機体データ
型式番号 | xvm-zgc |
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全高 | 20.0m |
重量 | 46.7t |
種別 | Xラウンダー専用機 |
概要
アセム編から登場するヴェイガン製MS。
Xラウンダー専用機であり、クロノスの兄弟機。パイロットはゼハート・ガレット。
胸部周りはクロノスと共通だが、シルエットと赤い機体色によってまったく違う印象を与えている。
後衛・重装型であるクロノスに対してこちらは前衛・高機動型として開発されている。
機体色の赤は火星の赤であり、イゼルカントのゼハートに対する期待から、このカラーリングが施されたとされる。
装備構成などはゼダス系の流れを汲みつつ、同時期に開発されたドラドの設計も積極的に採用された。
可変機構は持たないが、基本性能の高さと共にパイロットであるゼハートの技量と相まって通常のドラドの三倍の速度で行動が可能。
武装は掌のビームバルカン兼サーベルとゼダスと同様に尾の部分を実体剣として使用するゼイドラソード、胸部ビームバスターなど。
また手持ち火器としてビームサーベルとして使用可能なゼイドラガンを持つ。
ジルスベイン
ディーン・アノンらXラウンダー精鋭部隊が搭乗する機体。クロノスやゼダスMを思わせる黒をメインにイエローのアクセントを加えたカラーリングが特徴。
元となった機体であるゼイドラは当時としては高性能のXラウンダー専用機であり、後の時代でもXラウンダー部隊の主力機として通用するスペックを持ち合わせていた。後続機であるジルスベインは機体性能を扱いやすい方向へと改良を施し、武装面でも外付けのビットコンテナを装備させることによりXラウンダー専用機としての機能を強化した。他の武装はゼイドラ同様だが、レギルスと同型のライフルを装備した機体も存在している。
新設されたXラウンダー部隊の主力機として複数機が生産され、クランシェカスタムやガンダムAGE-2 ダークハウンド、ガンダムAGE-FXらと戦闘を繰り広げた。
余談
赤いカラーリングとマッシブなその容貌が、ゼノギアスのヴェルトール・イドとの共通点が指摘がある。現にゼノギアスのギアとガンダムAGEにおけるヴェイガン陣営、加えて超速変形ジャイロゼッターの主役機ライバードのデザインワークは同じ石垣純哉氏が担当しており、デザイナーの性格が強く反映された結果とも言える。
また、赤い機体色、「通常の3倍のスピード」、ゼハートが着けている「仮面」等、赤い彗星ことシャア・アズナブルを思わせる記号が散見される。