概要
正式名称は「ラブライブ!スーパースター!! Liella! First LoveLive! Tour ~Starlines~」。
「ラブライブ!スーパースター!!」作中に登場するスクールアイドルユニットLiella!のキャスト陣による最初のライブイベント。
TVアニメ1期をベースにしている。
2021年10月30日~2022年1月9日の2か月余り、デビュー後1年にも満たないキャスト陣が、ほぼ毎週末に10都市20公演を行うという驚きのツアーとなった。
先輩グループの1stライブが1~2日間のみの公演だったことを考えると、異例の長期戦である。
ライブ会場は千~2千人程度の小ホールであり、ブーム前だったμ's 1stはともかく、Aqours 1stや虹ヶ咲 1stが1万人規模のアリーナだったことを考えるとこれまた異例。
コロナ禍でAqoursの大規模ライブが何度も中止となったこともあり、1つや2つは中止になっても致命傷にならない態勢としたのでは? との説もあるが真相は不明である。
結果的にコロナ第5波と第6波の間に収まったことで、一度も中止や無観客になることはなく、また出演者の欠席もなかった。
東京公演にて追加公演が発表され、最終的には2022年1月16日まで、11都市22公演が行われた。また追加公演は8千人収容の東京ガーデンシアターとなった。
出演
<東京追加公演ゲスト>
会場・スケジュール
スケジュールは2021~2022年。
公演名 | スケジュール | 会場 |
---|---|---|
群馬公演 | 10月30日、31日(土日) | ベイシア文化ホール 大ホール |
岡山公演 | 11月6日、7日(土日) | 倉敷市民会館 |
北海道公演 | 11月14日、15日(日月) | まなみーる岩見沢市民会館 大ホール |
大阪公演 | 11月20日、21日(土日) | オリックス劇場 |
東京公演 | 11月25日、26日(木金) | LINE CUBE SHIBUYA |
福岡公演 | 12月4日、5日(土日) | 北九州ソレイユホール |
愛知公演 | 12月11日、12日(土日) | 日本特殊陶業市民会館フォレストホール |
千葉公演 | 12月17日、18日(金土) | 森のホール21 |
福井公演 | 12月25日、26日(土日) | フェニックス・プラザ 大ホール |
宮城公演 | 1月8日、9日(土日) | 仙台サンプラザホール |
東京追加公演 | 1月15日、16日(土日) | 東京ガーデンシアター |
12月31日には合同カウントダウンライブに出演したため、休める週は全くなかった。
また東京追加公演の翌週には、同じ会場でR3BIRTHライブ&ファンミーティングが行われた。
セットリスト
特に記載がないものはLiella! 5人の参加。
基本セトリ
02.だから僕らは鳴らすんだ!
MC、コーレス
03.未来予報ハレルヤ!
04.GOING UP! / かのん
05.1.2.3! / かのん・可可・千砂都
アニメ振り返り(1期2~3話)
06.Tiny Stars / かのん・可可
07.バイバイしちゃえば!? / 千砂都・すみれ
08.常夏☆サンシャイン / かのん・可可・千砂都・すみれ
幕間映像(リエラのうた)
09.リエラのうた1
10.リエラのうた2
11.リエラのうた3
アニメ振り返り(1期7~8話)
12.瞬きの先へ
アニメ振り返り(1期8話の恋加入シーン)
13.Wish Song
MC
14.ノンフィクション!!
15.Day1
16.Dream Rainbow
17.私のSymphony / かのんソロ → 5人
アニメ振り返り(1期11〜12話)
18.Starlight Prologue
MC
19.未来は風のように
幕間映像(プロジェクトの軌跡)
EN1.始まりは君の空
EN2.Dreaming Energy または Dancing Heart La-Pa-Pa-Pa!
