機体が破壊または絶滅したと言われている。
- そもそも、電撃ホビーマガジンの設定では、共振により強引に出力を上げる「B-CAS」搭載ゾイドの寿命は短いとされる。
ゾイドフューザーズ
第16話より登場。
最初はウルカの森の遺跡で石化した状態で眠っていた。
- つまり、この世界観ではブロックスも古代から存在していたことがうかがえる。
森にやってきたRDのライガーゼロと彼の仲間達が窮地に陥った時、フェニスの声を聞いたマットの協力で覚醒。そのままライガーゼロとユニゾンしてライガーゼロファルコンとなった。
以後はファイヤーフェニックス同様に自らの意思で行動して合体するが、ファイヤーフェニックスと違って常にRD達と行動を共にしている。また、ファイヤーフェニックスと同様に強烈なソニックブームで地上のゾイドを翻弄する場面があるが、ファイヤーフェニックスとは異なり、バスタークローやそれに内蔵されたビームキャノンを使用する場面がある。羽ばたいて飛ぶなど鳥らしい飛び方をしていたファイヤーフェニックスに対し、そのような飛び方はせず航空機的な印象が強いのも対照的。
ちなみに、ダンには非常に古いゾイドと分析されていたが、これがRDの父親が求めた「伝説のゾイド」であったかどうかは定かではない。
- 「伝説のゾイド」に関しては最後までふいんき程度の扱いでしかなかった作品の問題と言えるが。
キット
大型(通常ゾイドなら中型)のボディにブロック2個が付属する…はっきり言ってブロックス詐欺である。
そのためブロックが無くても尾羽を付けられないだけだったりする(一応、二つのブロックはライガーゼロとの合体の為の接続パーツと言う役割がある事にはある)。
バリエーション
ラピッドファルコン
ファルコンバースト
余談
- 共和国側というイメージの強い ZOITEC であるが、あくまでも企業であるために、必要とあらば帝国側とも協力するということがジェットファルコンの歴史から読み取れる。