概要と由来
『ドラゴンボール』などで、掌から気の光弾を生成し、続けざまに放って相手にぶつける技のこと。ベジータが使う場面の印象が強いためか、一部では王子戦法と呼ばれることもある。
元々正式名称は無く、例えばDBのゲームであれば「連続エネルギー弾」などと呼称されていたのだが、ドラゴンボールグミのCMでベジータと孫悟空がグミを取り合うという描写があり、CM中では使う場面がないのだが、この名称(光弾がグミに見えることから)がネット上で名づけられた。
ドラゴンボールにおける扱い
ベジータの代名詞みたいな扱いだが、実際は悟空を始め、悟飯、クリリン、ピッコロ、トランクス、フリーザなど、作中ではあらゆるキャラが本戦法を使用している。
しかし使用回数はベジータが群を抜いて多く、効かなかった回数も比例して多い。
その為、グミ撃ち=相手の生存フラグというジンクス的なものが出来てしまった。というのも、グミ撃ちをした際、かなりの確率で塵埃が舞い、対戦相手の姿が見えなくなってしまい、そこから無傷の相手が姿を現す描写が多い為である。
ただ劇場版等アニメオリジナルでの使用例はともかく、原作のみに目を向けると少し評価が変わる。
最初の犠牲者のザーボンはそれが致命傷レベルの大ダメージを受け、悟空が使用した際にはセルがバリアーで何とか耐え、息を切らせるほどの活躍を見せた。
ゴテンクスが使用した際もブウ第二形態には有効であったが付近にドラゴンボールがある可能性があったため急いでピッコロが制止させた。
その為ダメージが有効に入らなかったのは
であり、ベジータVS純粋ブウの時は時間稼ぎという本来の目的であれば悟空もいけると感じる位には有効であった。特にブウは完全に消滅させない限りは有効打にならないことを考えるとある意味ノーカウントとも言えるので、実質的に効果がなかったのはベジータ→セル時、ブウ→悟空時くらいである。
それらの点から連続エネルギー弾はグミ撃ちで弱いと言われても原作のみの読者からはピンとこない意識の剥離が生まれている。
ゲームでは必ずと言っていいほどベジータの技に採用され、他のキャラクターよりもエネルギー弾を放つスピードが速いといった利点が付属していることもある。
原作で魔人ブウがグミ撃ちをしたシーンで悟空が「ベジータの技だ!」と発言しているなど、彼の代名詞のような扱いになっている。
関連項目
関連キャラ
ハドラー:作中にてヒュンケルとの一騎打ちでイオラをグミ撃ちで連射していた。
ポップ(ダイの大冒険):彼も作中にて、ミストバーンを相手にイオのグミ撃ち連射をした事がある。