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ジード(北斗の拳)の編集履歴

2023-03-08 01:30:30 バージョン

ジード(北斗の拳)

じーど

ジード(Z-666)とは、漫画『北斗の拳』の登場人物にして、悪役第1号である。

CV:蟹江栄司(TVアニメ版)/柴田秀勝(旧劇場版)/宮坂俊蔵北斗無双シリーズ)


概要

バイクを駆り、略奪と殺戮を重ねる凶悪な野盗集団『Z』のリーダー。3m位の巨漢に見えるが、作者が「悪役はデカ目に描いている」と後に語っているので実際はもっと小さい可能性もある。

左の額には不吉な獣の数字「Z-666」の刺青がある。


リンの村を襲撃し、リンを人質に取って食料を要求するが、その前にケンシロウが立ちはだかる。

北斗百裂拳を食らって尻餅をつくも全くダメージはなく、「きさまの拳など蚊ほどもきかんわー!」と吠えてケンシロウの背後から襲い掛かろうとした。

だが、おまえはもう死んでる……」と言うケンシロウの台詞を訝しんだ次の瞬間、そのの巨体は内部から破裂し吹き飛んでいた。

世紀末救世主伝説が幕を開けた瞬間である。


暴力が支配する世界の象徴として、水や食料を求めて殺戮を行い、「今の時代に時限爆弾のような精巧な武器が残っているわけがない」というセリフで、文明が後退してしまったことを暗示するなど、「北斗の拳」の世界観を端的に表現する役割を十二分に果たした人物の一人。

なにより動機が水と食料=生きる為だったことは、彼らも核戦争の被害者であることの証左である。


手下には呼び捨てされいささかリーダーとしての威厳には欠けているが非常に仲間想い。

ケンシロウに殺された仲間の死体を発見した時と、ケンシロウの北斗神拳で仲間が殺される様を目の当たりにしたときの二度に渡り怒りを爆発させていた。


漫画『トキ外伝 銀の聖者』では本エピソードの前日譚が描かれており、この時は大剣を携えていた。更に、本編より率いている手下が多かった。


派生作品

アニメ版

北斗百裂拳を受けて倒れた後、北斗神拳の解説をする長老の声をバックに、目をつむって「あぁ、やられた…」という感じの表情を見せるが、顔をさすって鼻血一滴すら流れていないことに気づくと、「脅かしやがって!」と言わんばかりに起き上がるという、細かいリアクションを取っている。

しかしもちろん末路は同じ。原作では「なにィ~!?い!?」で爆死したが、こちらでは「おわだぐでぃびひでぶー!!」と、ハート様を差し置き「ひでぶ」第1号となった。


劇場版

身長が周囲のチンピラの倍くらいありそうな超巨漢として描かれている。

アニメ同様にリンを人質に取ろうとするも部下はケンシロウに殲滅され、北斗百裂拳を受けたあげく額がめり込むほど殴られて地面に叩きつけられる。

そして、自力で額を圧し戻し、何故かやられる前の数倍の巨体になってしぶとく起き上がって来たものの、当然ながら「お前はもう死んでいる」と吐き捨てられ、「ひぇぇ~、どぉ、ばああ!」と叫び爆死した。


北斗無双シリーズ

なぜか斧ではなく金棒の二刀流で戦う。地面をブッ叩いて土砂を打ち上げ前面の敵を攻撃してくる。

こちらではラオウくらいの体格で描かれているので、誇張表現を抜きにすればその程度の身長だったのかもしれない。


世紀末ドラマ撮影伝

北斗の拳が80年代のアクションドラマという設定の本作では、プロレスラーの木村正が演じる。

ドラマ開始前の構想では北斗神拳は喰らった敵が吐血して倒れる発勁のような技であり、第1話のボスであるジードは顔中の穴という穴から血を吹き出すための人形が用意されていた。

しかしコンプレッサーで血糊を送るためのホースが内部で絡まったことで逃げ場の無くなった圧力により人形は破裂(木村は「俺が爆発したぁ!?」と驚愕している)。このトラブルで監督の原口勝夫は敵の肉体がド派手に弾け飛ぶ着想を得るのだった。

演者の木村は後に特殊メイクを施しデビルリバースの役で再度出演している。


可動フィギュア

海洋堂の「リボルテック北斗の拳EVOLUTION」ではケンシロウと同時発売。

その商品名は何と、


「爆裂!!ジード団」


である。商品名の通り、北斗百裂拳を食らって爆発四散するモーションを完全変形にて再現しており、これがリボルテック初の完全変形フィギュアともなった。


関連項目

プレイステーションでのゲームのおまけにある「世紀末シアター」を使用したMAD動画真・世紀末死あたぁ伝説においては、ジャギの俺の名を言ってみろ!」に対しキャラが「ジード!」「ジャッカル!」等と返すネタが有るので、ジャギのイラストにつけられる事も。

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