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翠蘭の編集履歴

2023-02-26 23:38:27 バージョン

翠蘭

すいらん

ここではヒューマンバグ大学に登場する殺し屋について説明する。

破アアアッ!

愚か者が、弾け飛ぶがいい、その命と共に

概要

翠嵐とは、

①山に立ちこめる青々とした気。緑に包まれたような山の雰囲気。

②山に吹く風。山嵐。

③ヒューマンバグ大学に登場するキャラクター

のことであり、ここでは③について説明する。


CV:畑耕平ヤシロこーいち


ヒューマンバグ大学に登場する中華系の殺し屋。アサシンギルド "CODE-EL" 内でも上位クラスの実力者として知られている。

あらゆる中国武術をマスターしており、あの元雲嵐とともに裏中国拳法二大巨頭と呼ばれている凄腕の暗殺者。


人物

容姿

腰まで届きそうな長い黒髪を後ろに三つ編みで束ねた髪型に赤い中華服が特徴的な男性。


性格

バースに「俺達(毛利派)に味方することはないと思うが、完全に敵対するとは」と驚いていたことから、少なくとも銀田のような外道に従うような人間ではないと思われる(実際にかつてのトップランカーであり認めた相手には敬意を払えるバースでさえ「貴様ほどの男」と言わしめている)。銀田に従っていたのは毛利派と戦いたいからという根っからの戦闘狂気質。


元々は元と同じ一族の出身だった。この一族は義を重んじる一族だったが翠蘭は自らのエゴと報われない正義を憂う余り抜けている。元曰く翠蘭は暴走状態にある。

中国の山奥にある義の暗殺を伝統とする武侠家の村で生まれ、幼馴染の元と共に中国武術を学び、将来は二人で村を支える存在になる事を期待されていた。だが命がけの暗殺をこなしても僅かな報酬しか得られず村が貧しい事に不満を覚えるようになり、さらに生来のプライドの高さから自分の実力に見合うだけの高額な報酬を得られない事で自分が正当に評価されていないと納得できなくなり、いつしか村の伝統に反感を抱くようになっていった。そして村の長老に直談判するものの「金に目が眩めば善人を殺める者が現れる」と言われて意見を認められず、遂には恩師である長老を暗殺して自分に共感した村の若者たちを連れて独自の暗殺集団を結成し裏社会に飛び込んでしまった。


CODE-ELの上位ランカーであった金鳳智からは嫌われているが、これは性格以上に戦い方を指している。


能力

上述の通り、組織でも上位クラスの実力者で、瓜生から武術はまさに至高の領域と言わしめ、香鈴も「化け物」または「怪物」と評しており、バースも「超難敵」として警戒している。刃物対策のために脚には鉄甲を仕込んでいる。


中国拳法の達人で、特に飛燕と呼ばれる蹴り技(打突)が得意で、その威力は人を余裕で殺せるレベル。武器持ちの相手であっても凄まじい強さの持ち主でなければ善戦すら叶わないほどの実力者である。武術の達人なだけに受け身を取るのも上手であり、本人の身体能力やタフネスもあってか、大型車に不意打ちで轢かれても大したダメージを受けていなかった。関節技の対処法も熟知しており、脱臼程度ならばあっさり直して見せるほど。気配を消す事にも相当長けており、同じく気配を消す事と察する事に優れている元を前準備ありとは言え見事な不意打ちを決めて見せたほど。


登場回

名前と姿だけ登場。あらゆる中国拳法をマスターしていることや蹴りで簡単に人の命を奪ってしまうことが紹介された。


銀田派についたことが判明。「中国拳法の申し子」、「怪物」と紹介された。


回想だけ登場。コモケンから本格的に動き始めたという情報が入った。


2022年12月24日の動画で瓜生と激突する模様。


満を持して登場。コモケンを追跡し毛利派アジトにその他大勢と共にカチコミを仕掛ける。出てきた瓜生、バースと戦闘になり、まずはバースと一騎打ちになる。元トップランカーにも全く引けを取らない格闘でバースと激戦を繰り広げる中仁美がアジトから逃走、鵺が追跡に入ったためそちらに向かったバースを攻撃しようとしたところ瓜生が割り込んできて予告通り瓜生VS翠蘭になる。瓜生に強烈過ぎる蹴りをぶちかまし瓜生が反撃しようとしたところ、なんの脈絡も無くゴミ収集車に乗った金鳳が登場、翠蘭に轢き逃げをぶちかまし雑魚を何人かゴミ収集車に投げ捨て抹殺した。だがなんと翠蘭は車にぶつかると同時に強烈な掌底をバンパーに打ち込む事で激突の衝撃を完璧に相殺しており全くの無傷というバケモノぶりを披露するが、2対1という圧倒的不利に追い込まれる。翠蘭は不利を悟りつつも今日は挨拶代わりだと捨て台詞を吐いて、いつでも襲ってきても構わないと背中をがら空きにして悠然と立ち去る余裕ぶりを見せつけた。その去り際も瓜生や金鳳から見れば好機な状況であったが、仁美やバースが気がかりだったのもあって追わなかった。


