「イエス、ボス」
概要
ワルズ・ギルに付き従う沈黙なサイボーグ戦士。階級は「特務士官」。
その正体は、ザンギャックの元特殊部隊隊員でジョー・ギブケンの剣の師匠であるシド・バミック。ザンギャックのやり方に反発し、ジョーと共に脱走を試みたが身柄を拘束され、大科学者ザイエンに洗脳・全身機械化改造を受けた。
他の幹部と異なり、ワルズ・ギルに対しては常に忠実。これは洗脳した上での忠実さであるが、ワルズも彼を信頼している節が見られる。
シドとしての記憶はないが、剣の構えは改造前と同じであり、それでジョーに正体を気付かれた。元超獣戦隊ライブマンの大原丈曰く、シドの姿に戻すのは不可能らしい。
第38話にて遂にジョーに倒されて機能停止。シドとしての魂は解放され、救われたのだった。一方のワルズは彼の死を悼み、弔い合戦に挑むも後を追う形で戦死する。
備考
名前の由来は「罵詈雑言+サイボーグ」だが、彼自身は寡黙な性格で口数もあまり多くはない。
スーツアクターは岡元次郎氏。そのため改造前と比べてマッシブな体型になっている。
関連タグ
ドクター・ケンプ/月形剣史、ドクター・マゼンダ/仙田ルイ、ドクター・オブラー/尾村豪:大原丈の同級生たちで彼らは自らの意志で地球征服を企む悪に寝返った連中。オブラーは離反したが他の二人は結局救えなかった。
スコルピオ:スーパー戦隊メンバーの兄でこちらは上記の3名と同じく自らの意志で悪に寝返った。
マリア・・・こちらも洗脳されていると知りながら付き合っていた敵幹部がいる。
幻獣キメラ拳スウグ・・・同じく敵側により怪人にされるも、因縁のある戦隊メンバーに倒され魂が救われた共通点を持つ。
ハカイザー:後の時代のスーパー戦隊に登場する怪人。こちらも戦隊メンバーの関係者が改造されたものだが最後は奪回された。
グレイズ・アイン…人間の体の大半を機械化したサイボーグ繋がり