MC
EN3.この街で今キミと
リエラのうたパート
群馬Day1:Primary(恋)、Memories(千砂都)、Message(すみれ)
群馬Day2:Primary(恋)、Message(すみれ)、Ringing!(千砂都)
岡山Day1:Primary(恋)、Memories(千砂都)、Dears(すみれ)
岡山Day1:Primary(恋)、Ringing!(千砂都)、Dears(すみれ)
北海道Day1:Anniversary(恋)、Message(すみれ)、Ringing!(千砂都)
北海道Day2:Anniversary(恋)、Ringing!(千砂都)、Dears(すみれ)
大阪Day1:Anniversary(可可)、Ringing!(千砂都)、Dears(恋)
大阪Day2:Memories(千砂都)、Anniversary(恋)、Message(すみれ)
東京Day1:Message(すみれ)、Ringing!(可可)、Dears(恋)
東京Day2:Memories(千砂都)、Message(すみれ)、Dears(恋)
福岡Day1:Primary(千砂都・恋)、Anniversary(可可・恋)、Message(かのん・すみれ)
福岡Day2:Primary(可可・恋)、Memories(かのん・千砂都)、Dears(すみれ・恋)
愛知Day1:Primary(かのん・恋)、Ringing!(可可・千砂都)、Dears(すみれ・恋)
愛知Day2:Primary(恋・すみれ)、Memories(かのん・千砂都)、Anniversary(可可・恋)
千葉Day1:Primary(すみれ・恋)、Memories(かのん・千砂都)、Anniversary(可可・恋)
千葉Day2:Primary(可可・恋)、Memories(かのん・千砂都)、Dears(すみれ・恋)
福井Day1:Primary(5人)、Ringing!(可可・千砂都)、Dears(すみれ・恋)
福井Day2:Primary(5人)、Anniversary(可可・恋)、Ringing!(可可・千砂都)
宮城Day1:Primary(5人)、Anniversary(可可・恋)、Dears(すみれ・恋)
宮城Day2:Primary(5人)、Ringing!(可可・千砂都)、Dears(すみれ・恋)
東京追加Day1:Primary(5人)、Departure(5人)
東京追加Day2:同上
宮城、東京追加公演でのセトリ変更
- 宮城Day2
EN1.Tiny Stars アコースティックVer / かのん・可可(伊達さんのギター演奏)
EN2.この街でいまキミと
EN3.Departure
- 東京追加Day1
バイバイしちゃえば!? → HOT PASSION!! → 常夏☆サンシャイン の順
(常夏☆サンシャインではサニパがバックダンサーを務めた)
EN3.Shooting Voice!!
- 東京追加Day2
バイバイしちゃえば!? → 常夏☆サンシャイン → HOT PASSION!! の順
(HOT PASSION!!ではLiella!がバックダンサーを務めた)
EN2.Shooting Voice!!
余談
- コロナ禍の中で結成されたLiella!にとって、このツアーが初めての有観客ライブとなった。
- 「この街でいまキミと」では間奏中に、キャストと観客席の記念撮影が行われた。例(公式ツイッター)
- 全公演で有料生配信が行われた。2021年の間はGOTOイベント制度により千円安かった。東京Day1以降は、最後に配信限定コーナーが追加された。
- Starlight PrologueではMVに合わせて会場が5色に分かれるよう、観客がブレードを点灯した。通称リエライン。
- 伊達さんは3曲目から5曲目まで3曲連続、MCや幕間映像を含めると6曲連続の重労働となったが、特にアクシデントもなくやり遂げた。
- 伊達さんのコーレスにある歌は、Day2ではハンバーグからご当地グルメに変わった。千葉公演なら「ピーナッツもいい~」など。
- 群馬公演のTiny Starsは伊達さんとLiyuuさんの身長差により高さが合わず、伊達さんが必死に腕を伸ばして手を合わせていた。岡山公演からはLiyuuさんが腕を少し下げて改善された。
- 劇中歌のうちノンフィクション!!だけは専用衣装がなく、Wish Song衣装でのライブとなった。専用衣装は2ndライブに持ち越し。
- ノンフィクション!!→Day1のスーパーペイトンタイムは大いに盛り上がり、その後のライブでも定番の流れとなった。
- 大阪公演では通天閣とのコラボが行われた。リリース(PDF)
- 大阪公演では「バーン!」「うっ!」の大阪定番ネタが披露された。兵庫出身の岬さんからは関西弁が多く出た。
- 東京公演の会場であるLINE CUBE SHIBUYAはOP/EDリリースイベントの会場でもあったが、当時はコロナ禍による無観客公演だった。今回のツアーで有観客のリベンジを果たした。
- 東京Day1は葉月恋誕生日の翌日であり、青山さんからもお祝いがされた。
- 愛知公演ではカメラを構えるポーズで「あいちーず(はい、チーズ)」と言うネタが披露され、2nd以降も引き継がれた。
- 福井公演はクリスマス当日であり、配信限定コーナーではサンタ帽をかぶった。Day2は大雪だったものの、終演時には小降りとなった。
- 宮城公演は伊達さんの地元凱旋となった。またDay2はLiyuuさんの誕生日であり、舞台上でもお祝いされた。
- 東京追加Day1で伊達さんから「次のライブまで長いですけれど」との挨拶があり、観客にどよめきが起こった。2ndライブはたった2か月後という過酷なスケジュールだったため。「次のライブまで2か月って、長すぎるって意味だよな?」「なろう系伊達さゆり」などとネタにされた。
- 東京追加Day2は新田恵海さんも見に来ていた。ツイート
- 電撃G'sマガジン2022年1月号~3月号の「旅するLiella!」コーナーで、キャストによる振り返りが行われた。ご当地グルメの写真が多い。
Blu-ray
以下の3形態で、2022年7月6日に発売。
Memorial BOX(群馬Day1、宮城Day2)
東京追加公演(東京追加Day2)
宮城公演(宮城Day2)
宮城公演版の収録ライブはMemorial BOXのものと同じだが、メイキング映像が違う。