名前だけ登場。

共に裏中国拳法二大巨頭の一人である元雲嵐とは宿敵であることが判明。

元は毛利への恩義と、翠蘭を倒すことを目的に毛利派からの協力の要請を受け入れる。翠蘭の情報を得るため元はCODE-ELのアジトへ瓜生と共に潜入。番場裕次郎から、毛利派につけばいずれ翠蘭から殺しにくるだろうことを聞いた元は番場を殺害しアジトを脱出した。


冒頭、他のメンツが殺伐とする中、銀田が便乗してさっそく瓜生に「死龍 お前は今年死ぬ」と喧嘩を吹っ掛けたため、虎徹と伊集院の計らいでCODE-ELチームとして銀田、と分けられることになった。

銀田の主張を下ネタ扱いしたことで彼を困惑させた。また、元と決着を付けるという熱意を、鵺からは卑猥と断じられたことで、銀田と共に困惑のツッコミを入れる。


東山の家にあるチップリーダーを回収するため瓜生、金鳳、東山は組織に乗っ取られた東山の実家にカチコむ。金鳳が傷だらけになりながらも殺し屋12名全員始末したところで現れ、予告通り格闘家対決になる。金鳳の防御術と拳銃を組み合わせた戦法を取られるも、強力な武術と関節技を躱す動きで圧倒する。金鳳の執念で右肩と右肘を脱臼されてしまうも、脱臼程度ならばその場で迅速に直す応急処置によってほぼノーダメージの状況にして見せた。再び凄まじい拳打を浴びせ追い込んでいき、あえて大振りのパンチを混ぜる事で金鳳を懐に潜り込ませたところで強力な膝蹴りを腹に浴びせて内臓を激しく損傷させる。王手をかける中、チップリーダーを回収した瓜生と東山が運転する車をぶつけられてしまう。高い身体能力と受け身をしっかり取っていたのもあって大したダメージを受けていなかったものの、取り逃がしてしまう。


銀田派 悪に堕ちた拳法家VS毛利派 正義に燃える拳法家 因縁再臨


翠蘭が殺しをビジネス化した詳細が発覚。幼少の頃から元と共に切磋琢磨し合い、村の中でも一・二を争うほどの双璧となった。そんな中で翠蘭は努力や働きに反して貧乏である事を憂うようになっていた。そして自分達が受けている殺しの依頼の報酬が危険度に反して安過ぎることに怒りを覚え村の極貧と不当評価をどうにかするために殺しの報酬を高額にすることを提案するも、長老達からは断られる。翠蘭は話を聞かない村の長老を暗殺して手下を連れて村から失踪し善人殺しも含めた高額な暗殺ビジネスを始めた。


とうとう翠蘭は悪に堕ちていき、自分の能力と働きを正当に評価してくれるCODE-ELに入る事となった。


この村の危機に立ち上がったのは元で世界中を股にかけて追跡劇を繰り広げていた。


そして現在、翠蘭は囮を使って元の家で元に不意打ちをぶちかまし片目を潰すという衝撃の先制攻撃を決めた。ごく限られた人物しかしらないはずの元の家を、元の旧友であるヤンを尋問で甚振り自白剤を大量に打たせ廃人にした挙句に聞き出すと言う卑劣な方法で割り出したのだった。


義理に篤い元でさえ「落ちるところまで落ちたか!」と激昂させ、戦闘が始まった。


銀田派 悪に堕ちた拳法家VS毛利派 正義に燃える拳法家 因縁決着‼そして‥‥


先の不意打ちによって流血で左半分の視界が塞がり鳩尾を蹴られた事で足が痙攣する元に足技のらっふを浴びせていくが、一瞬動きが大きくなっってしまった隙を突いて元は強烈な寸勁を叩き込む。


