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編集者:satokot
編集内容:当時は12月施行

セントウルステークス

せんとうるすてーくす

JRAの阪神競馬場で行われている重賞(GⅡ)。メイン画像は1995年優勝のビコーペガサス(ウマ娘)。

データ

コース阪神・芝1,200m
条件3歳以上
重量別定
備考1着馬にスプリンターズS優先出走権付与

概要

JRA阪神競馬場で施行されるGⅡ競走。

1987年に創設された短距離重賞で、当初はGⅢ阪神競馬場芝1,400mで開催されていた。

名の由来は阪神競馬場内にあるセントウル(ケンタウロス)像とされている。

ちなみにJRA騎手の教育教材に『セントウルへの道』というものがあり、人馬一体を理想とする内容とされている。

当初は賞金別定戦で、同レースからの出世馬としてはマイネルラヴなどがいた。

その後2000年にスプリンターズステークスの10月開催変更を受けて、距離を芝1,200mに変更。

関西におけるスプリンターズSのステップレースとして認知されるようになり、2002年に負担重量が変更。

2006年にはGⅡに昇格し、同年より始まったサマースプリントシリーズの最終戦に位置付けられている。

2017年以降は産経新聞社大阪杯からのスポンサー変更で、正式名称が「産経賞セントウルステークス」となった。

本番前の前哨戦なためか、1番人気が負けるケースが結構目立つ。

7月から始まるサマースプリントシリーズからの、夏の勢いがまだ通用する時期なため、伏兵が台頭しやすいと思われる。

最近20年くらいで1番人気馬が負けたケースとしては2000年のブラックホークや2001年のダイタクヤマト・2003年ビリーヴ・2007年キンシャサノキセキ・2009年スリープレスナイト・そして2012年と2013年のロードカナロアが挙げられる。

とはいえ、このレースを制してその後のスプリンターズステークスなどGⅠ優勝馬もおり、前述のマイネルラヴは1998年の同レースを制してスプリンターズステークス(当時は12月施行、タイキシャトルを破った。)を、ビリーヴは2002年の同レースを優勝して同年のスプリンターズステークス(この年は新潟競馬場で行われた)を優勝している。

また2017年・2018年に連覇を果たしたファインニードルは2017年のスプリンターズステークスのほか、翌2018年の高松宮記念も優勝し、2019年優勝のタワーオブロンドンは同2019年のスプリンターズステークスを、2020年優勝のダノンスマッシュは同2020年の香港スプリント、翌2021年の高松宮記念を優勝している。

関連項目

JRA 競馬 重賞 GⅡ

スプリンターズステークス 産経新聞

キーンランドカップ - 札幌競馬場で行われる本レースと同じスプリンターズステークス前哨戦(GⅢ)

産経新聞系列紙提供のJRA重賞

オールカマー - 産経新聞

阪神牝馬ステークス フローラステークス - サンケイスポーツ

オーシャンステークス - 夕刊フジ

前述にある通り、大阪杯もGⅠ昇格までは産経新聞提供だった。

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