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「丸くなったな不死身の龍 ディスってみろこれはフリースタイル」


『服が変』


「」



概要が変編集

くらげバンチおおのこうすけ氏が連載している漫画『極主夫道』5巻第38話に登場する台詞。

元々2019年10月04日に第38話が初公開された際、本台詞は同話に登場するコメディシーンの一つでしかなかった。

しかしその後、作者が2024年4月14日に「ラップバトルする主夫(0/4)」というタイトルを用いてXで再掲載した際に該当シーンをトップにもってきたところ、ラップバトルで到底出て来ようのないラップど素人の龍によるドストレートな言葉の暴力と、それに一撃で唖然とする剛田のシーンが見事なインパクトを残し、バズって有名になった。



経緯が変編集

主人公は、一晩に単身丸裸で抗争相手の事務所を10ヵ所潰したといわれる伝説のヤクザこと“不死身の龍(たつ)”。その龍の手で潰された平子組の元組員・剛田が因縁を付けてくるのだが、何故かラップを使ったフリースタイルバトルを仕掛けてくる。組を潰された剛田は足を洗った後、ラッパーに転身したらしい…

ラップをよくわかっていない龍は、とりあえず韻もほとんど踏まず自分の現職(専業主婦)とソレに関連する単語を羅列するだけ。それに業を煮やした剛田が「ディスってみろ」と言った所、韻を踏んだキャッチーな返しではなく、純粋暴力な言葉を投げつけられ一撃で意気消沈してしまう。というのが一連の流れ。

見事に撃沈した剛田に対して龍は普通に謝罪するのだった。

ちなみにこの時の二人の服装、それぞれ黒いスーツの上から片やラッパーらしいタンクトップ、片や主婦のエプロンと、ケチの付けようもなく「服が変」



解説が変編集

話自体はラップが流行する昨今、「ラップは言葉のプロレスであり、プロレスを成立させるための相互理解とルールがあること(=つまりラップをよくわかってない人に野試合をしかけてまともに成立するわけがない)」「いきなり野試合を開催しても観衆には何が何だかわからない」「相手だけでなく自分も言い返されるだけの覚悟が必要なこと」「ディスれば物理の暴力が返ってくる可能性があること(この時暴力を振るったのは剛田ではない人物で振るわれたのは龍だが、振るわれても仕方ないくらいの中々に失礼な事を言っている)」等、ミーハーが(やる前に入念な準備をしてから発信している)プロのラップをマネしてなんちゃってラップをすることがいかに危ういかを皮肉った内容となっている。特にラップについて解説している小宅(「しっかりせぇ おい おい!」のシーンの人)の台詞にもそれが表れている。



余談が変編集

  • Netflix配信のアニメ版では第43話(シーズン1のエピソード8)でアニメ化されており、龍役の津田健次郎と剛田役の木村昴のラップバトルが披露された。“剛田”でCVが木村昴···あれ?
  • 2024年になり、Bling-Bang-Bang-Bornなどを始め、当時よりもラップが流行している今だからこそ内容が突き刺さるのだが、トップページのインパクトの強さが全てを持って行ってる状況となっている。
  • 2024年の再掲載後、X=旧Twitterでは本シーンのパロディイラストが一時期席捲しており、Pixivにおいても本タグの関連イラストの多くがこの第38話のパロディイラストがほとんど。


関連イラストが変編集

ブルアカ漫画1808今流行りのやつ(修正済み)



関連タグが変編集

くらげバンチ 極主夫道

ラップ 言葉の暴力 Twitter発のネタの一覧


この変なTシャツヤロー!東風谷早苗が発した同義語。相手に促され放った言葉という点でも同じだが、こちらは尋常でなく強大な相手を前に畏縮する早苗が「そーんなに怖がらなくてもいい」とフォローされて安心した結果の発言でありあまり擁護の余地が無い。


氷室幻徳:物語後半で仲間に入ってからガチで変な服(それもオーダーメイド)を着始めたため、これを想起するファンも一定数いた模様(案の定パロディ絵が上がっている)。ちなみに途中からいくらかマシになったものの、文字Tだけは最後までこだわっていた。


麻雀(ギャグマンガ日和)…お互いまともにルールがわかってない状態で本気で進行させようとする光景はコレに似ている。










ちなみに最近は声優が主体となって大御所ラッパーに油を

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