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飛頭蛮の編集履歴2023/02/26 18:55:04 版
編集者:omake
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飛頭蛮

ひとうばん

中国の妖怪。人間の生首のような姿をしており、翼状の耳で空を飛ぶ。落頭民(らくとうみん)、または飛頭遼子(ひとうりょうし)とも呼ばれる。

概要

中国の妖怪の一種。中国語ではフェイトウマン(Feitouman)と呼ぶ。一言で表すなら「宙を舞う生首」。

昼間は普通の人間の姿と変わらないが、夜になると首(頭部)だけが胴体から離れて空を自由自在に飛び回るとされる。

一説によれば、飛頭蛮には首に赤い傷跡がある、あるいは飛ぶ前日に現れるとされ、それで見分けることが可能であるという。また、朝までに首が胴体のところへ戻ることが出来なければ、そのまま死んでしまうといわれている。

同じタグでろくろ首のイラストも出てくるが、これはろくろ首の原型がこの飛頭蛮であるという説から。ちなみに首が伸びるタイプの飛頭蛮もいる。

ろくろ首と特に区別する場合には、首が伸びず胴体から頭が分離して浮遊する妖怪のことを差す。

元々は中国の妖怪だが、周辺諸国だけでなく南米(チョンチョン)や東南アジア(ポンティアナクラングスイルなど)にも似たような伝承が伝わっている。地域によって人を病気にする、首から内臓がぶら下がっている、肥大化した耳を羽ばたかせて飛ぶなどの差はあるが、大体の伝承は上記の表現で済むことが多い。

図で表すなら、こんな感じ(ちょいとばかり余計なものも付いてるけど)

といつものようにこのシリーズのキャラを例に挙げてたら

飛頭蛮のエッセンスてんこ盛りのろくろ首妖怪が登場してしまった。

なんてこった。

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