そこから元は強烈な拳打のラッシュを叩き込み痛烈な一撃を浴びせるが、親指を根元まで元の腹部まで穿ち、一瞬の隙を突いて強力な蹴りを浴びせ返す。


翠嵐もまた、仕事の合間で地道な鍛錬を怠っていなかった。


元は弛まぬ努力なしでは会得出来ない技や力を認めながら、それを金のために使う翠嵐に悲壮な思いを吐き出す。その言葉に貧しさから逃れたい思いを零しながらも、元の強さを認めていた。


最早どちらかが死ななければ終わる事のない宿命。低くバックステップする自分と一気に間合いを詰めようとする元だが、戦闘前に仕掛けた鋼線に気付いてた元は動きを僅かに止める。その隙を見逃さず、元の喉元辺りを蹴り抜き、槍のような追撃を躱されたものの、インドの古武術を交えた蹴り技で元の後頭部に浴びせる事に成功する。勝負ありと思われたが‥‥。


かつて憧れた自身が道を踏み外してしまったからこそ自分の手で止めなければならないと言う凄まじい信念で立ち上がる元の姿だった。


気力で立ち上がる元に決め切れなかった屈辱から更なる追撃を仕掛ける。元は最後の一発を放つために防御に徹しながら深く呼吸をしながら機会を待つ。そして勝負を決めんばかりの一撃を放ち、翠嵐の靴は鉄製のブーツもあって元は左手で叩き落とす際に砕けてしまうが、痛みを超えて自らの懐に飛び込む。


放たれたのは、師匠と憧れだった自分から教わり中国拳法の基本打突である"崩拳"であり、その威力は自身の臓腑を完全に破壊するモノだった。


そして、自らの命の灯は今にも消えんばかりの状況になった。


そこに元が歩み寄り、「自分など及ばない天才」と信じて疑っておらず、もしも真摯に鍛錬を積んでいれば自分の敵ではないと賛辞を贈られた。対して天才的センスを持っていたためにすぐに技を体得できてしまうせいで一つの事を極められない自身の悲壮を吐露した。


不器用ながらも教えられた基礎を絶やす事なく磨きに磨き義侠心を守り抜いてきた元、天性のセンスで幅広い技を身に付けるセンスがあったために一つの事を極める事をどこかで諦め闇に堕ちた翠嵐。勝負を分けたのは、義を信じ抜いた心の差だった。


考えや価値観を変えるきっかけになった貧困も嫌だったが広い世界を見たかった自身の細やかな夢と同郷にして共に腕を磨き合った元になら殺されても悔いはなかったと言う本心を吐露し、その命を散らした。


そして、元の意向により生まれ育った村に弔うため、その遺体と魂を葬られる事となった。


モデル

「至高の領域と評価される実力の持ち主」「武器を使わず身体能力で勝負し、特に蹴り技が自慢」「武人もしくは戦闘狂気質の持ち主」「頭がおかしい上司がいる」という特徴から、モデルは猗窩座と思われる。


余談

出身

上記のTwitterでの回答によると、元々は義を大切にしている別の暗殺集団の出身であることが仄めかされている。この点から、元プロ柔道家でCODE-ELに行き着いた藤田と同様に大半を占める孤児だった構成員とは異なり後から参入した身であると思われる。


車との悪縁

また、彼は現時点で本編に2回登場しているがそのいずれの回でも不意打ちで車に轢かれている。しかも2度目に関しては瓜生から「お前 週1回轢かれとけ」と言われてしまう始末である。ただし、前述したように2回とも轢かれた際に受け身を取っていたのでほとんどダメージは入っていなかった模様。


関連タグ

ヒューマンバグ大学 殺し屋 CODE-EL

格闘家 中国拳法 戦闘狂


鷺忌 - 同じく組織の殺し屋で、中国拳法を使う。ただし、素手での戦いを好む彼と異なり、鷺忌は隠しの甲冑や暗器なども援用するスタイルである。


元雲嵐 - 同じくヒューマンバグ大学に登場する中華系の殺し屋。裏中国拳法二大巨頭の片割れでもあり、因縁の宿敵。また、蹴りを主体とした戦闘スタイルの翠蘭に対し、元は発勁といった拳を用いた戦闘スタイルで、さらに必要に応じて武器も使う。


黒澤航太郎 - 同じくヒューマンバグ大学に登場する獅子王組黒澤派のトップ。元々は仁義を重んじていたが、貧困が原因で組織の教えに背き仁義外れになった末に大切だった人物を殺めてしまった点が共通している。

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