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サスペンスの編集履歴

2023-01-13 17:11:15 バージョン

サスペンス

さすぺんす

ストーリーの展開において、「この先どうなるのか」という不安感・危機感を与えることで、観客・読者の興味をつなぐテクニック。またそのテクニックが用いられている作品の総称。

概要

ストーリーの展開において、「この先どうなるのか」という不安緊張感を与えて観客読者を惹きつける手法。また、その手法が大きく使われている作品の総称。

この手法は、ミステリー(推理もの)、ホラーアクションものなどに用いられる事が多い。


ミステリーとサスペンス

ミステリーと混同されやすいが、ミステリーが推理を主とする作品であるのに対して、「サスペンス」は不安や緊張感(ハラハラドキドキ)を楽しむところを主に置いている。そのため、整合性のある真相が得られるとは限らない。


わかりやすい例として、冒頭の方で、犯人と犯行過程などが読者・視聴者にわかる作品(倒叙もの)は、サスペンスに分類される。


もちろん、探偵小説や推理小説でも、内容によっては、サスペンス内容であったり、真相を究める刑事ドラマでも、「推理サスペンス」などと紹介されるなど、例外的なことはしばしばある。

また、サスペンスの中でも犯罪を扱っている物はクライム・サスペンスと呼ばれる。


代表的な作品は『刑事コロンボ』や『古畑任三郎シリーズ』、『デスノート』。冒頭で事件の犯人やトリックが視聴者にはわかっている状態で、探偵役が犯人を追い詰めていく。

ミステリー作品では謎を解きたくなるのに対して、サスペンス作品では相手に真相を知られたくないという犯人側、侵入者側を見守りたくなる。


のちがいのように、大まかな特徴で分類は可能だが、例外作は多く、明確な線引きは難しいといえる。


語源

ラテン語の「suspensus(吊るす)」が語源。

「宙吊りになったように、あっちにいったりこっちにいったりして、不安定でハラハラさせる状態」を指す事からだと言われている。


関連タグ

物語

ミステリー 推理 推理小説 ホラー シリアス 殺人事件

クリフハンガー

スリル 恐怖 不安 緊張感 ハラハラドキドキ 手に汗握る


アルフレッド・ヒッチコック サスペンス界の大御所である映画監督。

マクガフィン 上述の監督が提唱した表現手法。


サスペンダー 語源を同じくする言葉。


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