マリオパーティ(初代)
さいしょのまりおぱーてぃ
概要
NINTENDO64で発売された、マリオシリーズのキャラ達(マリオファミリー)が様々な舞台でスーパースターを目指すボードゲーム。後にパーティゲームの定番となるマリオパーティシリーズの記念すべき最初の作品。
登場キャラクター
ボードマップ
各キャラクターの名前を模した6種類のマップとある条件を満たすと遊べるようになる2種類の隠しマップが用意されており、シリーズ最初の作品ながら後発作品と比較して遊べるマップは多め。
マリオのレインボーキャッスル
天空にそびえ立つ城に虹をかけるのが目的。ゴール地点にキノピオがいるが、ハプニングマスを踏むか会うたびにクッパと入れ替わる。
ドンキーのジャングルアドベンチャー
ジャングルに隠された宝を探すのが目的。バッタンが道を塞いでいたり、ハプニングマスを踏むと岩石が転がってきてルートにいるキャラを強制移動させてしまう。
ヨッシーのトロピカルアイランド
南国の島でピンク色のヨッシーを助けるのが目的。ドッスンが道を塞いでいたり、ハプニングマスを踏むとキノピオとクッパの位置が入れ替わる。
ルイージのエンジンルーム
謎の機関室にあるエンジンを起動させるのが目的。ターン毎に赤と青のゲートが入れ替わり進行ルートが変わる。
クッパのマグママウンテン
上記6つのマップを遊ぶとショップに地図が並べられて購入すると遊べるようになる。
火山に佇むクッパを倒すのが目的。ハプニングマスを踏むとクッパの攻撃で青マスが2ターン赤マスになってしまう。
えいえんのスター
上記7つのマップを遊んでスターを100個集めると遊べるようになる。
クッパに奪われたスターを取り戻すのが目的。ワープで移動するがクッパに出会ってしまうとスターを奪われてしまい、ワープのルートも変更されてしまう。
余談
マリオパーティシリーズといえば多種多様なミニゲームが目玉要素のひとつだが、シリーズ最初の作品だったのもあり、本作では4人で協力したり1人だけ失敗したらコインを失ったりなど、後発作品のボーナスミニゲームのように勝敗に関わらずコインを獲得できたり、多めに獲得できるミニゲームが多い。
また、コントローラーのスティックを回転させるミニゲームが何種類か収録されており、CMでやっていたもの相まって当時手のひらに3Dスティックを押し当てて回転させるプレイヤーが続出。手の皮がめくれる怪我が多発したりスティックの寿命を縮める原因にもなったため、後発作品ではこのような操作のミニゲームはほぼ登場しなくなった。
上記の影響かは定かではないが本作はNINTENDO64で発売されたマリオパーティシリーズの中で『マリオパーティ3』と共にバーチャルコンソールで一度も配信されていなかったが、2022年9月13日のニンテンドーダイレクトにおいてNintendo Switch Onilneで『3』と共に初めて配信されることが決定され、本作は『マリオパーティ2』と一緒に同年11月2日から配信された。
その後、『マリオパーティスーパースターズ』で第1作目『マリオパーティ』からスティックを回転させるミニゲーム2種類がリメイクされ、操作方法も当時のままだがミニゲームの説明画面で手のひらでスティックを回転させないよう注意を促す文面が記述されており、上記のNintendo Switch Onilneでも本作を開始する際に同様の注意書きが画面上部に表示される。
本作ではゲーム終了後に獲得するコインとスターがCOMは除外されるが、ポーズ画面でCOMをプレイヤー操作に変更すれば4人分のコインとスターを獲得する事が可能。